あまり良い噂の聞かない楽天 Koboだが、新着コンテンツ一覧を見ていて驚かれされた。2012年9月17日に追加された日本語コンテンツ一覧を見ると、本日追加された342コンテンツのうち全ての著者が「ウィキペディア」となっており、それも赤川次郎や司馬遼太郎といった有名作家のウィキペディアの内容をそのままコンバータか何かで転載した形となっている。 2012年12月末までに全ての日本語ウィキペディアをコンバートすれば目標としてる20万冊も達成可能と思われるが、果たしてそんな水増しだらけの日本語コンテンツで読書の期待は満たせるのだろうか。 ■koboとkindleの差 koboとkindleの差は様々あるが、細かいハードの差は抜きにしても「コンテンツの内容」に対する両陣営の自信の差が透けて見える。KindleはKindleのハードを持っていなくても、PCやスマートフォンにKindle用のアプリケーシ
日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に反対するデモが2012年9月17日、前日に引き続き北京の日本大使館前に7日連続で押し寄せたほか、広東省深センや四川省成都、上海などで行われ、都市数は少なくとも100都市に拡大したということで、15日には50都市だったデモは、1972年の日中国交正常化以来、最大規模に発展しています。 中国では、9月18日は大日本帝国の関東軍による満州事変の発端となった柳条湖事件から81年を迎える記念日となるそうで、デモはさらに大規模化するでしょう。 この日を期して、1000隻もの中国漁船が尖閣諸島を目指しているという情報もあります。とにかく恐ろしい。 北京のデモが行われている現場を通りかかった現代芸術家で人権活動家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏はロイターに対し、デモは中国政府と 警察から認可を受けているとの見方を示し、 「中国の市民は日本政府に礼を言わねば
今日の横浜北部は晴れているんですが雲が多めで不安定そうな雰囲気が。 さて、尖閣問題に端を発する中国におけるデモや日本の人や資産にたいする破壊・テロ行為が行われておりますが、これをちょっと冷静な目で簡単に分析してみようかと。 まずこの分析を行う前に参考になるのが、「冷戦」の原因についての、英語圏の分析の解釈の違いです。 「なぜ日中間の紛争に冷戦の分析なんだ!」と“違和感”を感じる人もいるかもしれないのでまずお断りしておかなければならないのですが、「冷戦」(the Cold War)というのは、その当時の世界中の知識人を巻き込んで悩ませた大問題であり、その原因(誰がその紛争を始めたのか)については、当然ですが現在でも歴史家の間ではひとつの大きな学問分野として確立されているほど。 そして当時の世界の政治学者たちは、自分たちの頭脳を最大限発揮して考えた末に、かなり単純ではありますが、冷戦の原因につ
今週のコラムニスト:李小牧 〔9月12日号掲載〕 路上だけでなく、大通りに面したあらゆるビルから人々が熱狂的な声援を上げる──。思わず、文化大革命を発動した毛沢東が天安門広場に100万人の紅衛兵を集め、接見したときの様子を思い出した。ただ、私が今回目にしたのは文革のような政治運動ではない。ロンドン・オリンピックから帰国した日本人選手たちの銀座パレードだ。 銀座の沿道に集まったのは50万人。熱狂的という点で2つの「集会」は似ているが、中国人が声援を送ったのは、後に国中を大混乱に陥れた指導者。一方、日本のパレードの主役は平和の祭典でメダルを獲得したヒーローやヒロインたちだ。もちろん時代も国の事情も違う。だから、これで平和的な日本が優れていて、政治運動に狂った中国が劣っているなどと言うことはできない......はずだった。 そんな折、先日の尖閣諸島への香港活動家の上陸騒ぎをきっかけに、中国全土の
