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クルマやバイクに乗る人なら、車検のたびに必ず払う「自賠責保険料」。その積み立てられたお金の一部が、国の一般会計に回されたまま30年近く未返還の状態が続いてきた。政府は2025年度補正予算案のなかで、この未返還分5741億円を一括で自動車安全特別会計へ戻す方針を決定し、国会審議にかけている。これは自動車ユーザーにとってどんな意味があるのか。日本でクルマに乗る人なら誰でも関係するニュースのはずだが、大手メディアではあまり話題になっていないので、自動車情報専門メディアとしてここで意義や事情を細かくお伝えしておきたい。 文:ベストカーWeb編集部、画像:総理官邸、ベストカーWeb編集部 【画像ギャラリー】自賠責からの借金約5741億円問題を図解で一発理解。なんでこんなことに…? どんな影響が…??(2枚)画像ギャラリー 自賠責保険と「自動車安全特別会計」ってそもそも何? まず、今回の話の舞台となる
日産の自動運転技術であるプロパイロット。その次世代版といわれるバージョンが公開された。正直、出来栄えは衝撃的。都心のカオスのような交通を、ほぼ手放しでクリアできてしまうレベルだ。この技術が巻き起こす影響はどんなものか。新技術大好物の国沢光宏師匠が興奮気味にお届けする!! 文:国沢光宏/写真:日産自動車 自動車関係の取材をしていると「これは凄い! 世の中が変わる!」と思える技術に出会う。楽しいし、ワクワクします。今回出会った技術は久しぶりの場外ホームランといった凄さを持つ。加えて2027年度に実車搭載ということなので、長く待って2年半! デビューしたら絶対購入したいと思えるほど。もったいぶってないで以下、じっくり紹介したいと思う。 細かい内容は後回しにして機能紹介から。ドライバーがクルマに乗り込み、ナビで目的地をセットした、と思って欲しい(今回は周回コースだったため事前に経由地をセット)。ス
2025年6月5日、国土交通省は日本郵便の一般貨物自動車運送事業許可について、約2500台分の取消処分を検討すると同社に通知しました。貨物輸送の安全を揺るがす事態として中野洋昌国土交通大臣は「極めて遺憾」と厳しく指摘、全国的な配送網の混乱回避を強く求めています。以下、本件の概要と原因について考察します。 文:ベストカーWeb編集部、写真:AdobeStock 【画像ギャラリー】一カ月で「飲酒運転20件」はさすがにひどい…物流問題についての画像ギャラリー(3枚)画像ギャラリー 「点呼」の形骸化が事故につながる 日本郵便は2025年4月23日、全国3188局の点呼実施状況を調査した結果、75%にあたる2391局で飲酒確認や健康状態チェックが不適切だったと国交省に報告しました。帳票偽造や後付け記録が横行し、「帳票が整っていれば遵守されているだろう」という本社・支社の性善説的管理が実態把握を妨げた
なぜか定期的にやってくる日産の危機。2018年のカルロス・ゴーン逮捕から紆余曲折ありながらも内田誠CEO体制で安定していると思っていたら、思いのほか厳しい状況にあることがわかった。グローバルで9000人の人員削減を発表するなど、予断を許さない状況だ。今、日産に何が起きているのか? ※本稿は2024年12月のものです 文:桃田健史、諸星陽一、西村直人、井元康一郎、佃義夫(佃モビリティ総研代表)、ベストカー編集部/写真:日産、ホンダ、ベストカー編集部 ほか/予想CG:ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2025年1月10日号 【画像ギャラリー】一難去ってまた一難!! 頼むからファンを安心させてくれ!! 日産が直面するピンチとこれからの日産(44枚)画像ギャラリー 日産の苦戦は、市場変化の先読みが甘かったことが最大の要因だ。特に影響が大きかったのは、中国とアメリカ。 まず中国についてだが、合弁
「2035年の内燃機関禁止」が欧州議会とEU加盟国で合意となったのが、2022年10月のこと。その後、複数の自動車メーカーが、2035年までに100% BEV化することを打ち出してきました。 ただ、2024年に入って、メルセデスをはじめ、自らが立てた目標を撤回する自動車メーカーが登場。ロイター通信が報じた最新事情によると、欧州議会最大の政治団体である欧州人民党(EPP)が、EU上層部に「(2035年の内燃機関禁止の)考えを変えるよう」に圧力をかけているようです。100% BEVにするとしてきた自動車メーカーのいまを調べました。 文:吉川賢一:/写真:NISSAN、TOYOTA、MITSUBISHI、SUBARU、MAZDA、HONDA、Mercedes-BENZ、VOLVO、LEXUS 【画像ギャラリー】2024年現在、日本で買うことができる国産メーカーの主なバッテリーEVたち(14枚)画
