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ブックマーク / koyasu.jugem.jp (10)

  • 外国籍の人の参政権学習権 | KOYASUamBLOG2

  • PISA2009のもう一つの結果 | KOYASUamBLOG2

    PISA2009の結果が公表された。詳しいネット報道は、毎日新聞が例によって詳しい。 日が読解力など若干順位を上げたことが中心の報道となっている。 PISA型問題というけれど、PISA的リテラシーの高い地域ばかりでなく、同時にいわゆる「学力」を高くする地域もある程度得点できるから上位に顔を出す、と指摘されてきた。これは、3年前の発表頃から指摘されていた。 だから、北欧と東アジアの一部の地域が上位に来るというわけだ。 そういう意味で想定された結果の範囲内ということができる。日の場合、6000人がどう選ばれたかもほんとは気になる所だ。また、明日は、順位を中心にした報道となるだろう。 しかし、そうした事柄よりもOECDのサイトは、より重要な分析結果を記述している。 少し紹介すると以下。 • 最も公正な学校がもっともよい学校だった。中略。早くに能力によって学生を選ぶ学校は、社会経済的背景に応じ

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  • 期待と結果 | KOYASUamBLOG2

    昔、都立大学と呼ばれていた大学が低落に向かっているらしい。 この大学、教員をすべて任期制にした。石原都政の災いのひとつらしい。 低落の一つは、教員公募に人が集まらなくなってきたことに現れているという。大学というところは、普通(普通でない大学もいくつかあるけれど)、教員を公募で採用する。業績をみて採用する。だから、業績のある人に公募してきてもらわないと大学としては困るわけだ。 しかし、首都大に集まらなくなったという。理由は、この任期制が人気がないためらしい。 競争を激しくすれば業績を上げるだろうと強いたら、嫌われたわけだ。それはそうだろう。短期的業績しか見込めず、安心して働けない。そんな大学に応募する人は減る。 このように期待と結果が異なることはたくさんある。 人をばらばらにして孤立させると支配しやすいと考えた立場の人たちがいる。確かに人々は孤立して暮らすようになった。ところが、これが不安を

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  • 一小学校に夕張 | KOYASUamBLOG2

    o-kojo2
    o-kojo2 2010/10/18
    地方分権の無責任
  • 県教委が定めることじゃ | KOYASUamBLOG2

    神奈川県教育委員会が、高校の日史を必修化し、その教材を発表したようだ。 毎日新聞がそのように報じている。 独自科目として「郷土史」「近現代史」を設置し、その教材も作成したようだ。 ここには、二つの疑問がある。 一つは、教育課程について必修と定めたことだ。 地教行法23条には、教育課程について教育委員会が所掌することになっている。しかし、教育課程の編成の前提は文科省が学習指導要領でその基準を示し、具体的教育課程は学校が編成することになっている。途中の県教育委員会がその内容に口を出して、決定することには疑義がある。 二つは、教材もつくったらしいことだ。 報道によれば、「近現代史では、評価が分かれる内容については「一方的な歴史観を押し付けず、生徒に主体的に考えてもらう」として、事実関係を簡素に記述。南京事 件(1937年)は犠牲者数を書かず、太平洋戦争開戦前の米側の最終通告とされる「ハル・ノー

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    o-kojo2
    o-kojo2 2010/09/30
    入試にでないことは学生は勉強せんですよ。歴史教育に期待しすぎだよ教育委員会
  • 朝鮮学校を差別してはならない | KOYASUamBLOG2

    朝鮮学校の高校無償化を適用する方向だと報道されている。 ようやく人権を擁護する側に政権がたてたのかというと、まだ揺れているかのような報道ぶりだ。人権というものを知らない国家主義者が、無償化に反対しているらしくまだまだ紆余曲折があるかもしれない。 私のブログを見てくださる人には、以下の国際条約(1965年第20回国連総会において採択、1969年に発効し、日は1995年に加入した。)の規定を見て、北朝鮮に関連する学校だからと差別することが許されないことだということを確認していただきたい。長いけれども読み通してほしい。 教育に関する事項も下記の規定の基的人権の問題として対象となります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あらゆる形態の人種差別の 撤廃に関する国際条約 この条約の締約国は、 国際連合憲章がすべての人間に固有の尊厳及び平等の原則に基礎を置いていること並びにす