先週、ロンドンから「常識」の死を伝える悲しい知らせが届いた。友人から送られたロンドンタイムスに載った追悼文には、この様に書いてあった。 「私達の朋友であった『常識』が, 今日この世を去った。永年に亘りお付き合いして来た『常識』だが、無責任なお役所が誕生証明を紛失してしまった為に、その享年すら判らない。 惜しまれながら鬼籍に入った『常識』は : 早起きは3文の得 人生は何時も公平とは限らないが それも、自分が至らぬ所為かも知れない 等の、数多くの人生訓を残してくれたが、これらの教訓が今後も多くの人の胸に生き続ける事を願いたい。 『常識』は、稼ぎ以上には遣わない健全な生活態度や、物事を子供任せにせず、大人が責任を持つ事の大切さも教えて呉れた。 善意から出発したにしても、余りにも一方的な規制が世の中に蔓延し出した頃から、『常識』の健康は衰え始めた。 6歳の少年がクラスメ-トにキスをするセクハラを
野田首相は16日のNHKの番組で、2030年代に原発稼働ゼロを目指すとした政府の「革新的エネルギー・環境戦略」について、「謙虚に柔軟性を持たなければいけない」と述べた。 理由として、「核燃料サイクルの問題、国際社会との関係があり、再生可能エネルギー、将来の国際的なエネルギー情勢も全て見通せるわけではない」と語った。首相自ら、原発ゼロを目指す戦略のあいまいさを認めた格好だ。
デンマークのMidttrafikというバス会社が、やたらとテンションの高いCMを制作しました。 バスが来たぞぉぉぉ! CMはまず、男性が道路に耳をつけてバスの音を聞く場面から始まります。男性がバスが来たと知らせると、バスを待っていた人たちは大喜び。まるで遭難者が救助隊を見つけたような喜びぶりです。ものすごい勢いでバスに乗り込んでいきます。 乗せろぉぉぉぉ! シートを抱きしめたり、降車ボタンを押して興奮する乗客たち。渋滞で進まない車を横目に、バス専用レーンで悠々と進んでいきます。華麗にターンを決めるバスに、通りすがりのバイクライダーが飲み物を吹いたりと、これでもかというほどバスの魅力をアピールしています。こんなCMを見たら、ちょっとバスに乗りたくなってしまいますね。 シートLOVE 「ブーッ!」 乗せてぇぇぇぇ! advertisement 関連記事 福岡から大宮へ15時間! 伝説の「はかた
アブラモヴィッツ元国務次官補とボズワース前北朝鮮担当特別代表が、The National Interest誌のウェブサイトに7月27日付で掲載された論説で、Pivotとかrebalancing とか言っても、米国の資源は限られているし、地域の同盟国も防衛予算を増やそうともせず、中国が直面する最大の問題は経済問題であり、こちらの方が、まだ二流に過ぎない中国軍事力より重大な問題である、と論じています。 すなわち、中国の軍事的興隆に対処することと、中国のナショナリズムを刺激して中国の態度を硬化させることとの間のバランスを取ることは容易なことではない。米国は日韓との同盟を中心としているが、この両国がはたして、より大きな役割を引き受けてくれるだろうか。南シナ海では、地域諸国はアメリカの支持を歓迎はしているが、積極的に海上防衛に協力しようとはしていない。 この地域では、中国との経済関係を危険にさらす覚
政府のエネルギー・環境会議による「革新的エネルギー・環境戦略」が、18日に閣議決定される予定だ。仕事の関係で全文を読んだが、役所の文書でこんな出来の悪いのを読まされたのは初めてで、読んでいて気分が悪くなった。 なぜかPDFが保護モードになっていてコピーできないのも奇妙なのだが、この「戦略」はこう謳い上げる。 震災前、私たちはエネルギー社会の在り方として「原子力」への依存度を高めることを柱として、安定供給の確保を目指し、地球温暖化問題の解決を模索してきた。しかし、今回の事故の深刻な現実を直視し、事故の教訓に深く学ぶことを通じて、政府は、これまで進めきた国家のエネルギー戦略を、白紙から見直すべきであると確信するに至った。 気の毒だが、この「確信」は世界の専門家と違う。ヤーギンは「事故があってもなくても、もともと原発(軽水炉)には競争力がない」と書いているし、Mullerは「福島の事故はエネルギ
