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アメリカ大統領選
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今までのIRC環境 今年の年明けに挑戦した作業の一つにに、IRC環境の統一、というのがあります。昔からIRCをコミュニケーションに多用しており、一時期は BitlBee で AIM や GTalk や Twitter を IRCあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今までのIRC環境 今年の年明けに挑戦した作業の一つにに、IRC環境の統一、というのがあります。昔からIRCをコミュニケーションに多用しており、一時期は BitlBee で AIM や GTalk や Twitter を IRC にまとめる などを参考にtwitterやIMまで bitlbee を使ってIRCに統一していました。 これはこれで非常に便利なのですが、各所で利用していると、下の図のように多様な環境に多数のクライアントをインストールす
最近は徴兵制のお話が流行りなようです。野党の「戦争法案」うんぬんの話が引き金なのですが、どちらかと言うとああいう強引な論理には分がないように思えます。 安保法制賛成派の多くは、徴兵の非合理性を主張しています。例えば ■徴兵されないか不安なみなさんへ。 戦闘も同じです。 志願をし、採用試験に合格し、何最近は徴兵制のお話が流行りなようです。野党の「戦争法案」うんぬんの話が引き金なのですが、どちらかと言うとああいう強引な論理には分がないように思えます。 安保法制賛成派の多くは、徴兵の非合理性を主張しています。例えば ■徴兵されないか不安なみなさんへ。 戦闘も同じです。 志願をし、採用試験に合格し、何年も勉強して資格取ったり訓練やったりして、そしてさらに日々訓練を積んでいるプロにしかできないことです。 やる気のないド素人を戦場に連れてったら、なんの任務も遂行できません 陸自、空自、海自それぞ
「日本のリベラル」をリベラルと呼ぶのをやめにしませんか 『日本の保守』も保守と呼ぶのをやめませんか という記事が流れてきました。しかし、個人的に思うに「リベラル」や「保守」が最近劣化したわけでもなんでもなく、もともとリベラルや保守に値しない勢力がそれらを自称していたにすぎません。どちらの側も自分たちの考え方の地「日本のリベラル」をリベラルと呼ぶのをやめにしませんか 『日本の保守』も保守と呼ぶのをやめませんか という記事が流れてきました。しかし、個人的に思うに「リベラル」や「保守」が最近劣化したわけでもなんでもなく、もともとリベラルや保守に値しない勢力がそれらを自称していたにすぎません。どちらの側も自分たちの考え方の地位を実際の政治的スペクトラムに当てはめて絶対座標系で考えるということをせず、思い込みで語ることが多いので、都合よく「中道保守」「リベラル」みたいな言い方をするのです。「無知の
ITエンジニアの価値を貶める『人月商売』の功罪 を読んでみて。 「人月商売」がエンジニアにとってどのような問題点があるかというと、エンジニアの価値を低下させる事になってしまう、という点です。 端的に言うと、「人月」で見積もりを出しているという事は、すなわち自らの価値を、提供価値に対して値段を付ける「知識集約型」ではなく、稼働に対して値段を付ける「労働集約型」へと貶めてしまっているからです。 ITの良い点の一つとして、ルーチンワークをプログラミングで自動化できる点があります。一度システム化してしまえば人の代わりに永続的に価値を生み出し続けられるメリットがあるわけですが、労働集約型モデルで働いていると、永続的に生み出される価値に対する対価は得られず、何人月で作ったかという時間の切り売り部分にしか対価が支払われません。 これはどう考えてもITエンジニアのもたらす価値の安売りであり、自らの価値を下
