東京都立川市で警備会社「日月警備保障」立川営業所が2人組の男に襲われ、史上最高額の現金約6億400万円が奪われた事件で、男らが外国人なまりなどのない標準語のイントネーションで宿直の男性社員(36)を脅していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁立川署捜査本部は、2人組は首都圏周辺に住む20〜30代の日本人だった可能性もあるとみて捜査している。 また、犯行手口から営業所の内部事情に詳しい人物だった疑いが強いため、捜査本部では、同警備会社関係者やOBに接触して情報を得ていた可能性もあるとみて、関係者らから事情を聴くなどして捜査する方針。 捜査本部の調べでは、2人組は12日午前3時ごろ、営業所に侵入。宿直で寝ていた男性社員の両手を粘着テープで縛り、目隠しした上で「カネを出せ」「金庫室の暗証番号を教えろ」などと脅迫した。 その際、イントネーションに、外国人や地方出身者のようなな