リビア・ナフサ山脈(Nafusa Mountains)で行われた反体制デモで、反体制派の旗を振る若者たち(2011年6月28日撮影)。(c)AFP/FLORENT MARCIE 【6月30日 AFP】フランスは29日、同国がリビア反体制勢力に武器を供与していたと認めた。 これに先立って仏紙フィガロ(Le Figaro)は同日の紙面で、秘密諜報メモと複数の政府高官からの情報として、フランスがリビア反体制勢力に武器を空から投下していたと報じていた。 同紙によると武器投下は、反体制派への支持を表明して蜂起したベルベル人らの村があるナフサ山脈(Nafusa Mountains)で行われ、反体制派が首都トリポリ(Tripoli)周辺を制圧し、トリポリ市内での民衆蜂起を促すことが目的だったという。投下された武器には攻撃ライフル、機関銃、携行式ロケット弾、欧州製の対戦車ミサイル「ミラン(Milan)」な
「リビア武装蜂起、西側との事前協議経たもの」チョスドフスキー教授「西側はリビアの民主化ではなく石油欲しさに」 記事入力2011.03.28午後3:19:29 リビアに対する西側の軍事介入に対する論争が続いている。西側はムアマル・カダフィ国家元首の親衛軍が戦闘機を動員して大部分が民間人である反乱軍を虐殺しているとして、自分達の軍事行動は国連安全保障理事会決議案1973号に則った「人道的介入」と主張している。 だが一方ではカダフィ政権に対する批判とは別個に、西側の軍事行動もまた正当ではないという批判が提起されている。民主化デモを流血鎮圧したのはリビアだけではないのに、西側はリビアのみに介入しており、バーレーンやイエメンなど親米政権が立っている国家の人権侵害には無関心だという指摘だ。 カナダのミシェル・チョスドフスキー(Michel Chossudovsky)オタワ大教授は先の20日に進歩的ウ
民主主義が外国軍の攻撃で到来する事は決してない 金民雄コラム 西側連合のリビア空襲、どのような戦争か? 記事入力 2011.03.21 午前9:57:45 西側のリビア攻撃は正しいのか? 地中海を掌握している米国の軍事基地を中心にフランスとイギリスが主導するリビア空襲は果たして正当なのか? 答は「違う」。カダフィがこれらの攻撃に対して「植民地戦争」と規定したのが、専制権力を守る為の宣伝戦略だとしても、西側の北アフリカ最大油田確保を狙う意図は否認し難く、この戦争の本質が変わるものではない。 これは真の目的を違えて隠蔽しながら人権と民主主義に対する守護を名分にした、いわば「人道主義的介入戦争(Humanitarian Intervention)」の典型的な事態だ。リビアの原油に対する西側の貪欲さがこの攻撃の動機ではないというならば、親西側的で強大な原油国家にして存在自体が反民主的な王朝体制
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