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  • 一学級あたり人数の国際比較 | KOYASUamBLOG2

    まずは、文科省が中教審のために用意した数値を眺めて見てほしい。 日の水準がひどいことがよくわかる。その上で、データについて一言したい。 一学級あたり児童生徒数が、韓国、チリ、メキシコなどと並んで多い。教員一人あたり児童生徒数となると若干順位を上げる。 ところで、日は国際的に見てひどい状況にあるわけだが、それでもおおきくちがわないという見方もあり得る。数人の違いに見えるからだ。また、教師に言わせると、この数値は実感と違うという人も多いに違いない。 そんな風に見える理由の一つは、日の場合、校長・教頭が授業をほとんどしない。しかし、諸外国の中には授業を行う国も多い。データは一律に校長・教頭を除いたから、教員一人あたり児童生徒数は日の場合実態に近づき、世界は実態より多くなった国がある。つまり、当は、もっと、日との格差がひどい数値だということ。 もう一つは、日の場合、学級担任制度という

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  • 天体観測 | KOYASUamBLOG2

    まだ、こんなこと話題にしているんだ、まだそんな対応しようとしているだ、という感じ。 大学生の基礎学力の低下が問題となる中、埼玉県の県立高校が来年度から、提携先の大学生を聴講生として受け入れることになった。 (読売新聞201005015) 飽きてきて、こういう視角の話題には乗らないようにしていたけれど、改めて批評。 「大学生の基礎学力低下」というと全ての大学で、しかも全体として低下している印象を与えるけれど、それは間違いだ。少なくとも大学関係者の全体的認識として支配的となってきているのは、大学進学率の上昇の中で、変化が著しい大学とそうでない大学があるということだ。 ではなぜそうなったか。 新聞記事の中で学生が高校時代の勉強の仕方に触れているけれど、高校が入試にシフトした教育課程となり、授業の中身も入試にシフトすればするほど、入学してくる学生は偏った知識と勉強のスタイルを身に付けて卒業していく

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  • 科学者が科学的とは限らない | KOYASUamBLOG2

    科学者がいつも科学的に思考し発言し、行動するというわけではない。 例えば、伊達宗行氏は、『「理科」で歴史を読みなおす』筑摩書房(189頁)で現代を「理科離れ」と捉えている。伊達氏は、もと日物理学会会長などを歴任した物性の分野では業績を上げた科学者だ。 しかし、「理科離れ」発言に関する限り、氏の認識は科学的根拠に乏しい。 「理科離れ」と理系の研究者はしばしば発言している。しかし、私はこれを証明する小学校から高校までのデータを見たことがない。 逆のデータが、以下に挙げるように存在する。 数学や理科を好きな高校生は1990年から2006年にかけて、減少しているどころか増加している。 むしろ、危機的なのは、公民と美術だ。 科学者が科学的にいつも発言するわけではない。「自身の専門分野についてだけ科学的に考えることがある」とみなす方が正しい、と思う。 データの出典は、以下のアドレス。同じ地域の同じ学

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  • 議論からの逃走 | KOYASUamBLOG2

    議論からの逃走だ。 中日新聞によれば、(10月2日) 橋下知事は1日の府議会会議で、選挙公約で掲げた子育て支援策の一つを「取り下げる」と発言。「公約撤回は簡単なことではないのでは」と問われると「そういう知事を府民の皆さんが選んだ」と反論 これは反論になっていない。よく言えば開き直りで、正当に言えば、ダメなやつだと告白しただけだ。 次も議論からの逃走だ 知多市立旭北小学校(舟橋佳延校長)で、来春の就学相談に訪れた同市の発達障害の自閉症の子ども(6つ)と母親(40)に、舟橋校長が「この子ではうちの学校は無理」と事実上、門前払いしていた この場合は、2重に逃げている。一つは、校長が一方的に断定することによって逃げている。もう一つは、教育委員会も逃げている。教委は、この校長の対応を不適切と言っているが、校長ばかりを責めるのも不当としか思えない。障害を持つ子どもを受け入れられるように体制を整えるな

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