11月25日、サルコジ仏大統領は、国内で60基目の原子炉となる次世代型原子炉を北西部パンリーに建設する計画について、予定通り推進する考えを表明。写真はエリゼ宮で行なわれた式典で(2011年 ロイター/Fred Dufour) [パリ 25日 ロイター] サルコジ仏大統領は25日、国内で60基目の原子炉となる次世代型原子炉を北西部パンリーに建設する計画について、予定通り推進する考えを示した。 同計画は2009年、サルコジ大統領によって提案されているが、今年3月の東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所での事故による影響に加え、国内ではすでに58基の原子炉が稼動していることから、これ以上の原発は必要ないとの声が根強い。 北西部フラマンビルに現在建設中の59基目の原子炉も、計画の遅延や予算超過などの問題に直面している。 こうしたなか、野党・社会党と緑の党は前週、来年の大統領選挙に向け