電気自動車の分野において無双状態を続けている中国の自動車メーカー。EVで敵なしということは、今後の自動車業界で相当なアドバンテージを持つということ。いったい中国EVの強さの秘密は何なのか!? 国沢光宏氏が解説する。 ※本稿は2024年11月のものです 文:国沢光宏/写真:BYD、ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2024年12月10日号 【画像ギャラリー】EV開発において重要なのは「電池」!! 電池製造において有利な位置に立つ中国の電気自動車(30枚)画像ギャラリー 今や中国市場における中国メーカーの電気自動車は敵なし状態となってしまった。日米欧韓も中国市場に電気自動車を投入したり、投入しようとしているのだけれど、まったく歯が立たない状況。 なぜ中国勢は強いのか? こらもう簡単です。中国勢の主力となっているLFP(リン酸鉄リチウム)電池が圧倒的に安価で高性能だからにほかならない。という
日産とホンダが経営統合へ向けて協議に入ると一部報道が入った。日産とホンダが傘下に入る持ち株会社を設立し、経営資本を集中するという。経営統合となれば販売台数規模は世界3位になるが、肝心なところは業績がどう上向くか。現状の2社がたとえ経営統合したところで、どのように舵を取るのか? 速報から一歩踏み込んでお届けしよう。 文:国沢光宏/写真:NISSAN、HONDA 【画像ギャラリー】ホンダが「新型ハイブリッド」で日産の北米市場にテコ入れも? 日本導入濃厚キックスの姿を見てくれ(10枚)画像ギャラリー 「ホンダが日産を傘下に置くのでは」という記事を私のWebで2024年8月20日に書いている(国沢氏の記事)。その時点で日産の発行株式の51%を買おうとすれば約8550億円。株価下がった今なら約6250億円となる。ホンダの時価総額は6兆7800億円なので、会社の価値としちゃ10分の1。 十分可能だと思
国内メーカーからも多くのモデルが登場し、街中でもよく見かけるようになってきたBEV。しかしながら、日本では、新車販売台数に対するBEVの割合はわずか1.8%。欧米や中国と比較して、10分の1から4分の1程度しかありません。なぜ日本人はBEVを買わないのでしょうか。 文:吉川賢一/アイキャッチ画像:Adobe Stock_Tupungato/写真:NISSAN、TOYOTA、MITSUBISHI、SUBARU、MAZDA、HONDA 【画像ギャラリー】2024年現在、日本で買うことができる国産メーカーのバッテリーEVたち(14枚)画像ギャラリー BEV販売割合は、欧州では15%、中国22%、米国8%にも 冒頭の国内の新車販売台数に対するBEVの割合1.8%というのは、2022年6月発売の軽BEV「日産サクラ」も含まれた数字。サクラが登場する以前のBEV販売比率は1%未満と、日本では本当にBE
最近販売されているモデルが増えている電気自動車であるBEV。そう言えば各メーカーがBEVの試作車やコンセプトモデルを造っていた時に話題となっていた技術がインホイールモーターだ。しかし、沢山のBEV市販モデルが登場した今、インホイールモーターは聞かなくなってしまった。その理由はなぜなのだろうか? 文:西川 昇吾/写真:ベストカーWeb編集部 【画像ギャラリー】えぇそんな仕組みだったん!?!? インホイールモーター開発頼むぜ!!(4枚)画像ギャラリー そもそもインホイールモーターとは何なのか?簡単にだがそのシステムやメカニズムを紹介していこう。ざっくり言えば名前の通り、ホイールの中にモーターが配置されているモーターレイアウトのことだ。 ホイールの内部やホイールから僅かに車体側にある位置にモーターを配置するといった具合が正確と言えるだろうか。 インホイールモーターの最大のメリットはレイアウトの自
最高出力を抑えた125cc以下のバイクを原付免許で乗れる「新基準原付」の制度改正が進められている。そんな中、警察庁がパブリックコメントの募集を開始。2025年4月に新制度が施行される見込みだ。そのタイミングに合わせ、スーパーカブなど数々の50ccが終了し、新原付モデルが登場するか? 8月30日から意見募集開始、「2025年4月の改正」が明らかに これまで原付免許は、排気量50cc以下(電動バイクは定格出力0.6kw以下)のバイクしか運転できなかったが、2025年から125cc以下の二輪車まで乗車できる「新基準原付」の新制度が検討されている。 実施時期は今まで明らかではなかったが、警察庁が「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令」の意見募集(パブリックコメント)を8月30日から開始。これにより順当に行けば「2025年(令和7年)4月」から制度がスタートとなることがわかった。 新基準原付と
最近、ヘッドライトが黄ばんでいるクルマをよく見かける。たいていは新車から10年以上経ったちょっと古いクルマだ。不思議なのはクルマのヘッドライトは人間でいえば顔の一部なのに、そのまま放ったらかしにしているクルマも多い。もし、愛車のヘッドライトが黄ばんでいたらたった1500円でキレイになるのでぜひTRYしてほしい! 文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トビラ写真(Adobe Stock(smuay@Adobe Stock) 【画像ギャラリー】ヘッドライトの[黄ばみ]はなぜできるのか? 実は落とすのは簡単! こすらず疲れずたった1500円! やってTRY!(7枚)画像ギャラリー 筆者の近所にはヘッドライトが黄ばんだクルマがいっぱい駐車場に停まっている。たいていは2世代以上前のクルマで、カバーをかけないで屋外駐車場に停まっている。 ではなぜヘッドライトは黄ばむのだろうか? 昔
