キャンベル教授の論考: 50 years after Lumumba: The burden of history, Iterations of assassination in Africa. (ルムンバから50年:歴史の重荷、アフリカにおける暗殺の繰り返し) の翻訳を続けますが、前回のブログあてに、ダグ・ハマショルドについて、seki_yo さんから、キャンベル氏のハマショルド観に異論があるというコメントを戴きましたので、それに少しお答えします。キャンベル氏の筆致は最終的にはハマショルドがルムンバ側に回り、そのために暗殺されたという印象を与えますし、私が付けた[訳者注]はそれを更に強化したかもしれません。ハマショルドの死が暗殺であったかどうかは不明で、主流の見解は単純な航空機事故死ですが、去る9月16日付けの英国紙「ガーディアン」に,暗殺説を強く示唆する新著のことが報じられていま