国民新党の亀井静香代表は28日午後の記者会見で、民主党政権下で初の死刑が執行されたことについて「(千葉景子法相が)死刑をすべきではないという信念を変えるのであれば、考え方が変わったと国民に説明しないと(いけない)」と批判した。 亀井氏は「今は政治家が日ごろの言動、信念と関係ないことを簡単にやっちゃう。千葉法相までもかと(思う)。政治家の信念や公約を国民が信じられなくなっている」と指摘した。 また、「私は死刑執行そのものが、けしからんと言っている。国家による殺人に個人の立場では強い憤りを感じている」と述べた。 社民党の福島瑞穂党首も同日の記者会見で「2人の死刑執行が政府内で大きな議論もなく、執行されたことは本当に残念だ」と述べた。 【関連ニュース】 ・ 【特集】「陸山会」土地購入事件〜検察審、07年分を「不起訴不当」と議決〜 ・ 「この指止まれ」で再編目指す〜みんなの党・渡辺喜