サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ドラクエ3
srad.jp/~taro-nishino
少し前に、大学生にもなって偶数+奇数=奇数を証明出来ないことでちょっと世間が騒いでいたことがありました。おそらく、その大学生は入試科目に数学が無い私立文系でしょう。もし理系だったら笑い話ではなくて大事でしょう。私はそのことで余り驚きませんでした。数式を見聞するだけで蕁麻疹を発症する知性の高い人を知っているからです。xを偶数、yを奇数として、スペースと記号の節約のため、2を法とする合同式で書けばx≡0、y≡1となり、これらの両辺を加えればx+y≡1。たったこれだけで証明完了ですが、どうしても数式を使わざる得ません。従って、その大学生が蕁麻疹症状の人かも知れないので、むしろ私は同情を禁じ得ませんでした。そんなことよりも私が現実に体験したもっと仰天したことを書きます。 数式を用いない図形で誰もが知っていることは三角形の内角の合計が180度になることでしょう。ある会合で、その証明はと聞くと、驚くな
最近、Linus氏はまたしてもReal World TechnologiesのModerated DiscussionsフォーラムでC++に対する否定的見解を投稿したことは皆さんも御存知でしょう。主要な投稿は以下の5つです。 http://www.realworldtech.com/forums/index.cfm?action=detail&id=110563&threadid=110549&roomid=2 http://www.realworldtech.com/forums/index.cfm?action=detail&id=110577&threadid=110549&roomid=2 http://www.realworldtech.com/forums/index.cfm?action=detail&id=110618&threadid=110549&roomid=2 ht
slashdot.jp
「プリキュアでオレオレ詐欺を撃退」と言う記事がスラドにタレコまれていた。気になったので、twitterの「創作実話クラスタ」(作り話をあたかも実話のようにtwitterで呟くのを「創作実話」と名付け、tweet主の過去ログなどを漁り、ムーブメントの発生から終了までをウォッチするクラスタ)の過去ログをチェックしてみたところ、やはり捕捉されていた。twilogで見る限りでは、tweet主は半月前に「元ネタ」をリツイートしているそうで、「半月前に自分がリツイートしたネタツイートの内容とまったく同じ事件が、実際に自分の母親に降りかかる」と言う、なかなかすごい状況とのこと。「不審な電話」「プリキュア」と言う元ネタとの共通ワード、わざわざ1月3日(正月、銀行が休み)の午前中にオレオレ詐欺の電話がかかってくるという不自然性、現在主流の劇場型詐欺ではなく今時誰も騙されない古典的なオレオレ詐欺、などの点から
何年か前、インターネットで初めて「まとめサイト」と言うものの存在を知った。それで、まとめサイトに載せられた「面白いレス」、すなわち2ch掲示板に書き込まれた誰だかの体験談をよく読んだが、まったく別々の人の「体験談」であるはずが、登場人物や舞台設定が違うだけでまったく同じ話形なのに気づいて、それきり読まなくなった。ネットの書き込みだから嘘か本当か解らない話…と言うのは建前で、レスを追えば追うほど綻びがあるし、そもそもみんな同じ話形を踏襲している時点で、あからさまに嘘なのである。この話形は、東野英治郎時代の「水戸黄門」で既に確立されている話形であることを知って、当時の僕は「水戸黄門ソリューション」と呼んでいた。3年前の日記から引用すると、「水戸黄門ソリューション」とは、 悪役である「麻呂」こと一条三位が不正な行為を行い、「黄門様」の身内である「ハチベエ」の身内(ヒロイン)に 「麻呂のものになれ
「YouTubeの検索アルゴリズムに変更、視聴時間を重視へ」というトピックで、upken (38225)氏という方が、「PSYという人の「江南スタイル」という曲が先週はyoutubeのランキングで1位だったのが、今週はいきなり圏外になった」と言う意味のコメントをしていた。確か前にスラドでも取り上げられていた米ビルボード2位の曲が、実際は誰も見ていなかった、というのはにわかに信じがたかったので、ソースをたどったところ、その元ソースが「http://sima2.com/archives/2919」というサイトで、更にその元ソースが『痛いニュース』と言う2chまとめサイトだった。「またバカがまとめサイトの捏造で踊ってるのか」…と結論付けようとしたが、更にその「痛いニュース」の元ソースがyoutube本体のチャートだったので、「もしや」と思って実際に当該のチャートを見てみたところ、「痛いニュース」
