昨今、日本の芸能、メディアの”女性の扱い”の文化レベルと放送倫理が著しく低いように感じてやまない。別に欧米かぶれのフェミニズムや女性の味方を気取るつもりはないが、最近の日本のメディアでは目に余るような表現が蔓延し、そしてそれを社会が平然と容認する傾向にあるように感じる。日本は歴史的にこれが「あり」と受け入れられる社会かもしれないが、女性一人の魅力や価値基準、男性への性的オブジェクトのみで計られ、それがあたかも社会標準にすべきべかのごとく、メディアに氾濫する様は異常に思える。 多くのテレビ番組では女性が著しく非知的であったり、年齢や容姿をを比較し人間的価値の優劣をつけられたり、特定の女性を蔑むような発言が飛び交いそれを笑いにする。もちろん出演者同士はそれを”ネタ”とし番組を形成しているわけだが、こういった表現がどこかしこにも氾濫しているように見受けられる。公共のメディアに流れる以上、製作者や