ゲーム史的に正しい「ドラクエが日本で生まれたわけ」 に引き続き、「マリオ」正確には「スーパーマリオブラザーズ」が、本当に日本で生まれる必然性があったのかについて考察してみたいと思う。ところで考察すべき点は2つあって 日本初のアクションゲームはレイヤーで考えられているのが、米国発のはパースペクティブで考えられているのが多い 「マリオ」が日本で生まれる必然性はどこから来るか になる。 まず最初に前者をさっさと済ませてしまうと、スクロール系アクションなどで多重レイヤーで奥行き表現を出す手法を日本人が得意としたか、というと完全にそのとおりである。 「ラスタースクロール」と呼ばれる手法などを駆使し、美しい多重スクロールを実現したのは横スクロールでは、ムーンパトロールが最初と言われている。また縦においてはゼビウスこそ使ってなかったが、その後の雨後の筍のように出てきたものの中には、そういったゲームが大量
チームラボ猪子氏が語る「マリオやドラクエが日本で生まれたワケ」 というのがよく荒れておりました。荒れる理由はゲーム史に対する不理解で、例えば以下の文面はゲーム史論文などというテストがあれば0点です。横スクロールアクションとしてのスーパーマリオブラザーズは、もちろんゲーム史的に非常に重要なマイルストーンではあります。しかし、実際には最初どころがわりと後発です。 一瞬話変わるんですけど、これはマリオ。僕の大好きなマリオ。実はマリオというのは世界で一番はじめに、世界で初めて横スクロールアクションという概念を生み出して、実際世界中で大ヒットしています。世界中の人々はマリオを生んだ人に対して、天才なんじゃないかと、神のように賞賛しています。でも考えてみてください。マリオを生んだ人は京都にいて、京都は伝統的な日本の空間の認識によってデザインされた空間に溢れています。もしかすると毎日の生活の中で、自分の
去年辺りから聞かれるようになった「フルスタックエンジニア」という単語、いよいよ日本でもバズりだしましたね。最新のエントリで言うと以下でしょうか。 フルスタックエンジニアもオフショアに脅かされる未来 なんとも微笑ましいエントリです。例えばアメリカではスタートアップを中心にフルスタックの求人は増えていますが、それがオフショアになどという話はあまり聞こえてきません。しかし気を取り直して、ちょっと見てみましょう。 フルスタックエンジニアの複合スキルで触れられているシステムのインフラ構築ですが、基本は日本人エンジニアが担当することが多いです。 理由はいろいろありますが、一番の理由としては「IDCが日本にあるから」。 (中略) 今後はIaas型のクラウドをベースにしたシステム開発が増加すると言われてます。 ということは、Iaasが普及すれば、インフラ構築が地理的拘束から開放されることを意味するわけで、
エンタープライズ、というといつも最初に浮かぶのは航空母艦なわけだが、SI業界ではだいたい「大規模系」とか「基幹系」という言い方が多そうな。もちろん日本のITの業界の中でも、特に上流としては給料も高い花形ではある。¥ITの進歩に取り残されていくのではないか、という強い危機感を持っている人もいる。 長谷川秀樹のIT酒場放浪記 第1回 よしおかひろたかさん 1/3 長谷川秀樹のIT酒場放浪記 第1回 よしおかひろたかさん 2/3 長谷川秀樹のIT酒場放浪記 第1回 よしおかひろたかさん 3/3 そのあたりから、WEB業界の勉強会に顔を出すようになったのですが、WEB系のエンジニアと、エンタープライズのエンジニアの歴然とした違いに驚いたんです。WEB系の人は、コーディングから企業の経営まで興味を持ち、技術の吸収にも貪欲です。一方エンタープライズの人たちは、上流工程なら上流工程だけ、プログラミングな
中途半端なグローバル教育に煽られて幼年期に英語を教えるよりも、しっかりとした「日本語脳」を育てるべきだ という記事が目に入ったので。L.starにも娘がいるが、今のところオランダ生まれニューヨーク育ちという自分とは似ても似つかない経歴の持ち主になっており、子どもの教育という面では色々考えることが多い。 海外在住組はやはりその事情が事情なので、「まずはしっかり日本語から」という上記のURLに沿う形のものと、「せっかくだから海外でしか学べないものを」の大体二派に分かれている。まあ言い争いとかになることはほぼ無いが、みなさん自分なりの考えをお持ちである。 ・・・と言うのを考えながら上記を眺めて「ああ、まずはしっかり日本語派の意見でも出てきたかなあ」と見ると、さすがかの東洋経済オンライン炎上事件で有名な原田武夫氏の面目躍如というべき、まさかの右脳左脳論が出てきて飛び上がってしまった。右脳左脳論は、
