ブログにも既に何度か書いたが、昨年12月19日、俺は2度目の脳梗塞発作を起こして死にかけた。医者や親父の話を聞くと、脳出血も起こしていて本当に死の一歩手前まで行ったようなのだが、残念なことに俺はまったく覚えていない。麻酔でぐっすり眠っていたからである。 だから、死の淵をかいま見た人の多くが体験するという、いわゆる「臨死体験」も経験しなかった。もしかすると経験したのかもしれないが、全然覚えていない。勿体ないことである。立花隆の『臨死体験』その他類書をひもとくなら、臨死体験のパターンは世界中でおおむね決まっていて、暗黒の世界にある暗く狭い穴にグングン引き込まれていくと、突然視界が開けて光に満たされた広大な空間があらわれるのだという。人によってはそこは草原であったり花畑であったりするそうだが、なぜか前方に川が流れていて、向こう岸に死んだはずの肉親などが立っていてこっちに向かって手を振っている。そ
Windows Vistaの発売によって意外にパソコンが売れているという事実が明らかになったのは既に書いたとおりですが、実際に買い換えようと思ってもどれを買えばいいのかわからないという経験は多いわけです。 こういう声を受けたためなのか、実はWindows Vistaには買い換え時などに参考になる数値として「Windows エクスペリエンス インデックス」というものがあります。この数値は1.0から5.9まであり、3.0あればVistaのAero機能がストレス無く使えるレベルである、というようになっています。 というわけで、実際に店頭で購入しようと思っているパソコンの「Windows エクスペリエンス インデックス」確認法と、その結果をまとめたサイトを紹介しておきます。購入時や買い換え時の参考にしてください。 まず、スタートボタンをクリックして「コントロール パネル」を開きます 次に「システム
前編はこちら 今回は、読者にとってつまらない記事に見せないための方法である。せっかくいいアイデアにあふれた記事であっても、見た目が悪いと台無しである。 記事の対象を明確にしておくことみんなに見てもらいたい記事なら難しい言葉はできるだけ避けるようにするとか、同業者が対象の記事ならできるだけ自分のアイデアが相手に伝わりやすいよう工夫するとか、そういう配慮はしておくべきである。読者はまずタイトルを見て記事を読むかどうか決める。中をのぞいてみて、わからないことだらけでお手上げになったり、誰でも知っていることをさも大発見のように自慢げに語られたりしたら、かなりの失望が読者に起こるだろう。誰が対象の記事を書いているか自分の中で決めておいて、その上で文章を仕上げていかないと、多くの人に受け入れられるエントリは出来上がらないと思う。 見やすい記事を書くよう心がける文字が詰まっていると、読みにくいどころか、
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか スポンサード リンク ・最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故、スリーマイルアイランド原発事故、エールフランスのコンコルド墜落事故、ハッブル宇宙望遠鏡の主鏡研磨失敗、アポロ一号の火災事故など、古今東西数十件の世紀の大事故をケースとしてとりあげ、事故の発生メカニズムと人的要因を分析した本。 研究書だが事故の前後の描写がドキュメンタリタッチで生々しく描写されていて、読み物としてスリリングである。現代の大事故は巨大なマシンが引き起こすものばかりだ。それを操る人たちは快適な制御室で計器類の前に座っている。計器上の数値から巨大マシンの状態を読み取る際に、重責のプレッシャーや長時間労働の疲れ、仕事への慣れなどの原因によって、認知や判断に誤りが生じ破滅へ至るケースが多い。 前兆のない大事故