枝豆をつまみに生ビールをぐいっ、という季節はそろそろ終わりかもしれないが、枝豆の収穫は今が最盛期を迎えている。北海道でも有数の畑作地帯、十勝(とかち)地方の中札内村(なかさつないむら)では、連日24時間体制で枝豆の生産に追われている。 24時間、というのは誇張ではない。今年の収穫は8月30日から9月20日ごろまでで、計3千トン強を予定している。フランス製の大型機械で刈り取られた枝豆はトラックで中札内村農協の加工処理施設にピストン輸送され、塩ゆでの後、零下196度の液体窒素で瞬間冷凍される。収穫からの時間はわずか3時間。これを零下30度の冷凍庫で保管することで、来年の夏も取れたてそのままの枝豆が食べられるというわけだ。 中札内村農協がこの加工施設を建設したのは平成4年だが、17年に10億円、21年にはさらに20億円をかけて増築し、巨大な枝豆工場にした。「以前は離農者も多かったが、最近は少ない
反日過激デモ 中国政府はなぜ容認するのか(9月17日付・読売社説) 中国の反日デモが拡大し、過激化している。 憂慮すべき事態だ。 日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化したことに抗議するデモは、中国の約100都市に広がった。 北京では日本大使館が投石され、地方都市では日系企業が襲撃された。デモの現場ではないが、日本人が暴行された例もあった。 野田首相が抗議したのは当然である。日本政府は引き続き、中国政府に対し、邦人と日系企業の安全、財産の保護を徹底するよう求めなければならない。 中国政府は、破壊行為に関わった容疑者を法に基づいて厳正に処分すべきである。 デモと並行して、尖閣諸島の実効支配を崩そうとする中国政府の示威行動も目立つ。尖閣諸島周辺の日本の領海内に14日、中国の海洋監視船6隻が侵入した。中国公船が同時に6隻も侵入してきたのは過去に例がない。 1972年の日中国交正常化以来、これほど中国
首相が公務で多忙のため、共同記者会見などの中継を除き4氏がそろってテレビに出ることはなかったが、10日の代表選告示から6日後に、ようやく実現した。 「もう、がけっぷちだ」 首相はNHKの番組で、民主党が置かれた状況を、こう表現した。 2009年9月16日、民主党は社民、国民新と3党連立による鳩山内閣を発足させ、本格的な政権交代を成し遂げた。あれからちょうど3年、今や民主党内には、月額2万6000円の子ども手当支給など、主要公約を不完全な形でしか実現できなかった無力感と、政権転落の危機への焦りが充満している。 代表選で首相に挑む赤松広隆元農相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農相(70)の3氏は同番組で、党運営や政策決定手法の不備をやり玉に挙げた。 赤松氏「結論ありきのような『政調会長一任』という決め方が混乱を招いた」 原口氏「七十数人の離党者を出したのに、責任を取った人が誰もい
兵庫県野間谷村(現多可町)は、「敬老の日」発祥の地として知られている。昭和22年、村長が9月15日を「としよりの日」と決め、村内の55歳以上の人たちを集めて敬老の行事を行った。 55歳がお年寄りとされたことには隔世の感があるが、同年の日本人の平均寿命は男性が50歳、女性は54歳だったから、とくに違和感もなかったに違いない。 41年、9月15日は「敬老の日」として祝日法に定められ、後に9月の第3月曜日に改められた。41年当時は68歳と74歳だった男女の平均寿命も、平成23年には79歳と86歳になった。「古希」の祝いの70歳も今では、「古来希(まれ)なり」の由来と大きくかけ離れている。今年は全国の100歳以上の高齢者が初めて5万人を超えた。 歴史をさかのぼれば平安時代の「源氏物語」には、光源氏の四十(よそじ)の賀宴が催されたことが記されている。その頃は40歳が老年期の入り口だった。また織田信長
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