どこかの選挙事務所に就職した人が4日で辞めたという話がバズっています。以下のあたりが火元ですが 責任感のない人たちが、世の中の「好意のバトン」を落とすこと 目標を持って頑張った人と、突然消えた人 まあ辞めた人が適正がなかったとか折角のチャンスなのに情けないとか、そういう話で済ましてしまえば全て丸く収まる話だとはいえ、いつもこの手の話をみると、上の方から語る人に一つの視点が抜けていることが気持ち悪く感じます。それは「人間はストレスを掛けすぎると壊れる」ということです。L.starの知る世間一般では物を壊すと壊した人の責任ですが、人を壊しても壊れた人が悪い、という話になります。不思議です。 日本でこの「ストレスをかけ過ぎると壊れる」というのが認識されないのは簡単で、日本の成功者の殆どが「過度のストレスを耐え切った」選別された人たちだからです。でも当人は選別されたと気づいていません。自分の回りに
■クジラやイルカを食べてはいけない理由を僕たちはまだ知らない というKoshianの記事だが、欧州暮らしの長かったL.starから見ると、元々のエントリ あのフォアグラ弁当抗議団体を直撃! 「動物はごはんじゃない」という言葉の真意とは は、昔から言われている話で別段新鮮味を覚えない話しであった。こういう意見は欧州や米国の意識の高い上流層を中心にある程度受け入れられていて、ああそういう言論が日本にもやってきたのね、という程度である。どういう話かというとKoshianの説明する以下の部分そのままである。 この考え方を理解するには、ギリシア時代にまで遡る必要がある。快楽主義という思想があるのだが、これは「快=善、苦=悪」という考え方であり、できるだけ苦を減らし快を増加させることが善に繋がるというものである。個人の生き方としてはとてもよい考え方だと思うし、俺もこの考えに沿って生きてる快楽主義者だ
このエントリはPostgreSQL Advent Calendar2013のこのエントリはPostgreSQL Advent Calendar2013の19日目になります。今回は便利ツールとして、今年作ったpgsqlenvの解説を書いてみました。 このツールは、いわゆるPostgreSQLに特化したhomebrew環境を構築するもので、コマンドでインストール、初期化、起動、終了そのほかの作業が行えます。githubで公開しています。 インストール インストールは簡単で、gitから取得し、取得したあとでそこにパスを通すだけです。以下の例では、~/git/以下に展開するようにしています。 $ cd ~/git/ $ git clone http://github.com/yutakat/pgsqlenv/ $ export PATH=$PATH:~/git/pgsqlenv 使い方 pgs
■グローバル化の中で日本の宗教を意識できないと負ける Koshianがまた面倒なエントリを書いているが、この話は昔L.starもやったことがある。 日本人は外国で「宗教:なし」と書く ― 民族と宗教が不可分な人たちが犯す間違い こういう話題はいわゆる自称中道の保守層には大変ウケが悪い。というのも「日本人は無宗教だから、他国にありがちな宗教的いざこざと無縁な素晴らしい国である」という幻想を破壊するからだ。いや、日本国がキリスト教vsイスラム教を始めとした各種宗教論争と比較無縁なのは、確かに事実ではある。ただそれが日本文化の素晴らしさと直結するかというとかなり疑わしい。 そもそも、無宗教っていうのは何なのか。普通に考えると「私はいかなる宗教も信仰していません」という定義からして、無宗教であることを示すのは、悪魔の証明に近いけっこう大変な作業なのだということに気づくはずなのだが。論理的な積み重ね
昨今のDBMSの分野の進歩はGoogleがパンドラの箱を空けてからずっと凄いスピードで進化し続けているが、中でもVoltDBは飛び抜けたOLTP性能に特化したDBMSだ。しかしそのプロトタイプであるH-Storeからもう何年も経っており、当然その先の何か、というのが見えてくる。 最近久々に技術に立ち戻ってちょっと最新のDBMSに関する論文を読むか、とカラム指向データベースの圧縮手法について学ぼうかとStonebraker教授の前作C-Store(後のHP Vertica)を調べたり、ハイブリッドDBの前段に使われるインメモリDBの構造について勉強しようと思ったりしてたら非常に興味深いシステムを見つけたので紹介したい。それはミュンヘン工科大学のHyPerだ。HyPerはH-Storeのあとを受け、そのOLTP性能の高さを受け継ぎながら、OLAP性能に関してもインメモリDBならではのずば抜けた