日本出張で久しぶりに古巣の大学を訪問し、情報大航海プロジェクトの中のえらいひとにお会いした。 当初、官製グーグル(日の丸検索エンジン)つくってどうする?みたいな批判が多かったが、経済産業省の人の反論もあった。官僚側のえらいひとやITベンダーの中の人々と、大学のえらいひとでは考えも違うかもしれないが、実際のところを(酒の席で)うかがった。 たしかにプロジェクト構想の初期には、打倒グーグルみたいな発想があったそうだ。でも議論を進めてすぐに、同じ方向性で対抗してもしょうがない、という結論に達したそうだ(まあそりゃそうだ)。映像解析やセンサー技術など、日本に優位な技術がある分野に注力するということと、インターネットの情報だけに限らず、実世界の情報(センサー情報とか)を対象にしようという話になったとのこと。 プロジェクトの成果としては、従来のように「ITベンダーが集まってプロダクト(のようなもの)を
経営層は、会社に都合の悪い人間を排除することにとても熱心です。 だから、人事や業務フローの会議のとき、「こういう人を排除する仕組みにしましょう」という前提で話をすることがよくあります。 当然、無能な人と嫌われ者は排除されがちですが、そのどちらでもないのに排除されてしまう人がいます。 たとえば、「よくいるんだ、こういう経理のおばちゃん。そういう人をのさばらせないために、こういうシステムにするんだ。」という管理部長の人がいました。 彼の言うには、経理処理システムを、経理のおばちゃん*1にまかせておくと、やたらと仕組みを複雑にして、その人以外が手を出せないようにしてしまう。 だから、会社側は、彼女を別の人にすげ替えるわけにもいかず、そのおばちゃんの地位は安泰になるわけです。 ビジネス戦略的には、一見、このおばちゃんの戦略は賢いように見えます。 参入障壁を築くことで、おいしいビジネスポジションを独
先日宮崎県知事に当選したそのまんま東(東国原)氏の活動がメディアから注目されていますが、東国原知事のイメージメディアリレーションの力量(地方政治、地方自治の力量ではないです)の一端が宮崎県がホームページで公開している知事記者会見の動画から垣間見えます。 YouTubeにもアップされていますが、やりとりの一部を抜粋するとこのような感じ。 知事:アンケートもなくあなたはいま反対が多いとおっしゃっている。何を根拠におっしゃっている? 記者:先ほど言いましたよね、わが社に少なからず電話がかかってきています。 知事:賛成の電話はかかってないでしょ。 記者:賛成かかってきますよ、比率が極めて少ないというだけで。賛成する人はわざわざ電話かけてこないですから。 知事:ですね。公平、公正、中立なアンケートに基づいて発言をお願いします。 宮崎県のHPでも確認しましたが、このやり取りは副知事の選任問題についての
“たかだか音楽再生”と思うかもしれないが、実はSACD再生は汎用プロセッサにとって、非常に負荷の大きな処理なのだという。「SACDはDSDデータを圧縮した、DSTというデータで保存されています。ところが、DSTは圧縮率を高めるため、1/75秒ごとに複数の異なる圧縮方式が採用可能で、パラメータももちろん可変。まずはパケットがどのように圧縮しているかを判別し、圧縮方式の切り替え時に適切な処理を行なわなければなりません。この組み合わせが膨大で、処理負荷も高いため、Cellをもってしても最初は遅く、実時間の6倍もデコード時間がかかったんです(村田氏)」 石塚氏はSACDの仕様を何度も読み返しながら、最初の2カ月でリアルタイム処理にまで高速化を行なった。そして勘所を押さえた上で、その遅いソースコードを捨ててしまったのである。スクラッチから書き直すためだ。 ●ソニー社内のオーディオノウハウをかき集め
日頃より、117.netをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。 「個人ホームページ」のサービス提供は2015年11月30日をもちまして終了させていただきました。 これまで長らくご利用いただき、誠にありがとうございました。 今後も、皆様によりよいサービスをご提供させていただけるよう、サービス品質向上に努めて参りますので、何卒、ご理解いただけますようお願 い申し上げます。 <117.netをご契約のお客様へ> 後継サービスとして「userwebサービス」を提供させていただいております。 詳しくは、以下のリンクをご参照ください。 ▼「userwebサービス」のご案内 http://www.ejworks.info/userhp/117/index.html 今後とも117.netをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。 株式会社イージェーワークス 117.net カスタマーサポート
