小さな頃から、口ばかりよく回る子供でした。 幼稚園になるころには、子供百科事典を端から端まで読んでは台所にいる母に「ねえ、ライオンはアフリカにいるんだよ」とか「 宇宙にはたくさん星があるんだよ」と、きかれてもいないことを口うるさくしゃべってばかりだったそうです。 持って生まれた性分はアメリカと日本で交互に生活するうちにさらに強調されていったようにも思えます。周囲にとけ込めない不安が先立って周囲の人にひけめを感じているせいか、どうしても「自分にだってこれだけのものがあるよ!」と、また聞かれてもいないつまらないことを話して回るクセがついてしまいました。 大人になってある程度意識的にこうしたクセを矯正することはできるようになってきましたが、それでも人の話を聞く以上に自分がしゃべっていることはいつも意識していました。対話よりも、自分の言葉を優先しているのです。しかし逆にいえば、**私にとってこの「
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