mysqlenvというツールがリリースされているのを見て、ふと昔とった杵柄と思って移植してpgsqlenvを作ってgithubに公開しました。 https://github.com/yutakat/pgsqlenv 一応説明すると、自分のユーザーディレクトリの下に、複数のバージョンのPostgreSQLをソースコードから自前コンパイルでインストールし、また起動停止等がコマンドラインから一元管理できるツールです。多分UNIXとMacOSXで動作すると思いますが、さくらVPSでしかテストしていません。 ご存知の人はご存知と思いますが、L.starの昔の仕事は多数のPostgreSQLのバージョンを扱う関連のお仕事で、その関係上、homebrewに近いシステムを自分で作って運用したりしてたのですが、その時のことを思い出しながら作りました。当時の俺得ツールです。そのへんは、「UNIXアカウントと同
■「苦しい思いをすれば成長する」は大ウソ が面白かった。Twitterでも書いたけど、実際人間の成長って、努力の質・量およびひらめきの多寡によってもたらされるもので、苦しいかどうかとはあまり相関性がない。成長のための要素は千差万別で、なかにはどうにも苦しいだけだけど成長したというのも一定量含まれている。だから苦しい思いを多数したほうが成長している、というのは平均的なモデルだけを考えれば正しいかもしれない。一方、努力の質やひらめきの充実は単に苦しいつめ込み努力では身につかないケースが多い。このへんの話は以前 知識を詰め込んでも心は鍛えられない でも論じた話で、つまり自発的に達成した喜びを味わえる形にしないと長続きしないし、壊れるのだ。壊れてしまっては努力も水の泡。結局努力効果の最大化には程々がよいよ、ということだ そのまま感想を書いてもあとはまあ賛成するところばっかりなので視点を変えてみよう
DBの世界に起こる変革 を見てびっくりするほどがっかりした。DBMSの世界はこれから変革が起こるどころが、もうすでに変革ががんがんに起こっていて、One Size Does Not Fit Allの時代だと言われて久しい。Oracle RDBMSだけの世界とかを見ていると、その変化が見えなくなってしまうことが多いだろう。しかしちょっとRDBMSを離れたら、現在はDBMS戦国時代であり、Oracle社もその有力なプレイヤーの一人である。 とりあえず現状を知りたいと思ったら、以下が非常に参考になる。 NoSQLの現状 50以上のソフトウェアがひしめく市場、これを戦国時代と言わずしてなんだろうか。MongoDBあり、Hadoopあり、KVSあり、NewSQLあり・・・これが21世紀のDBMSの現状だ。 ちなみに先のサイトで話にあった「ジャーナルを書かないRDBMS」というのはつまりLog Str
■失われた20年で日本人が失ったのは「余裕」 久々に@Koshianに援護をもらったが、本文と微妙な引用部分はさておき、余裕のないのが今の日本人の問題点である、という指摘は全くそのとおりであるとL.starも思う。日本人は決して劣っているわけではない。決して他人に冷たいわけでもない。 しかし例えばベビーカー談義で「ベビーカーは都心に来るな」などと欧米なら確実に問題発現になって共同体から排除されかねないような暴言も、東京の混み具合を見れば霞んでしまう。あの大量の人ごみでは、どれだけ子供が尊かろうがそれを気遣うのは不可能だ。そんな余裕はどこにも無いのだから。金銭的なものにしてもこのデフレである。皆が途方に暮れてしまうのも宜なるかなである。 さてそんな日本人に余裕をもたらすことのできるものとは何なのか?という答えは、マクロにはいくつかある。全体のパイを増やす(例えば侵略とか)のもひとつだが、現在
日本では総選挙が今週末にという話で、実際話を聞いたときはタイミングが意外でちょっと驚いた。まあこの点は意表をついた民主党の得点であろうが、いずれにしても政権の成績としては首を傾げるところ。自民圧勝が予想されるのも詮無きことかな、と思う。ところで自民党といえばネットでは良くも悪くも憲法改正案と、それに付随した片山さつき議員の天賦人権論否定発言が話題になっている。 天賦人権説(あるいは自然権)の否定は何が問題なのか? が、天賦人権論肯定派の記事ではあるが、よくまとまっている。L.starはこの件についてはヨーロッパかぶれとの誹りをうけるのかもしれないが普通に天賦人権論支持派であり、人権についてはそもそも「原則論として、ある」が基本であり、その上で「やむを得ない場合においてのみ制限が許される」べき、という認識を持っている。まあ日本国憲法もしかりだが、たいていの憲法はその認識を踏襲している。 まあ
