「戦争は最大の環境破壊」―。沖縄県東村高江で政府が進めている米軍ヘリパッド建設に反対する院内集会が23日、参議院議員会館で行われました。環境団体「WWF(世界自然保護基金)ジャパン」などの主催。 WWFジャパンの花輪伸一さんは、4千種以上の生物が生息する「やんばるの森」の生物多様性が、脅かされている状況を報告。反対を無視して強引に工事を進めるやり方を批判し、計画を撤回させようとのべました。 日本環境法律家連盟の田場暁生弁護士は、住民の正当な座り込みを工事妨害だとして裁判に訴える国のやり方を批判。 国際平和団体のアメリカ人女性は、日米政府が強行しようとしている基地「移設」を「切断した腕を返す代わりに足をもらっていくようなもの」とのべました。 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員があいさつし、「沖縄の基地問題はたらいまわしでは絶対に解決しない。移設条件をつけるな、無条件撤去せよとの世論をさらに高めてい