落合信彦さんが、オバマ大統領は無能だと主張している。「駐日米国人 オバマの元で働きたいと誰も言わぬと落合信彦氏」がそれだ。曰く、イラクからの撤退が早過ぎる。イラクでのISISの内乱を招いた。シリアやウクライナの緊張をコントロールできていない。韓国と中国の接近を阻止できていないという。 しかし、いずれも介入しても怪我をするだけの話ではないのか。イラクやシリアやウクライナに介入すれば、イラク戦争と同様の泥沼になる。それでいて、米国へのリターンはない。ウクライナはもともと緩衝地帯であり、シリアも米国にとって敵とでもいうべき国である。イラクにしても、奥地はもともとコントロール不能であった。混乱がそれらの国内に収まっている限りは、基本的にはどうでもいい。 むしろ、そのような地域に介入ずべきではないと米国人は考えている。それをやって大怪我をしたのが前のブッシュである。 だが、落合さんはオバマの目線は、