羽田空港が混雑している。中でもすごいのが駐車場で、空港内の駐車場は朝6時台にはもう満車という事態が頻発している。あてにしていたパーキングに入れない! そんな時どうすればいいの!? 文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock、ベストカーWeb編集部 もうすぐお盆。駅や空港が大混雑する時期だが、羽田空港を利用する人の悩みのタネが駐車場だ。夏休みに入った羽田はすでに混雑期にあり、朝6時台には空港内のP1~P4駐車場が全部満車という事態が起きている。 そこで、羽田にクルマに出かけて駐車場が満杯だったときの対処法を考えてみたい。 最初に頭に入れておきたいのは、羽田の空港駐車場の混雑状況はホームページでリアルタイムに確認できるということ。だから現地について慌てるのではなく、空港へ向かう途中で状況を把握するようにしたい。 ホームページでP1~P4がすべて満車と判明したら、まず第3ターミナル(
世界中で自動車の電動化、特にEVの普及を進める潮流となっているが、EVの普及を推進しようにも、日本国内で見ると大きな問題点があり、このままでは実用性が低く、内燃機関を搭載した自動車の座を危うくするほどの存在感は示すことはできないだろう。 今回は、EVの600kmドライブを通して編集部員が感じた、その問題点について触れていきたい。 文/ベストカー編集部 写真/西尾タクト ■致命的に遅い充電時間! お役人は一度体験するべき!! さて、EVの問題点というと、高額であることを挙げる読者諸兄もいるだろうが、今回は価格面については置いておきたい。正直、高かろうが、安かろうが、今回取り上げる問題点は変わらない。 さて、そんなEVで最大の課題といえるのが充電速度と口数だ。 現行型のEVは、たとえば一充電走行距離が487km(カタログ値)のスバル ソルテラ ET-HSであれば、満充電の場合、エアコンなどを使
2024年6月18日、トヨタ自動車は株主総会を開会した。SNSでは豊田会長への「モータースポーツは道楽じゃないのか」という質問が話題になっている。しかし豊田会長がどのようにその質問に答えたのかはなかなか見えてこない。ベストカーWebでは当日の様子をお届けしたい。 文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA トヨタ自動車の株主総会。タイミングからしても株主からは認証不正報道の質問も多くあり、佐藤恒治社長を筆頭にお詫びと経緯説明をするシーンもあった。 ただやはり株主総会としてはその4兆円超の業績に触れるシーンも多くあり、さらにマルチパスウェイ戦略など多岐にわたった。そのなかで多くのクルマ好きが「えぇっ?」となる株主からの質問があった。 「認証不正報道でショックを受けて。内部統制が効いていなかったり、ガバナンス不全ではないか。背景にあるのは、モータースポーツはじめ様々な取り組みに時間を使い過
2024年6月3日、国土交通省は「トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ各社から型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があった」と公表。昨年(2023年)末にダイハツ工業の認証不正問題が発覚したことを受けて、国交省が自動車メーカー等85社に対して型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査・報告を指示していた結果となる。この大規模な認証不正問題の発覚について、各メディアやSNSで議論が沸騰。中には「認証試験が厳しすぎるのではないか」「実態に即していないのでは」という声もあがっている。こうしたなかで、国の認証制度や安全性能に詳しい自動車ジャーナリストの清水和夫氏が論考を寄せてくれたのでお届けします。 文:清水和夫/写真:トヨタ、国土交通省 ■「より厳しい条件」だから「より安全」とはいえない 不正会見から一夜たって、多くのメディアで「日本の認証試験が厳しい」とか、「実態に合わせて改正す
4月の北京自動車ショーでヴェールを脱いだBYDの新型プラグイン・ハイブリッド「秦L」が、1か月も待たずに発売された。このクルマ、なんと理論航続距離が2100kmもあって、価格が220万円からというのだ。日本車ははたして付いていけるのだろうか? 文:ベストカーWeb編集部/写真:BYD まず秦Lの立ち位置から。BYDの本国の乗用車ラインナップは、中国王朝の象徴ともいえる龍をモチーフにした「王朝」シリーズと、海洋生物の伸びやかさをモチーフとした「海洋」シリーズに分けられる。 秦Lは前者の王朝シリーズに属する中型セダン「秦」に追加されたロングホイールベースバージョンだ。 ボディサイズは全長4830mm、全幅1900mm、全高1495mmだから、車格的にはトヨタのカムリとほぼ同等。ホイールベースは2790mmと思ったほど長くはないが、ベース車の秦が2718mmだから78mm延びたことになる。 すご
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