思った事。 制度と抜け穴のいたちごっこ - まんぷく::日記 耐震偽造とか、なんちゃらホテルの建築基準違反の事件なんかで書こうかな、と思っていたことなんだけど。実はリンク先のような事に似た事って、学生の頃、建築関係の事務所でバイトしていたときに聞いた事があるんですね。 もう10年以上も前なので具体的な事例は覚えていないんだけど、例えば、新築アパートの外階段の上に雨除けの屋根を付けると建築面積に算入されるので、確認申請のときは屋根無しにしておいて、後でテントだか鉄骨スレート葺だかの屋根を掛けるとか、そんなの。*1 ただ、建築基準法や条例的に『融通が利かない所をどう逃げるか』というか、そういう感覚だったと思う。最近話題になったような、構造をごまかすだとか、身障者用トイレや駐車スペースを潰すとか、そういう「悪意」のあるモノだった記憶は無い。*2 *3 ただ、「実質的に」規則を守ってない、って事で
続きを書いた。 まぁ、すごい乱暴な言い方すると「ウルトラヴァイオレット」は「キャシャーン」のハリウッド版なん違うかなと。 監督が「こういうの作りたいんじゃぁ!」っていう欲望だけで突っ走って、エンタテイメントの基本から外れてしまってる、と。 いや、単に印象で語ってんので、「トンデモ」扱いしてOKな話ですが。 まず、脚本が、もう、映画というエンターテイメントの条件を満たしていないんだな。 ヒロインの心の動きのベクトルがコロコロ変わるんだな。またお話の「要素」も多すぎる。 映画作品なら、登場人物の心のってーかモチベーションのベクトルって、変わるとしても1回がいい所ではないかな。2回はほんとに難しいと思う。 で、コロコロ変わるから客はヒロインがとんでもなく気まぐれ、もしくは多重人格にしかみえない、つまり「付いていけない」と。お客をヒロイン/ヒーローと同じ心の動きをさせるのは結構手間と時間が掛かると
という事で、私の使ってる3DCGソフトのセミナーが六本木であったので行ってきた。 「日本沈没」のVFXメイキングを樋口監督やらVFXプロデューサーやら招いて話を聞く、と。 で、始まったんだけども、マイクの調整が出来ていないのかナニ行ってるのか殆ど聞こえねぇ(#゚Д゚) プンスコ!後半はどうにかなりましたが。 で、個々のカットはねぇ、まぁ驚くような事をしている訳でも無いし。当たり前の事だけど、それなりに丁寧に作ったんだなぁ、と。ま、ホントに凄い事新しい事をしたなら、日本のプロダクションなら秘密にするだろうしね。※訂正。というか、漏れ様みたいに現場の人間の立場では「おお、スゲー。あったまイイ!」とか思う事って、各デザイナーの「手技」に近い所にあるのな。だもんで、セミナーとかで聞く「大枠の」カット解説では「なるほど、自分も確かにそういうアプローチでするだろうな」ってな感じになってしまうんですね
カメラもってブラブラしにいった。 色々パチパチ撮ったんだが、使える写真は1枚も無し。うう、、、。 で、カメラのCCDを掃除する為にブロアーを買ったんだけど、コーヒーショップの机の棚に忘れた事を、よりによって帰りの電車に乗ったところで気が付く、、、orz。 400円ぐらいの品なんで取りに行くかどうかも悩ましい。 あ、「水惑星年代記」も在庫無しとかで買えなかったな。 ダメじゃん、収穫ゼロじゃん、、、、orz。 唯一、良かったのはカメラ屋の店頭で「D80」を弄れた事かな。 や、良い出来のカメラですな、コレは。 ファインダーがデジタル一眼としては秀逸。D200と同等ですね、コレは。あと、どこが、なぜか、とは言え無いんだけども、シャッターを切ったときに「撮れた!」という感触がある。どっかのプロカメラマンのブログでもそんな事書いてあったな。 ダストオフとか、ボディ内蔵ぶれ補正とかは無いけれど、良いカメ
