阪神・淡路の震災から15年。 その後の西宮から神戸にかけての都市で、復興していく様子は、 都市が「有機体」としてもつ再生力を感じざるを得ませんでした。 そこには、愛郷心と、ヒューマニズムとが、麗しいかたちで生かされ、 あらたな町の物語をつくっていきました。 だからといって、兵庫県南部にルーツを持ちつつも、 震災後、他の地域へ移り住んだ人も、多数います。 何年か前、NHKの朝のドラマでも題材になっていましたね。 移住したイナカになじめず、一方、復興させつつある「地元」への隔たりに負い目を感じながら 生きる、 それも人生。 (そりゃね、あのあたり並に洗練された都会なんて、 日本中探しても、そうそうない。だから、どこへ生活拠点を移しても、イナカと感じることでしょう~) また、同じ町に残った人でも、持ち家の位置が変わってしまった人が沢山おられるのは、各種報道でも明かです。 そのために、1/17の未