燃料費の削減が経営課題になっている関西電力は、早ければ4年後をめどに、生産が急増している「シェールガス」など、アメリカ産の天然ガスを割安な価格で調達することで大手商社と合意しました。 関西電力は、4年後をめどに、アメリカで生産されるシェールガスなどの天然ガスを、大手商社の住友商事から調達することで合意しました。 シェールガスは、通常の天然ガスより深い地層から掘り出されるもので、埋蔵量が豊富にあるとみられており、採掘技術の向上などを背景に、アメリカで生産が本格化しています。 今回の契約期間はおよそ20年間、年間の購入量はおよそ80万トンで、価格は需給状況に応じて変動するアメリカの代表的な指標に基づいて決まります。今の水準で見ますと、従来の契約に比べて3割程度、割安な価格で調達できるとしています。 関西電力が今回、シェールガスなどアメリカから天然ガスを調達するのは、電気料金を値上げするなか、燃