だけども。 「○○部分が××になってない」 「ナニナニが感じられない」とか 事細かに指示を出し、具体を語っているんだけども、 全く伝わらない。 ってのがある。 それよりか。 「全体的に△△(映画名など)みたいなナニナニな感じに」とか 「○○フレーム辺りの動きにメリハリを」とか 抽象度は上がってしまってるだけども、 そういう指示の方が、何を欲しているか判り易いよね、と。 まぁ、難しいけどね。 けど、少なくとも「〜になってない」ってのは、結局「欲しいもの」を示す事にはならないので、人に指示を出す時は「禁句」といって良いんだろうなぁ、と。
今、Photokinaっていう写真関係のトレードショーがやっていて。連日、新製品やら開発発表があって、wktkしたりしなかったりするんですが。 そのPhotokinaでの、自分が使ってるK100Dのメーカーであるペンタックスの、偉い人のインタビューがデジカメWatchに出ていた。 −− 2月のPMA 2006では、後のK10Dとなる製品のモックアップは展示されていましたが、しかし全体としてはやや積極性に欠ける面が感じられました。あれからたった7カ月で、ずいぶんと勢いに変化が出たように感じます。何が変わったのでしょう? 「2月の時点では、質問されるまでもなくペンタックスの事業全体に不安感がありました。それは外部だけでなく、内部的にも不安感があったのです。しかし良い製品が投入でき、それが市場で受け入れられたことで、社員のモチベーションが上がってきました。PMAからたった7カ月ですが、しかし社内
金田一耕助シリーズやってて、先週から今日にかけて暇見てはズーッと見ているんだけど。縦横がテレビサイズなのがチト残念だけど。 70年代の市川崑+石坂浩二の一連の作品はどれも良く出来てるなぁ、と。 前にも書いたかもしれないけど、アニメで言う所のレイアウト、編集、ライティングが素晴しい。*1 庵野監督もオマージュで取り入れた、極太明朝のロゴ良いなぁ、よくこんなん思い付いたなぁ。 ピンボケカットを挟んだり、面白いなぁ。 で、何回も見て感じるようになったんだけど、俳優の演技が良いよねぇ。特に主演、助演の女優が良い感じだなぁ。高峰三枝子、島田陽子、岸恵子、大原麗子、桜田淳子が良いなぁ。特に高峰三枝子、岸恵子みたいな存在感の演技が出来る人って、時代的に今は無理なんじゃないのかなぁ。 あと、自分にとっては金田一耕助は石坂浩二で決まりだね。 で、市川崑の金田一って96年の「八つ墓村」ってのがあるんだけど、こ
コメント欄でNeXTとかの話が出て、丁度、各所でYouTubeの、ジョブスの14、5年前のNeXTのデモのムービーが話題になってたようなので、メモがてらに。 いや、思わず全部見たんだけども、こんな「美しい」OSというかプラットフォームが普及しなかった(WebObjectsなんかは名前をよく聞きましたけどね)って事を考えるに、やっぱりM$ってーのは、悪の帝国だよなぁ。 ネット環境がWWWでない事に時代を感じるな。でもそれ以外は「未だやって来ない未来」だなぁ、と。 徹底したGUIドリブンでシームレスな操作がすばらしい。はてな記法を覚える事が恥ずかしく思える(´・ω・`)。 OSとDBが透過的にデータやり取りするのは、2006年の現在でも十分未来的だよね。ま、現在ではWEBブラウザーとインターネット上のDBサーバーがその役割を果たしているのかな。 でも、WEBブラウザーはDB上のデータを閲覧する