親族の数学に多少の興味を持っている高校生からグロタンディーク氏(本来なら博士とお呼びすべきなのでしょうが、皆さんもご存知の通り氏は世間と没交渉ですし、博士と呼ばれるのは最も氏の忌嫌うことだと容易に想像されますので、氏のままにします)のまとまった伝記本が無いのかと聞かれ、ちょっと困ったなあと思いました。本がある無しで弱ったのではなく、グロタンディーク氏の人生を知ってショックを受けるかも知れぬと危惧したからです。勿論私くらいの年齢の大人になれば、天才は天才であって、凡才は凡才に過ぎぬと居直って平気なのですが、高校生くらいの年齢ではまだ自己が何たるか分かっていないので無限大の力を持っているかのように錯覚しがちです。今の日本で家が裕福でないと言っても、グロタンディーク氏ほど劣悪な環境で少年期を過ごすことは先ずないと思います。ですから、大人はどうでもいいですが、青少年はもっと勉強出来るはずなんです。
数学を勉強した人なら多少なりともブルバキを御存知でしょう。でも、ブルバキのどれかの巻を通しで読んだ人は多くないと思います。私も例外を除いて読んだこともなく、読みたいとも思いません。例外というのは、"Algèbre commutative"を持っており、いやいやながら必要箇所のみ見るだけです。仏語の数学論文を読むと、"Algèbre commutative"からの引用もしくは参考文献として挙げていることが多いのです。ですから、一応チェックのために見るだけであって、読むために購入したのではありません。 私から言わせれば、世の中には数学書に限らずいろいろな本がありますが、ブルバキほど読む気にさせない本も珍しいのではないかと思います。ブルバキの全盛時代に、故岡潔博士が"数学の冬の時代"と批判したとか。これには私ごとき下辺な人間でも頷けるものがあります。ちょっと目を通すだけでも、余りの冷たさに涙が出
11/08/09/1031221 story 北朝鮮の「IT英才」、ネトゲのボット開発で4億円以上を稼ぐ hylomによる 2011年08月09日 20時05分の掲載 あるAnonymous Coward 曰く、 中央日報の記事によりますと、北朝鮮の金日成総合大学や金策工業大学を卒業した「IT英才」が、ハッカーに変身して、韓国のネットゲーム「アラド戦記」「メイプルストーリー」「リネージュ」などに対するbotを開発、自動でゲームを実行させてアイテムを集めるなどして外貨稼ぎをしていたとのこと。 首謀者ら5人が韓国の不正競争防止及び営業秘密保護に関する法律違反で逮捕されたようです。開発は中国黒竜江省と遼寧省で行われ、1万カ所余りで稼働させ、取得したアイテムをアイテム市場に売り飛ばしていたとのことで、稼いだ金額は64億ウォン(約4億6000万円)にものぼるとのことです。 関わった北朝鮮のハッカーら
数学に少しでも関心のある人なら、フェルマーの最終予想が、これを含む一般的な志村予想を証明することによって解決されたことは御存知でしょう。この志村予想は、かって無知と誤解によって谷山-志村予想と呼ばれていました。外国では更に輪をかけて(と言うよりもアンドレ・ヴェイユの威光によって)谷山-志村-ヴェイユ予想と呼ばれていました。ヴェイユがこの予想に何ら関係しないことは、故サージ・ラング博士によって実証されました。それでも、谷山-志村予想もしくは谷山予想と呼ぶ人がまだ散見されます(散見と言いましたが、日本人ではかなり多いです。国民性に依存するのかどうか知りませんが)。私は数論を専攻したことがなく、ずぶの素人ですが、志村博士が書かれた記事や自伝"The Map of My Life"を読み、何故志村予想なのか納得しました。ここで込入った話を書くことは不可能なので、分り易く言えば、故谷山氏は何ら予想の
