旧日本軍細菌戦研究の権威・金成民氏がこのほど、最新の関連史料が見つかったことを明らかにした。この史料は、中国に侵略した日本軍「731」部隊が、1939年から1945年の間に、ハルビン平房区にある同部隊の本部で、3千人以上の中国人を対象に細菌の生体実験を行った際の実験記録。これによって、生体実験によって命を落とした3千人の情報が確認された。「新晩報」が伝えた。 731部隊は、敗戦で撤退する時に、自分達の犯した罪の証拠隠滅のため、平房区の本部基地を徹底的に破壊した。中国に侵略した日本軍の最高機密部隊である731部隊は、中国で生体を利用して細菌実験を行った。この犯罪に関する多くの証拠資料はすでに廃棄された。 「731部隊罪証陳列館」の館長を生前務めた故・韓暁氏などの研究者が数十年にわたり、某大な量の日本語のオリジナル資料やその他の関係資料を調査し、大量の完全なままの資料や断片資料を続々と発見した