フラット革命は、「グーグル – Google 既存のビジネスを破壊する」や「ウェブ2.0は夢か現実か?」等で有名な佐々木俊尚さんの新刊です。 最初はタイトルから、てっきりトーマス・フリードマンのフラット化する世界を日本向けに分かりやすくしたような内容かと思ってしまったのですが、違いました。 この本は、インターネットによるフラット革命が、日本社会にどのような影響を与えるのか、これまでジャーナリストとして日本やインターネットを見続けてきた佐々木俊尚さんの視点から深く掘り下げた一冊です。 トーマス・フリードマンの本はグローバルに起こっている出来事が客観的にまとめられて私も大きな影響を受けましたが、ある意味他人事のように感じられてしまったのも事実。 でも、このフラット革命で描かれているのは、現在進行形の日本の話です。 特にこの本が貴重なのは、様々な立場の人たちに実際に取材を行い、それを一つの本の中
![[徳力] フラット革命 (佐々木俊尚)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fce58eaae20f5139f86296e5fcd2a0ebbb3e80cc/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fblog.tokuriki.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F09%2Fdefault.png)