OSCHINA の方針で 1 月 31 日の閉鎖を予告していたスラドと OSDN だが、一転方針が変更されサーバーを停止せずに受け入れ先を募集することとなった。 これにより、両サイトとも当面はこれまで通りアクセス可能だ。ただし、スラド編集部はアピリッツとの契約で更新作業を続けてきたが、契約は 1 月 31 日で終了となるため、更新に関して本日をもって停止する。なお、保守や管理のために何らかの案内等が更新される可能性はある。 スラドまたは OSDN の受け入れを希望する企業の方は、編集部 (osdn_api@appirits.com) までご連絡いただければ、詳細が決まり次第ご連絡差し上げる。末筆となったが、OSCHINA への譲渡後 1 年以上にわたって編集部との契約を続けていただき、引き続きメールアドレスも使わせていただいているアピリッツに感謝したい。
slashdot.jp/~ymitsu
TECOT社長・島氏、原発事業からの撤退を明言 ymitsu による 2011年05月26日 7時22分 の日記 (#531899) 今週発売の「モーニング」誌で島耕作氏が、原発事業からの撤退を明言していた。島氏(以下、シマコー)は原発部門を抱えるTECOTの社長で、原発内の機材やシステムを主に開発している(という設定)なのだが、先週の流れとは正反対の発言で驚いた。シマコーは先週号の「モーニング」誌ではさんざん原発の安全性と原発政策の不変を語っていたので、てっきり今週号ではシマコーが原発の安全性を実際に証明すべく、事故を起こした原発に制服で出張する新シリーズ「コッペリオン 島耕作」が始まるのかと思っていたのだけど、いい意味で期待を裏切られた。どうやら先週の原発礼賛は、先代社長時代の方針までの認識を語っていたに過ぎず、今の社長であるシマコーの新たな方針としては「だが撤退する」とのこと。この唐
TECOT社長・島氏、原発の安全性と原発政策の不変を明言 ymitsu による 2011年05月20日 1時00分 の日記 (#531494) 今週発売の「モーニング」誌で島耕作氏が、原発は安全であることと、現実を見た結果では今後も原子力の推進に変わりは無いことを表明していた。島氏(以下、シマコー)は原発部門を抱えるTECOTの社長で、原発事故のまさに当事者(という設定のはず)なのだが、ひどく他人事な態度で驚いた。シマコーは実際に放射能なんてなんでもないと思っているのか、それともシマコーは原発の近くに住んでいないから当事者の意識が無いのか、それともシマコーがそう明言してくれることを「モーニング」の読者が望んでいるからそう書いたのか。少なくとも東京では放射能でパニックが起きたと聞いているので、この当事者意識の無さは不思議である。線量計を買い揃えた孫社長ほどでなくとも、シマコーももう少し人間と
11/05/08/0851253 story 淡水と海水の塩分濃度の差により充放電するバッテリーが開発される headlessによる 2011年05月08日 18時00分の掲載 河口付近部門より danceman 曰く、 スタンフォード大学の研究チームが、淡水と海水の塩分濃度の違いとナノテクノロジーを利用して充放電する「混合エントロピーバッテリー」を開発したとのこと(スタンフォード大学のニュース記事、 本家/.)。 混合エントロピーバッテリーを開発したのは、Yi Cui准教授(材料工学)が率いる研究チーム。バッテリーは2つの電極を持つ単純な構造で、 陽極に二酸化マンガンのナノロッド、陰極に銀を使用している。このバッテリーに淡水を満たして「充電」し、淡水を排出して海水に入れ替えれば電力を取り出すことが可能となる。放電後は海水を排出して淡水に入れ替えれば再度充電される。毎秒50立方メートルの淡
「デーモン・コア」という物がある ymitsu による 2011年03月29日 16時57分 の日記 (#528055) wikipediaで「プルトニウム」の項目を見ていた所、「デーモン・コア」という、なんかよく判らないがとにかくすごそうな名前の物が載っていた。 wikipediaの英語版に「Demon core」の項目があったので読んでみたところ、執筆者の熱意を感じる興味深い文章であったので、せっかくなので日本語に翻訳して、wikipediaの日本語版の項目を作ってみた。 ちょっと手が滑っただけで大惨事となったり、科学者が素手でこねくり回していた物体が数ヵ月後に世界を死の恐怖に陥れたりするセカイ系テイストとか、世界の人々が数万人単位で死んだり、自分も死んだりする可能性があることを何とも思っていないマッドサイエンティストぶりとか、あとこの「デーモン・コア」と言うネーミングとか、この記事を
