DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 豪次期潜水艦で共同開発 高まる期待にメーカーは… 「なかなか信じていただけないが、防衛産業というのは本当に儲からないものなのです。祖業だから――この一点がなければとうの昔に切り離しています」(潜水艦建造実績のある防衛産業大手役員) 今年5月、政府はオーストラリアの新型潜水艦の協同開発に向けた技術供与を行う方針を固めた。海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう型」をベースとするものである。 オーストラリアがかねてから日本に要請していた、共同開発国選定の手続きへの参加も、国家安全保障会議(NSC)で決まった。日本が選定されるのは「ほぼ確実な情勢」(防衛省関係者)であり、正式に決まれば、今年中にも日本は海外に向けて兵器の技術供与に踏み込むこ
<原題> Genetic Engineering of Food Crops for the Third World: An Appropriate Response to Poverty, Hunger and Lagging Productivity? http://www.foodfirst.org/progs/global/biotech/belgium-gmo.html 『食糧第一』食糧と開発のための政策研究所(Food First/Institute for Food and Development Policy) 共同代表 Peter Rosset, Ph.D. 著 email: rosset@foodfirst.org 概要 この文章では輸出向け農産物の生産ではなく、第三世界の国民が自ら食べるための食糧生産について取り上げたい。第三世界諸国の国内における食糧市場を見たとき、
『人頭税はなかった』来間泰男著 榕樹書林・900円+税 人頭税はなかった―伝承・事実・真実 (がじゅまるブックス) 「人頭税」とは、担税能力の差に関係なく、各個人に対して一律に同額を課する租税のことである。19世紀末まで、宮古・八重山の先島地域は「過酷な人頭税」に苦しめられてきたとされ、時には「先島差別論」とも重ねて論じられてきた。 本書は、新たな歴史像を提示し、これまでの「人頭税」をめぐる議論に一石を投じている。議論の詳細については、実際に本書を読み解いていただきたいが、近世琉球の租税制度や「人頭税」がどのように論じられてきたかを紹介するとともに、「沖縄県旧慣租税制度」などの一次史料を検証し、近世琉球の王府が「間切・村」単位に租税を賦課していたこと、当時は夫役が中心であったために、先島地域のみならず、沖縄本島地域をも含めて「人頭税的」な租税制度ではあったが、決して「人頭税」では「なかった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く