仲間が200人死んでもなにも思わなくなる 僕がいたブリンダッシュは谷間の森にあった。この森は毎日、迫撃砲で攻撃され、倒木ばかりとなり、まともな小道も消え失せた。 周囲に友軍はほとんどいなかった。急斜面を50m以上登り、そこからさらに進んだ場所に国境警備隊のブリンダッシュがあるだけだ。僕のポジションからかなりの距離がある。そんなたった一つの友軍に無線連絡したが、応答が5回連続返ってこない。もしウクライナ兵の夜襲に遭っていれば、僕らは完全に孤立したことになる。アルメニア人と2人で戦うしかない。 だが、強がりでも何でもなく、こうした逆境に慣れてしまってまったく恐怖心を抱かなかった。 ロシアに来てからずっと最前線に送られ、死んだ仲間はゆうに150人、いや200人を超えているかもしれない。一緒に戦った仲間だけでこれほどの人数だ。周囲の友軍も含めれば、さらに激増する。ロシアの通信アプリ「テレグラム」に