このところ、教育基本法の改定に賛成する人々の意見をあっちこっち見にいっていたのだが、賛成の理由はどうやら”日教組粉砕”らしい。小学生のころにみかけた”ニッキョーソオ、フンサーイ”と、軍歌をバックに怒号するウヨクの黒いトラックの思い出からはや20年以上たつわけであるが、いまだに”ニッキョーソオ、フンサーイ”なわけで、ついにはそれが政治日程に載っている、ということなのである。いやはや時代はかわったものだ。などと目を細めるほど歳をとっているわけではないので、彼らの考え方に関する私のささやかな分析をかきとめておく。簡単なことだ。彼らの頭の中では、目下の教育は以下のような仕組みなのである。 日教組(及びその黒幕である共産党) −> 教師 −>生徒。 これを教育基本法の改定により次のように変える。 日本政府 −> 教師 −>生徒 実にわかりやすい。正しいかどうかはともかく、明快である。要するに教育の大
2006年11月01日14:00 カテゴリMoney もう景気はいいから 逆説的ではあるが、景「気」をよくしたかったら、今必要なのは「刺激」ではない。 大西 宏のマーケティング・エッセンス:景気が悪いという巷の声が当たっているが さて、それはそうとして、政治家や官僚も、そろそろもっと国内の消費についての刺激策を考えたらどうですか。ちょっと解せないのは、今の政府や与党が取っている政策は「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」という訒小平の考え方を公然と例に出して、まずは企業の業績回復を先行させて、経済成長という「鼠」がとれれば、やがて人々の所得も向上し、経済格差も埋まるということを平気でおっしゃっている人がいることです。いつのまに自民党は、途上国中国のしかもずいぶん昔の経済政策に汚染されるようになったのだろうかと不思議でなりません。なぜ指標で見れば経済は拡大しているのに、景気はむし
そういえば、Amazonの話の途中だったので、話はAmazonへ戻る。 でも、話の流れからして、著作権がらみ。 「なんで、Amazonは訴えられないんだろう?」 すぐに分かるのは、「著作権もってる人から許可もらってやってっから」ということで、要は「Opt-Inで進めてっから」ってことだよね。でも、これってちょっぴり「うわべだけ話」のような気がする。 なんでかっていうと、レッシグさんは、『Free Culture』の第14章(http://www.authorama.com/free-culture-19.html)で、 What does this industry(出版業界) really want? With very little effort, the warriors could protect their content. So the effort to block some
「9月入学」審議先送り 再生会議 学力向上など優先 安倍晋三首相が新設する「教育再生会議」が、学力向上や教員の資質向上を優先して審議し、来年3月の中間報告に盛り込むことが5日分かった。安倍首相が掲げてきた「教育バウチャー制度」や「大学の9月入学と入学前のボランティア活動義務化」などは12月の最終報告に向けて議論する。 政府は当初、3月までに結論を出す方針だったが、3月の中間報告と12月の最終報告の2段階で取りまとめることになった。 まず「現行の公教育の充実」を審議。(1)文部科学省が実施する全国学力テストの徹底(2)その結果などを元に学力水準や指導状況を国が評価する学校評価制度の導入(3)教員免許の更新制導入(4)実効性のある教員研修の実施(5)能力や実績に見合った教員給与体系の導入−などを検討する。 生徒が学校を選択し自治体が配布する利用券を授業料として納める「教育バウチャー制度」や、大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く