以前にも書きましたが、私もCPAN Testersの下辺の最下位に参加しています。いろいろなテストの中身を覗くと、まだ新しいTest::Moreの特色がすべて使われているとは言えないと感じました。 Test::Moreを使うのはCPAN作者のみならず、Perlerなら必須の道具です。ですから、最低常識に位置します。そういう時に、David Golden氏は御自分も失念していたかのようにとぼけて、エッセイという形を取りながらも、こじんまりと綺麗に新しいTest::Moreの特色を"Five Test::More features you might not be using yet"で説明してくれています。 私は以前にも書いたことがありましたが、Perl本体やCPANモジュールのドキュメントやハウツーものは一切訳さないと公言しました。その理由は訳さなければならないほどの英語ではない(せいぜい
私は以前、Jonathan Rockway氏の"何故、私はPerlを続けるのか"を紹介したことがありました。このエッセイの原題は勿論"Why I stick with Perl"です。ところが、最近Jeffrey Kegler氏がよく似た題名で"Why I stuck with Perl"を書いております。題名の違いは、現在形か過去形の違いだけですが、視点は全然違います。前者はモジュールの再利用の視点からCPANを見ており、後者は総合テスト環境(つまり、cpantestersのこと)の視点からCPANを論じています。 他言語の人が分かっていないのは、CPANをただのモジュール格納庫としてしか見ていないことです。cpantestersのことを全然分かっていないのです。テストするのみならず、モジュール作者がテスターにコンタクトすれば、もっと詳細なデータや、それどころかもうパッチすら用意している
久しぶりのPerlネタです。新年早々のPerl関連ブログで面白かったのは、Mooseのオリジナル作者であるStevan Little氏の"The Moose Ecosystem"でした。この私訳を以下に載せておきますが、読んでいただければ分かる通り、MooseもしくはモダンPerl万歳な風潮に対して、これまたPerl界で著名なbrian d foy氏が釘を刺したことに端を発します。 私は正直言って、Stevan氏、brian氏両方は全く問題がなくて、問題なのは混乱している人々だと思います。確かに初期のMooseはドキュメントも乏しく、理解するのは簡単でありませんでしたが、今日Dave Rolsky氏の書いたドキュメントを始め至れり尽くせりなのにもかかわらず、混乱する事自体がおかしいと思うのです。Moose系のどれを選べばいいのか、って? お好きなものをどうぞ。そもそもPerlをやろうと思っ
私は今まで私個人の経歴等をネット上では言及して来ませんでしたが、ほんの少し暴露しますと、数学科卒業です。今でもよく数学や理論物理の本を読むのが好きです。私がこれらの類の本を読むのは、実生活で嫌なことに出会った時に多いのです。昨年後半から体調が優れず、最終的には結構な期間、入院せざるを得なくなり、暇つぶしにと、故Serge Lang博士の"Complex Analysis"を持ち込みました。余談ですが、この本は内容がとてもいいのですが、第3版にもかかわらず、変な処でミスプリント(例えば、留数定理の応用の例で、ローラン展開の級数の符号が逆になっているとか)、著者の勘違いで定理の引用の番号が間違っているとか、定理の証明でもLang博士独特の飛躍が処々見受けられ、初学者がつまずきやすい嫌いがあります。ですから、複素函数論を初めて勉強される人にはお勧めしません。 あれやこれや楽しんでいる時に、"As
srad.jp
スラドと OSDN の受け入れ先募集はあまり進捗がみられないが、前回のアナウンスから 2 か月が経過したので現状を報告しておきたい。 売却額の基準となるスラドと OSDN のクラウド費用内訳に関しては、ストレージ使用量を元に算出する方向で調整を進めているが、時間がかかっている。 ご応募いただいた方には長らくお待たせして申し訳ないが、条件が固まり次第アピリッツを通じてご連絡を差し上げる。ちなみに応募も引き続き受け付けているので、興味のある企業の方は osdn_api@appirits.com までご連絡いただきたい。 雑談用のストーリーもコメント数が増えて閲覧しにくくなっているので、雑談用ストーリー [2] を用意した。以降はこちらでご歓談いただきたい。
