津波被害にあった陸前高田市立博物館の植物標本を水洗いするスタッフ =大阪市東住吉区の大阪市立自然史博物館(河居貴司撮影)(写真:産経新聞) 東日本大震災で被災して壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の市立博物館の収蔵品を復元する作業が、全国各地の博物館で進んでいる。職員全員が犠牲になり、がれきまみれとなった博物館などから運び出された標本などの収蔵品を、全国の博物館の学芸員らが手分けして修復。「文化面でも、震災からの『復旧』を」と、ていねいな作業を続けている。 ◆カビや細菌繁殖 修復作業に加わっているのは国立科学博物館や千葉県立中央博物館、兵庫県立人と自然の博物館など全国25施設。 大阪市東住吉区の大阪市立自然史博物館には今月11日に植物標本400点と昆虫標本500点が到着し、すでに修復作業が始まっている。 植物標本の場合、まず、台紙から標本を取り外して、塩分を抜くため水洗いをした後
19日開会の大阪府議会。橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」は、府内の公立学校の教員に対し、式典での国歌斉唱時の起立を義務づける条例案を提出する方針だ。過半数を占める維新が提案すれば、可決は確実。 教職員組合などは「公教育への介入、教職員への思想統制」と反発を強めるが、橋下知事は「公務員が国歌斉唱時に起立するのは当たり前」と、議員提案で一気に可決に持ち込む構えだ。政令市含めた戦略 「これは君が代問題ではない。教員は職務命令を無視できるのか?の問題」。19日午前3時すぎ、橋下知事は自身の簡易ブログ「Twitter(ツイッター)」にこう書き込んだ。この日午前、橋下知事と意見交換した府教委幹部は、府教委から全教職員に、起立を求める職務命令を出す方針を示した。 国歌斉唱時の起立義務化の対象は、大阪市などの政令市を含む府内全ての公立小中高校など、計1701校の教員計約5万5500人となる見込み
脱原発を掲げるドイツ「緑の党」の連邦議会議員ジルビア・コッティング・ウールさん(58)が19日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)を視察した。視察後に県庁で記者会見し、「日本は再生可能エネルギーの大きなポテンシャルがある」として、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を訴えた。 浜岡原発の立地については「3つの大陸プレートが集中する場所にあり、非常に危険」と指摘。「万が一事故があった時、想像できないような人的、経済的被害が出る」との考えを示した。 さらに「日本は太陽光、風力、水力のどれをとってもドイツより条件がいい」とし、ドイツの再生可能エネルギー法を引き合いに「促進のベースとなる制度を作るべきだ」と述べた。 コッティングさんは党で原子力・環境政策のスポークスマンを務めている。市民団体の招きで来日した。会見前には川勝平太知事と会談した。
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