2日の参院安全保障特別委員会で日本共産党の仁比聡平議員は、一般国民のプライバシーを洗いざらい調査できる秘密保護法の危険な仕掛けを暴露しましました。 適性評価でプライバシー丸裸 審議官 「すべての団体に回答する義務」 「特定秘密」を取り扱う者は、行政も民間も区別なくすべての団体にプライバシーが照会され、照会を受けた機関はこれに回答する義務がある―。仁比氏が暴いたのは、「適性評価」という身辺調査による人権蹂躙(じゅうりん)です。 法案は、「秘密」を扱う者が漏えいしないか、「飲酒についての節度」「信用状態」「経済的な状況」「精神疾患」など立ち入った項目を調査します(適性評価)。その際、調査を実施する各省庁は「公務所若(も)しくは公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる」としています。 仁比 「公務所」とは何か。 鈴木良之・内閣情報調査室内閣審議官 国の行政機関及び地方自治体の行政