NYの医師 感染を確認 【ワシントン=洞口昇幸】米疾病対策センター(CDC)は24日、エボラ出血熱の陽性反応を示していたニューヨーク市在住の男性医師について、感染を確認したと発表しました。これを受け、ニューヨーク、ニュージャージーの両州知事は同日記者会見し、エボラ熱が流行している西アフリカの3カ国、リベリア、シエラレオネ、ギニアから渡航した医療従事者全員に対し、政府の現方針よりも厳しい、21日間の隔離措置などを実施すると発表しました。 隔離の対象となるのは、ジョン・F・ケネディ空港とニューアーク空港に到着する医療従事者で、医療関係者でなくとも、エボラ感染者に直接接触した人は隔離に応じる義務があります。 現在、米政府は3カ国からの渡航者の入国窓口を、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港やニュージャージー州のニューアーク空港など国内5空港に限定。渡航者全員への体温測定を実施していました。27