ヘルシーなヨーグルトに潜む甘い罠 1970年代に全米で、脂肪を減らすことが緊急の課題とされた。「脂肪悪玉論」だ。脂肪の代わりに添加する物質として、白羽の矢が立ったのは、高果糖コーンシロップ(High Fructose Corn Syrup:HFCS)(※1)だった。 (※1)高果糖コーンシロップ(High Fructose Corn Syrup:HFCS):トウモロコシのデンプンから作られた液体状の甘味料で、果糖の含有率が高く、清涼飲料水や加工食品に広く使用。通常55%が果糖のものが清涼飲料水に使用されている。 HFCSが選ばれた理由は、この異性化糖が「液糖」(※2)だからだ。ドロッとした液状だから、脂肪の代わりに入れれば、味と食感はよくなり、また食品製造は大変に容易になる。 (※2)液糖:液体状にした甘味料の総称。通常、異性化糖のほとんどは、液糖のかたちで供給されるため、食品製造に使いや