ラブラドール・レトリーバーのジュリエット。 手や足に障害のある人を支える「介助犬」です。 大阪・泉佐野市にある病院の“アイドル的存在”で、介助犬としての枠にとどまらず、一人二役ならぬ“一犬二役”の活躍をしています。 かかわる人たちの“心を支える”ジュリエットの活動に密着しました。 (大阪放送局 ディレクター 前田彩音) 大阪・泉佐野市に暮らす中村薫さん(68)。 13年前に脊髄で炎症が起きる難病「HTLV-1関連脊髄症」を発症。 歩くことができなくなり、ふだんは車いすで過ごしています。 そのそばにいつもいるのが、雌のラブラドール・レトリーバー、ジュリエット。 手や足に障害のある人の日常生活をサポートするために特別な訓練を受けた「介助犬」です。 介助犬は、体に障害がある人の生活を支える「補助犬」の一種です。 補助犬にはほかに、目が不自由な人を助ける「盲導犬」、耳が不自由な人を助ける「聴導犬」
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