「政治とカネ」の問題で辞任した西川公也氏の後任、林芳正農水相(参院山口選挙区)にも補助金交付先企業からの「違法献金」が明らかになりましたが、本紙の調べで、新たに政治資金規正法逃れのパーティー券疑惑がわかりました。 林氏の資金管理団体「林芳正を支える会」の2013年分の政治資金収支報告書によると、同年10月17日に東京・平河町の「都市センターホテル」で開催し、2052万円の収入のあった「第31回林芳正朝食勉強会」のパーティー券を地元山口県下関市の住吉工業が10月15日付で、住吉運輸が翌16日付で、それぞれ100万円分購入しています。 両社のホームページなどによると、住吉運輸(中村成志社長、資本金2500万円)は、1970年12月、住吉工業(中村高志社長、同9800万円)から運輸事業・くい打ち事業を分離して設立されたグループ会社。登記簿によると、住吉運輸の中村成志社長が住吉工業の取締役を兼任す