アメリカの無人爆撃機(ドローン)の元操縦士・技術士らは11月19日、オバマ政権による中東での無人機爆撃の実態や、無数の民間人が犠牲になっていることの重い責任について語った。ニューヨークで開催された新作ドキュメンタリー動画「ドローン」のPRイベントで、ドローン爆撃計画に従事した元兵士らが、自らの体験を説明した。 ガーディアン紙によれば、マイケル・ハーズ氏はアメリカ空軍の元上級パイロットで、ミサイルを標的へ向けて操縦していた。軍職員の質は時間の経過と共に急激に低下しており、オバマ政権下での職員の考え方が、「ミサイルを撃ち込んだ結果は、周囲の状況のせいにするというものに変わった」と述べた。