「世にも奇妙な物語」あらすじデータベースは下記アドレスに移転しました。 http://yonikimo.com/
最近別ブログ *minx* のほうで関わった論争に関連して、差別についてのわたしの基本的な考えを明らかにしておく必要があると思ったので簡単にまとめてみます。ていうか、以下に書くことはほとんど以前某掲示板で書いたことの再掲なので、お馴染みの読者もいるはず。ただし、最近の論争もそうなのだけれど、差別について議論する際に常にわたしがここで書く通りの意味で「差別」という言葉を使っているわけではない(相手がある議論では、相手に定義を合わせることもある)ので、そのあたりは分かってね。 まず差別という語を goo を通して『大辞林』で調べてみると以下のように書いてあった。 (1)ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また、その違い。 「いづれを択ぶとも、さしたる—なし/十和田湖(桂月)」 (2)偏見や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また
Filed under economics, feminism, pop culture Posted on 2007/03/26 月曜日 - 00:02:38 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/184/trackback/ 61 Responses - “「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理” macska Says: 2007/03/26 - 17:14:59 - うわ、The New Republic 最新号に『ヤバい経済学』批判が載ってるよ。というか、レヴィット本人への批判って感じじゃなくて、かれ一人だけなら許せるけど、かれの真似をしてクレバーかつ奇妙な研究をやりた
差別に関する論争を見て、書こうと思っていたことを見事に書かれてしまった。俺ってまだまだ作文能力が低いなあと忸怩たる思いである。 とりあえず、一番おれが強調しておきたいところを引用しておく: というより、偏見や先入観が動機となっているかどうかはこの際関係ない。社会的属性をもとに、社会構造と共鳴し循環するようなかたちで不平等な扱いをすることが「差別的」になるわけ。 macska dot org » 差別についての、ごく基本的な考え 敷衍した例 たとえば俺はゴキブリがかなり嫌いだ。読者の多くも嫌っていることと思う。「生理的に嫌い」って言葉がここまでぴったりくる例はないと思える。あのテラテラした羽と棘のある脚、多少つぶしてもはらわたを撒き散らしながら這い回る生命力。書いているだけで気持ち悪くなってくる。 でもそれは生理なんかじゃないと思う。何で俺がゴキブリを嫌うかといえば、俺の親が、親戚が、そして
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 原油火災を消火するには イラクがクウェートに侵攻したあと、撤退したイラク軍は、油田に火をつけた。 燃料の上におきた火事。こうなると、水を撒いたって消えない。 こうした火災を消すのには、爆薬を使う。 炎上している原油井戸の周囲に爆薬を置いて、炎ごと爆破する。 爆発の瞬間、燃料と酸素と、両方の供給が一瞬途絶えるから火は消える。 そのタイミングを見計らって、井戸のバルブを閉鎖すると、消火できるのだという。 炎を維持するのは、意外に難しい。 燃料や酸素の供給が少なすぎれば、火は消える 燃焼速度が上がりすぎたり、酸素の供給が過剰になったりすれば、炎は「爆発」して、燃焼を維持できない 炎を維持するには、燃料の供給や燃焼速度を、一定の範囲内に保ちつづけない
首都圏で70%、全国でも50% 女子高生のプロフ所有率である。プロフとは、携帯電話で自己紹介するためのホームページだそうだ(日経産業新聞3月22日)。これが女子高生の間で大流行しているという。というか首都圏ならすでに「自分のプロフ持ってない子、なんてありえねぇ〜」状態ということではないか。知らなんだ。 プロフ、すなわちプロフィールの略である。プロフサイトにアクセスして用意された質問に答えていけば、ごく自然な流れの中で自分のプロフページを持つことができる。その質問内容は40〜100問にも及ぶ。住所、年齢、氏名から好きな食べ物に趣味、タレントまで微に入り細を穿った質問に、意外にも女子高生の多くがていねいに答えるという。 トドメが自分の顔写真だそうだ。そこまで個人情報をさらけ出して大丈夫なんだろうか。とりあえず100もの項目について答えることを想像していただきたい。それって、ほとんど自分を丸裸に
先のエントリのコメント欄より # otsune 『「興味深い=上から目線」というのが当然だと考える人が不思議です。』 (2007/03/25 15:44) # NOV1975 『横から目線とか言えばいいのかなあ。いずれにしても観察者の目だから嫌がられるのはわからなくもありません。』 (2007/03/25 18:16) # otsune 『「わからなくもありません」という人は結構居るのですが、論理的にそれを分析して説明してくれる人が居ないので良く理解出来なくて歯がゆい思いをしています。 「理屈じゃないんだよ」「当然じゃないか」という説明に成っていないことを言う人は居るのですが、そこからさらに踏み込んで「なぜそう思ったのか」「そしてそれを”当然”という強い表現で書いても構わないと思ったのか」までの解説が無い。』 (2007/03/26 03:19) 自意識過剰をトリガーにした批判(勘違い)に