海沿いで写真撮った時思ったんだけど。 当日の状況としては、風が強くて澄んだ空気、低い太陽、海面からの反射光が強くて、「逆光は勝利!」ではないけれども、まぁ、どの方向向いてもドラマチックな光線状況だったんですね。 ただの新交通の高架でさえも、カッコよく見えてしまう、と。 で、家に帰って写真を見てみたんだけども、「あれぇ?もっと、逆光が強かったよなぁ?」と思う事が多くて。もっというと、「あれぇ?光の感じがカッコよかったんだけど、「ふつう」に写ってしまってるよなぁ」と。 で、前にもチョッと70年代の金田一幸助シリーズについて書いたときに触れたけども、この「逆光の感じ無さ加減」ってのは、光源(あるいはハイライト部分)のフレアの無さ加減なん違うかと。 いや、逆光でもフレアが出ないのは、レンズとしては優秀なんですけどね。ペンタックスはキットレンズが値段の割りに優秀、との評判の証左かと。*1 でも、アニ
少し前、K10Dについて、某巨大掲示板では「22bitA/D変換なんてオーバースペックのカタログ性能だ」なんて話もあったんだけども、3DCGを生業にしている身からしてみれば、画像処理をする場合、出力よりも高いbit数のデータで作業するのが理想だ、ってのは(ちゃんと3DCGの基礎を勉強しているならば)当たり前の事なのな。 つか、3DCGの技術自体、オーバーサンプルの塊みたいな物でさ。 ポリゴンのフチのエッジ描画しかり、当該ピクセルの色の計算しかり、パーティクルにもあるし、暫く前から話題のHDRIだって、遊動小数点で合成の計算をするコンポジットソフトだって、RenderManもそうだな。*1 だから自分なんかは、そこら辺の画像処理の基本を押さえて、「微妙な所」を出す為に開発のエネルギーを掛けたK10DとPENTAXは「うむ、良心的な作りだな」と思うのな。 パッと見の印象良い画像なら、12bit
でた。 まぁ、今日のダイアリーやらブログやらは、この話題で持ちきりになるのは確実な感じですが。自分的には、「あ、いやW-ZERO3(WS003SH)で出来るよ、こういうの。」といi…、、、 … … 嘘です。ワタクシ、嘘を言っておりました。 本当はですね。 「iPhone、カッチョエエー!」 と(笑)。 いやね、スペック上はね、WS003SHとそんなに変わんないじゃないの、と。 音楽が聴けて 電話が掛けれて インターネットが閲覧できる … … ね、WS003SHで全部出来るやん、と。willcomなら4000円位でネット使い放題だしね。 でもね、こっち観てよ。 http://events.apple.com.edgesuite.net/j47d52oo/event/のWatch iPhone Intorduction。 まぁ、全編、抱腹絶倒なプレゼンなんだが。 単純に、使いたくなるでしょ、こ
リンクされたみたいで。普段からはページビューが結構増えてるんですが。 で、シナトラ千代子氏のダイアリーで採り上げられたリンク先を見てみて、結構、「ボタンが付いてないのがどーの」とか「タッチパネルが汚れそうなのがどーの」とか「ケータイ押しが出来ないじゃん」とかの感想が多くて、チト驚き。 つか、自分のエントリでも取り上げたhttp://events.apple.com.edgesuite.net/j47d52oo/event/の「Watch iPhone Intorduction」を観ているかどうかで、反応も変わるかな、と。 ちなみに自分は静止画を何枚か見た他は、レポート記事とかもロクに読まずに、ジョブスのプレゼンを観たんだな。だから、ボタンとかパネルが汚れるとかの、「ケータイ的文化史観」と言うべき視点からのツッコミは思いも起さなかったんだろうなぁ、と。 とうのも、ムービーの4分前後くらいから
「情熱大陸」は写真家の梅佳代だった。 自分は写真でコンテストとか月例とか、ましてやお金を得ようとかは全然考えていないというか、間違ってもそういう方向は向きたくない思いで写真撮ってる訳だが。 でも他人が写真を撮ってる様は見ていて面白いから、こういうドキュメンタリーが有ると見ているんですね。 で、番組、見たんですが。 梅佳代氏の写真て、もう、ドンピシャのタイミングの写真が特徴なんだな。「アッ!」と思う瞬間、あるいは、動きの中で見過ごしてしまう一瞬をを切り取ってる。それはもう、作品集を見れば分る事で。 本人は、テレビで見る限りは天真爛漫なタイプといって良いと思うんだけど、映像で、撮影のその実際を見ると、うーん、この人は、天才、ってヤツなんだろうなぁ、と。 レンズは単焦点標準、広角ズームの2本のみ。 たすきに掛けているカメラを構える→シャッターを切る、が一連の動きでとても素早い。構え直しとか、足を
