ウクライナ情勢をめぐるアメリカとロシアの首脳会談での交渉の行方について、アメリカのバンス副大統領は「誰もが完全に満足するものにはならないだろう」と述べ、ロシア、ウクライナ側ともに痛みを伴うものになるという見方を示しました。 アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談は15日にアメリカのアラスカ州で行われる予定です。 アメリカのバンス副大統領は、10日に放送されたFOXニュースのインタビューの中で交渉の行方について、「ウクライナ人とロシア人が比較的平和に、殺りくがない状態で暮らせるようにするための解決法を探っていく」と述べました。 その一方で、「誰もが完全に満足するものにはならないだろう。おそらく、最終的には双方が不満を抱くことになるだろう」と述べ、ロシア、ウクライナ側ともに痛みを伴うものになるという見方を示しました。 また、バンス副大統領は、米ロの首脳にウクライナのゼレンス