北朝鮮に高級車輸出で有罪=「忠誠心強く、再犯の恐れ」−東京地裁 北朝鮮に高級車輸出で有罪=「忠誠心強く、再犯の恐れ」−東京地裁 北朝鮮に高級車を不正に輸出したとして、外為法違反などの罪に問われた朝鮮籍の無職安成基被告(71)の判決が16日、東京地裁であった。岡部豪裁判官は「被告の北朝鮮に対する強い忠誠心を考えれば、再犯の恐れは否定できない」と述べ、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。 岡部裁判官は「安被告は密輸ルートを開拓しようとした疑いがある」と指摘。その上で「ほとんど利益を得ていない」などとして、執行猶予を付けた。(2011/11/16-12:08)