んだけど、今日、町山氏の「『トゥモロー・ワールド』の驚異的長回し」のポッドキャストを聞いたので、「トゥモロー・ワールド」についてメモ。 自分は実は既に劇場公開中に見ていたんだけどね。 事前に「あの長回し、全部CGIなんだよ」みたいな事をブログだったか雑誌だったかで見ていたんだけど、自分としては「いや、もはや自分には、どの部分を、どうやって撮ったのか(CGIにしたのか)判んないな、オレも焼きが廻ったって訳ね(苦笑)」「多分、別アングルで撮っておいて繋いだんじゃないかな。繋ぎの部分をモーフとか使って、自然に見せたん違うかな」とは思ってたんだけども。 クルマのカットはドギーカムというリモートカメラの応用。 キャラの動き、エフェクトがバッチリ有っているのは、念入りな撮影計画とリハーサルの賜物。 後半、カメラのレンズにピッと付く血糊は偶然。監督は奇跡が起こった、と思った。 Σ(゚Д゚) という事らし
発売されましたねぇ。 ネットの方々で買えた、買えない、在庫無しの悲鳴が。 以前にも書いたように、自分は7月にK100Dを買ったこともあって、K10Dは流通が潤沢になってから、よっぽど欲しかったら、と言う事に決めていたので某巨大掲示板のお祭りには参加できないのですが。 で、昨晩から方々のBlogや掲示板で、ボチボチUPされ始めてる作例を見ているですが、正直、K10Dが出力する画にチト驚かされているんですね。 (まぁ、「画質」なんてのはハイコントラストでも「キレイ」だし、階調豊かな画も「キレイ」と言える訳で、そういう評価ってのは、好みとかデジタル画像に対する目の肥え方で変わるんで、「画質」がイイワルイなんて話はするだけ野暮、とは思っているのですが。) というのも、某巨大掲示板の情報を元に、とあるjpg作例のトーンカーブを弄ってみたんですよ。 元画像は夕暮れの空を写した画像で、上半分は美しい秋の
科学的とはどういうことか? オーディオの科学へ戻る 2003.6.3 このHPはオーディオについて科学的に考えることをモットーにしています。では、科学的とはどういうことか?私には、これをまともに論ずるほどの力量はありません。そこで、ここでは、まず自然科学、特にオーディオを論じるのに必要な物理学を念頭において、いくつかのトピック(科学で説明できること、出来ないこと。定性的説明と定量的説明。個人的体験と実験データ)に分けて考えて見ます。ちなみに、私は材料科学、特に磁性物理学が専門の物理屋のはしくれです。 科学で説明出来ること、出来ないこと とりあえず、ここでは科学(物理学)の方法として、『諸々(自然界や人工物の)の現象を既に確立した基礎理論(古典力学、熱力学、電磁気学、量子力学、相対性理論など)に基づき、合理的に説明し(理論科学)さらに、その理論の正しさを確かめるため、問題を出
OldBBS目次へ戻る オーディオの科学へ 時計とオーディオ製品(機器の選び方) 以下はAFの掲示板に投稿した一文です。 時計とオーディオ製品 投稿者:志賀 投稿日: 2006年 1月16日(月)06時16分57秒 よくオーディオ製品をワインや車に例えて議論されることが多いのですが、ちょっと趣向を変えて(腕)時計に例えてみましょう。 私の知る限り、初期の腕時計の時間管理はひげゼンマイの振動周期を利用していました。材料はエリンバー合金という鉄とニッケルの合金で、弾性率の温度依存性が小さいからです。残念ながらこれは磁性合金で磁場に弱く磁石を近づけると狂ってくるのを記憶しておられる方もいると思います。(年がわかりますね)。その後水晶時計になりました。水晶の弾性率が温度のよってほとんど変わらないからです。このような製品が出来るようになったのはエレクトロニクスの進歩の成果で初期の製品は日本製が他を
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