it.srad.jp
香港の英語日刊紙South China Morning Postによると、Amazonの電子書籍端末Kindle 3Gを使えば、中国政府の検閲システムにブロックされてアクセスできないはずのFacebookとTwitterにアクセスできるとのこと。 現在のところ、Kindle 3Gは中国で購入することができないはずなのだが、先月、中国人の販売業者が数台ずつこっそり中国本土に持ち込み、全300台を売り切ったとのこと。実際にKindle 3Gを使用した中国人ブロガーらは「まだ信じられないよ。何気なくTwitterにたどり着けるか試してみたらさ、何と驚いたことに、行けちゃったんだよ。それでFacebookでも試してみたんだけど、たどり着いたところは正真正銘のFacebookさ。(夢じゃないかと思って)自分をつねったら、痛かったよ。」といった具合で、簡単にファイヤーウォールを突破できたことに歓喜し、
最近、私はあまりPerlの話題を取上げていません。理由は簡単でして、国内海外を問わずブログが面白くないからです。押し並べて自己宣伝みたいな内容ばかりだと私のみならず読むのは時間の無駄と思った人は少なくないと思います。 それでも、Perlでは、Tim Bunce氏、David Golden氏、Dave Rolsky氏、Dave Cross氏のブログは必ず読んでいます。前に書いたことがありますが、この4人の方々は端正な英文をお書きになります(ネーティブでない私が言うのも変ですが)。twitterもどきの変な英語ではなく(使っている本人たちはかっこいいと思っているのかも知れませんが)、非ネーティブのための手本みたいな英語だと思います。もう一つ、この4人の方々に共通しているのは、いわゆる尊大ではないということです。いくら偉くても、鼻持ちならぬ尊大さが透けて見える人はいくらでもいます。むしろ、Tim
James Gosling博士が少しは真相を語り始めたことをJavaな人は御存知でしょう。その記事が"Java Creator James Gosling: Why I Quit Oracle"です。 私の読後感は、Oracleの買収劇に多くの人から危ぶむ声があり、そして誰もが予想していたことから大きく外れていないので、目新しいことは無いように思いました。それでも、個人的にはGosling博士に同情しました。これはリストラと言うよりは、企業内いじめと言った方が適切かも知れません。但し、これはあくまで博士の証言が正しいという前提のもとです。 私はOracleを一方的に批判する気持ちはありません。何故なら、同じ傲慢さをSunもやっていたからです。若い人は御存知かどうか知りませんが、他言語へのネガティブキャンペーン(しかも、Gosling博士も片棒を担ぐ論文まで発表しています)を盛んにやり、Ap
mobile.srad.jp
米国立公園局はテクノロジーが両刃の剣であることを日々感じているようだ (本家 /. 記事より) 。 テクノロジーによって救われる命もある一方、経験不足なハイカーやキャンパーたちが携帯電話や GPS などを頼りに以前なら足を踏み入れなかったような場所に行くようになってしまったという。また、これらのデバイスを持っていれば何かあったときに救助が来て当然と考える人もいるそうだ。 去年の秋には、グランドキャニオンにてハイキングをしていたグループが衛星位置装置の緊急ボタンを 3 回も押し、救助ヘリを呼びつけたという。2 回目の呼び出しは「飲料水がしょっぱいと感じた」というのが理由だったという。また、グランドティトン国立公園では、山頂で悪天候に襲われ下山に不安を覚え、下山のエスコートを依頼する連絡がレンジャーに折々入るという (これに対しては「天候回復するまで一晩過ごすしかない」と答えるしかないことが多
先日、Andrei Alexandrescu博士の"The D Programming Language"を読了しました。素直にいい本だと思いました。下辺な私は、超一流の人が書いた著作について偉そうに論評を書くほど自惚れていませんので差し控えますが、個人的には周辺の人が訊いて来た場合に限り、口頭で感想くらいは言うかも知れません。つまりは、論評を書くならば、今の場合、Alexandrescu博士が理解する言葉で(普通は英語でしょう)書き、博士の目にも留められるように全世界に公開しなければ意味がなく、twitterや個人ブログでつぶやいても、所詮井の中の蛙でしかありません。 さて、何故この本を注文したか、理由は以下です。 1.希少本になるかも知れない。 2.D言語が日本において実務で使われる可能性は当分低い。 3.C/C++プログラマにとってはD言語が自然的である。 1について。6月中に"Th