なんかいい加減ブログの更新もいい感じに滞っているが、忘れられないためにもたまにはリハビリも兼ねて書こう。元オランダ在住といえばやはりワークシェアリングの話かと思い、そこから発展して「ワークライフバランス」という単語に思いを馳せてみたい。 御存知の通り、オランダではワークシェアリングが盛んである。それゆえ、日本とオランダではワークライフバランスも大きく異なる。日本でワークライフバランスを叫ぶ人は、必ずといっていいほど「仕事をしてお金を儲けないと幸せもないんだから、ワークライフバランスは世迷言」という反論を受ける。バランスの話をしているのに世迷言とは若干へんてこな印象でもあるが、それだけ日本では「仕事優先」というバランスがまかり通っている。 ちなみにニューヨークももちろん日本・オランダと異なるバランスの持ち主なのだが、私的に見るにどちらかと言うと日本よりである。その点は、都市圏の広さ、経済影響
グーグルで最も出世した日本人が吠えた!国籍、人種は無関係。真に戦えるグローバル人材の必要条件はこれだ!グーグルで最も出世した日本人が吠えた!国籍、人種は無関係。真に戦えるグローバル人材の必要条件はこれだ! という記事。もちろん村上氏はいろいろ良いことを言っていて非常に参考になるし事実なのだが、一点だけ「なんでこういう成功者はいつも同じ間違いを口にするのだろう」と思うことがある。 今の日本の大学生の多くは日本の教育制度の犠牲者である。人口減少で大学は全入時代を迎え、“極度の詰め込みによる受験戦争を勝ち抜くと言う”経験をしたものが昔に比べて極端に少なくなっている。知識が詰め込まれていないところに創造力も個性もない。芸術や音楽やスポーツだって知識の詰め込みが脳や肉体にないといいパフォーマンスはできないし、いいものかどうかの評価さえできない。 ここだ。 脱ゆとり?とんでもない!ゆとり教育はこれから
異議あり! 有給休暇 釣り針と言うより、あまりにもでかすぎて錨とでも言いたくなるが、しかし全くの善意で書かれていることは疑いない不思議な記事である。 なぜなら、「働かないのに給料がもらえる」ということと、それが「労働者の当然の権利」と言われていることに対して、率直に「ありえない」と思うからです。 善意が釣り記事に化ける最大の理由は、上の引用だけで全部言い表せる。この筆者は「期間契約」と「時給仕事」の区別が全く付いていない。 例えば年間52週完全週休2日有給計20日でいくら、という契約があったとすれば、それは年間260日の稼働日のうち、稼働率92.3%(=240/260)を維持しろ、というSLA付き契約ということである。ところがそれを「働かないのに給料がもらえる」と発想するなら、稼働率100%が前提なのである。 「稼働率100%なんて当たり前だろ」と思う人は、稼働率を保証することの難しさを全
ちょっと旧聞になるが、うちのTL周りでノマドに関する話がわき上がっていたようだ。というかこの間Koshianが ■バカほど相手の意図を無視したがる で怒っていて初めて気付いたのだが。それを読みつつ何となく思うことがあって書いたツイートは ノマド曰く「ノマドとは」 にまとめた。 ノマド、ここでは元々の定義の遊牧民ではなく、最近のライフスタイルを定義するために借用しているのだが、これはべつに今から始まった話ではなくて、昔からある対立概念、つまりサラリーマンvs脱サラ、スーツvsギーク、大企業社員vsフリーランスといったモノの焼き直しである。 規模か精鋭か そこでは、大まかに2つの概念があって相反している。 1つ目は、「多数が団結することでスケールメリットにより成果を出すのが最良である。故に個人が多少なりとも不便であっても、全体としての収支のために足並みをそろえて協力するのが一番」というやりかた
