7月17日、改正皇室典範が参院本会議で可決し、成立した。ジャーナリストの尾中香尚里さんは「気になるのは、まるで自民党に追いすがるように改正案に賛成した中道改革連合の態度だ。彼らは、野党第1党固有の役割を担えていない」という――。 皇室典範改正を押し通した高市政権のおぞましさ 政界をおよそ「静謐ではない」喧騒の渦に巻き込んで、改正皇室典範は17日、爆速で成立した。旧態依然とした強烈な男尊女卑志向。皇位継承に恣意的な政治介入を招きかねないおぞましさ。普段は政権寄りの読売新聞が「見識を疑う」と切り捨てるほど、多くの全国紙や地方紙の社説で激しく批判しているので、ここでは「全く同感だ」と述べるにとどめたい。 許せないのは、高市政権と自民、日本維新の会の連立与党による「すべて自分の思い通りにする」「異論は一切認めない」という、国会議員にあるまじき傲岸不遜な態度だ。