尖閣購入で米紙に意見広告=支持と理解求める−東京都 尖閣購入で米紙に意見広告=支持と理解求める−東京都 【ニューヨーク時事】東京都は、27日付の米有力経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルに「米国の方々へ」と題した意見広告を出し、都による尖閣諸島の購入に支持と理解を求めた。 広告は1ページの約3分の2が使われ、尖閣諸島の写真と地図が付けられている。 この中で都は「中国が東シナ海で、歴史的にも日本の領土である尖閣諸島への圧力を高めている」と指摘。2年前に同諸島沖で起きた中国漁船衝突事件を引き合いに「アジア海域の不安定は自由貿易を妨害する前触れだ。これは、東京や日本、米国の経済などの利益にとって損失となる」と強調した。さらに、「中国に挑戦するアジア諸国を支持しなければ、米国は太平洋全体を失うことになる」としている。 (2012/07/28-02:08)