クリミアのシンフェロポリで、停電中にろうそくの光をかざして時計を見る女性(2014年12月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/MAX VETROV 【11月22日 AFP】昨年ロシアに併合された黒海(Black Sea)北岸のクリミア(Crimea)半島で22日、ウクライナから電気を送る主要送電ケーブルが爆破されて大規模な停電が発生し、非常事態が宣言された。送電ケーブルに対する攻撃はここ数日で2度目。 ロシア非常事態省のクリミア支部が発表した声明によると、22日午前0時25分(日本時間同日午前7時25分)ごろ、ウクライナからクリミアへの送電が途絶えたという。クリミアは電気をウクライナに依存している。 クリミア当局は、高圧線用の鉄塔2基が破壊されたが、発電装置によってシンフェロポリ(Simferopol)とヤルタ(Yalta)、サキ(Saki)の一部で電力を復旧したと述べた。 これに先立つ