私はPerl 4の時代からPerlに馴染んでいますが、最初がいつだったか憶えていません。いわゆるThe Pink Camel本も手放しました(後悔しています)から、刷数の日付を確認出来ないのです。遅くとも1994年には入手していたように思うのですが、定かではありません。 1990年頃、当時の日本では(海外ではありません)、Cが家電メーカを始め、いろいろな処で市民権を完全に取得していました。C++はやっとARMが刊行されたばかりで、この先どうなるか分からない代物でした。そういう時代でしたので、おそらくPerl 4を知っていることは一種ゲテモノ(もしくは玩具)好きに思われはしまいかと、一切口にしなかったように思います。それ程(嫌味な言い方をすれば)日本は遅れていたのです。刊行早々のTC++PLの第二版を持っているのでさえ、新しい物好きだと先輩に言われたことがあるくらいでしたから、The Pin
寄生性原生生物「トキソプラズマ」とサッカーのワールドカップ(W杯)での各国の勝率には意外な関係性がみられるそうだ(Slate、本家/.記事)。 トキソプラズマは多くの哺乳類や鳥類を中間宿主としているが、有性生殖はネコ科の腸内でしか行えない。ネコ科以外では無性生殖が行われ、脳内などの免疫系の作用の及びにくい器官で増殖したりするそうだ。人類の1/3が潜状感染しているとも言われており、感染率は韓国で6%、ガーナで92%などと地域によって大きな差がみられる。 スタンフォード大学の神経科学者Patrick House氏によると、トキソプラズマ感染率とサッカーの強さには相関関係がみられるという。引き分けありの予選リーグではなく、勝敗のつく本戦の試合をみてみると、今回のW杯では1回戦の8戦全てにおいて感染率が高い国が勝利していたとのこと。前回のW杯ではこれは8戦中7戦で勝利していたとのこと。ちなみに前回
Matt S. Trout氏がIron Man Blogging Challengeをしくじったことは、Iron Man Blogging Challengeに参加された皆さん(参加していなくても、ちゃんとしたPerlerなら)は御存知でしょう。いかに一週間に一度と言えども、Perlに関してブログを続けることが難しいか実感された方も多いと思います。Matt氏の場合は、しくじったと言うよりも、氏は時間間隔を勘違いされたのではなかろうかと私個人は思っています。 話は変わりますが、皆さんも何らかのコミュニティで、メーリングリストその他で、特に初心者のトラブルに付き合ったことも多いかと思います。彼等がなかなか解決出来ない最大の要因は、すべての情報を出さず、何故か出し惜しみすることにあると思います。Matt氏もそういうことに出くわしたことがあるようで、Show Us The Whole Codeとい
以前、知人より故Edsger W. Dijkstra博士の"The Humble Programmer"をリクエストされたことがありました。申し訳なかったのですが、以下の理由により断りました。 1.翻訳本が出ていること。 2.英文であっても高校生でも読める。だから、読むべきである。 3.有名なものは自分のポリシーに合致しない。 1.については、約20年以上前、翻訳本「ACMチューリング賞講演集」として出版されています。しかし、もう今となれば入手不可能でしょう。私も見た憶えがありません。ですから、本当に読みたければ、大図書館で探せばいいはずです。 2.については、時代背景及び専門用語を前提条件にすれば、高校生でも(ひょっとして中学生でも)30分もあれば読めるはずです。ただ、Dijkstra博士に限らず、ヨーロッパ圏の人の英文は一文節が長くなる傾向があり、読んでいてくどい印象を受けます。それを
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『スラド -- アレゲなニュースと雑談サイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く