他人の職業にわざわざ貴賎をつける愚かな人々。 - 想像力はベッドルームと路上から金で女性の春を買うという行為は、女性の性を物として扱う極めて差別的な行為で許されないことです。とはいえ、中には自ら春を売る女性もいます。私は風俗業などは、女性に対する差別心というのが大前提として成立している職業だと思っています。で、性を売らない女性(多数派)にとっては性を売る女性(少数派)は裏切者です。風俗業は女性の性を物扱いする業種です。その業種に従事するということは女性蔑視を肯定することになり、これは多数派にとって許しがたい行為です。差別を肯定している奴を差別するのです。差別意識たっぷりの白人が私に「おいジャップ、三回廻ってワンと言え。そしたら100ドルやる。」と言われても私はしません。する日本人がいたら、割と本気で軽蔑します。そういうことなんじゃないんですかね。それと私が気になった部分。↓そもそも、僕は職
とりあえず、菊池さんとこのコメント欄を追っかけていればいいかな。 タミフル (kikulog) 出てきた話を適当にメモ(裏はとってません)。 代替として話題にのぼるリレンザは吸入式で(通常病院に行かないと吸入できず)←削除。コメント欄参照。扱いづらい。 数千人とか1万人に1人の確率で発生するような副作用は治験でも見つからないことがある。 歴史のある漢方薬ですら最近になって副作用が見つかることも。 薬の副作用は「発生頻度が百万分の1以下の場合には、問題にしないというのが世界における共通認識(厳しい批判的な学者でも認める)」 タミフル使用者に異常行動等が出た確率は日本では17万分の1になるので注意は必要。 浜六郎氏はやっぱりトンデモだよね。 タミフル処方しすぎというのは妥当。新しい耐性株も出てきている。 #62で紹介されているブログ(科学ニュースあらかると)にある仮説、直観的にはありそうだなと
人間は何かを選ぶとき、以前に見たものを選択する傾向があるそうです。たとえ、それを見たという意識がなかったとしてもです! その傾向は、情報が均質化するウェブの中で加速されるのではないでしょうか。今日は、インターネットがつくり出す洗脳社会について考えます。 「でも、わたしの問題もやっぱりあると思う。」 まいはけなげにも言い切った。 「わたし、やっぱりよわかったと思う。一匹オオカミで突っ張る強さを養うか、群れで生きる楽さを選ぶか……。」 「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、ハスの花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」 これは説得力があった。でも、まいも負けてはいなかった。もうまいはほとんどおばあちゃんに遠慮すること
朝日新聞社は17、18の両日、東京都内の有権者を対象に都知事選に関する第2回情勢調査を行い、取材で得た情報をあわせて告示前の情勢を探った。現職の石原慎太郎氏(74)の支持が前回調査(10、11日)から拡大し、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)にやや差をつけている。石原氏は幅広い層に浸透し、特に女性の支持が伸びた。 3/19 朝日新聞 このニュースはかなり衝撃的だったようだ。特に石原都政に苦い思いをしているフェミニストの方々にはショックだったようだ。なぜ「閉経した女性無用論」「ババア」と侮辱されても、なぜ同じ女性がこうも石原を支持するのか理解に苦しいところであろう。ただフェミニストの方々はアンチ・ジェンダーフリーのバックラッシュについてもう少し客観的な分析ができないと、この流れに対峙する策を打てないであろう。意外なことに現職の石原知事の最有力対抗馬と目される浅野史郎候補が冷静なコメントをしてい
ちょっと前のエントリはタイトルで煽りすぎましたね。今は反省しています。ブクマはタイトルにつくものだとちょっと思いました。 さて、肝心なところを見失わないように整理しておきます。 薬害かどうか 薬が汚染されていたり、一定の評価をされている効果に見合わない副作用がある薬をそれと知って投与するようなことを主に薬害と言うと思いますが、今回の場合、これにはあたらないと思います。ただ、万能薬と誤解され過剰に投与されている節はありますね。インフルエンザに効く薬は他にもあるわけで。 大体、飲んでも問題が起こらない人が大部分という時点で薬害と言うには無理がありますよね。薬害エイズとか乾燥脳膜とか肝炎ウイルス入り血液製剤みたいな「問題があるのが明らかで」「特定の製品がかなりの確率で致命的」という話ではないのですし。 一つ気にかかることがある。「タミフルが足りない」というのが広く報道された結果、特効薬と言う認知
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