PostgreSQL Advent Calendar参加作品です。 ネタはいろいろ考えたんだけど、例えばnode.js+plv8jsでjavascriptだけで遊ぶとか、なんかちょっとしたライブラリ書くとか、アイデアはあれど風邪を引いて実行力がないので手抜きにしました。単にpgbench取りました。 ただし手元にあったwubi+ubuntu8.10(新しいバージョンは何故かうちのマシンで動かなかったので何故か古い)でコンパイルできるバージョンを片っ端からインストールするというネタをかましました。本当はWAL導入前の6.5までいきたかったけど、7.2でpg_hba.cがエラーで入らず、直そうかと思ったが手間をかけたくないし断念。 実験概要 以下のバージョン(全てマイナーバージョンは最終版)を同一マシンにインストールし、挙動を比較する。 7.3 7.4 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4
久しぶりにRDBMS技術的な記事でも。HerokuがDatabase-as-a-Serviceを開始したらしい。 HerokuがPostgreSQLのDatabase-as-a-Serviceを開始。しかし料金表がおかしいぞ ただしHerokuは昔からPaaSの一環で、バックエンドPostgreSQLをサポートしているのでそれ自体は珍しいわけではない。専用メニューが開始された、ということにすぎない。PostgreSQLではないが、同様のサービスはAmazon RDCで前からMySQLやっているし、SQL Azureもある。 そういえばUmitanuki氏がHerokuオフィスに行ってPostgreSQLとpl/v8の話聞いて来たで遊びに行ったレポートを書いているが、そこの話とも矛盾しない。PostgreSQLは素のまま、管理運用に手を入れて、とにかく万人に扱いやすいシステムに仕上がっている
まず最初に、「レビュアーが魅力の書評サイト書評人」のオープンおめでとうございます。 実はL.starも誘われていたけれども、生まれてこの方書評を書いたことが無く、参加はしませんでした。(例外はエイプリルフールのニセ書評、書評:「コメントからの伝言」 ― 世界を救うソースコード中の「ありがとう」)ただ最近ブログを単に書くのに行き詰まっていたのもあって、これを機に一度書評なるものにも挑戦してみようか、と一念発起して(わざわざAmazonのアフィリエイトID取ってw)今回筆を執る次第です。 さて何を書評しようかと言うことで、自分にとって一番重要な本を選ぶべきだろう、と言う結論に達した。つまり「孫子」。学校で電磁気学を学んだとき「マクスウェルの電磁方程式さえ覚えれば、あとは展開できる」というのを教えられたが、孫子は戦略におけるマクスウェルの方程式である。 新訂 孫子 (岩波文庫) 孫子には沢山あ
最近はTPP談義で盛り上がっているブログ界。個人的にはこのTPPは単なる貿易問題だけにとどまらず、外交や戦略にまで踏み込む話で、経緯まできっちり読み込まないと本当の理解には行き着かないのではないか、と思う。だからTPPの賛成/反対に関する直接的な議論は差し控えたい。 しかし賛成・反対の議論を見ていると既視感に襲われる。そっくりなのだ。外国人参政権問題で盛り上がっていたときと。 外国人参政権なんかよりずっと重要な話をしないか – あなたは開国派?それとも鎖国派? あたりがそのとき提起した内容。個人的にはそこからネイションシリーズと題した一連のエントリ群なので日本のありようについて考える方向に向いたのだが、最後に「これは合意形成の問題だ」ということになった。しかし、見事なまでその当時となんにも変わっていないようである。また無限ループを繰り返すのだろう。懲りないことだ。そんなわけで、今回は開国鎖
周りのTweetでびっくりしたが、2chあたりに生息する一部のの心許ない連中から個人情報暴露されたらしい海外ニート氏がブログとtwitterを閉鎖したそうな。直接のソースはないが 海外ニートさんblog閉鎖?騒動 などで語られている。 L.starは割と反社畜的な情報も発信していたから、彼の退場を惜しむ名前に見たことがあるようなのがちらほらと。また同様のクラスタに居ながらやはり去年ブログを止めてしまった@HAL0213ともtwitterでは交流があった。そういう意味では「あいつらの仲間」と思われている節もあるだろう。海外組だし。 海外ニート氏とは実は直接やりとりは少ない。が、2年ほど前に珍しく以下のエントリは彼のブログに対する反応で、向こうでも紹介されている。 明文化されていない制度に振り回されるのはもうやめませんか? 昭和的な日本の労働環境に対して外からの視点を導入することで現状の問題点
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