安倍晋三首相が今国会での成立をねらう戦争法案を必ず廃案に追い込もうと、SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)は27日、東京・渋谷駅前で「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」を行いました。呼びかけにこたえ、共産、民主、維新、生活、社民の5野党代表がそろいぶみして、「戦争法案反対」を訴えました。 SEALDsのメンバーらが、戦争法案の危険性を知らせるパンフやフライヤー(ビラ)を配布。学生、高校生らが次つぎと受け取り、その場で話題にする場面が各地で見られ、聴衆は時間を追うごとに膨らみました。 宣伝カーから訴えた女性(23)は、「犠牲者が出てからでは遅い。声を上げるのはいまです。私たちがとめる」と語り、国会前行動への参加を呼びかけました。大学4年の女性は「私たちの行動に罵詈(ばり)雑言を浴びせる人もいます。それでも私はここに立ちます。なぜなら本気だからです。戦争法案に反対