各党が公約でTPPに言及していますが、選挙の争点からは外れつつある感があります。TPPで非常に重要なのは、日本に有利な条件を勝ち取らなければならない点だと思います。 スポンサーリンク また、わが国に有利な条件を勝ち取れるように、交渉するのが重要。日本は外交力が弱く、ことごとく不利な条件を飲まされることが多いです。 今も思い出されるのは、医療保険などの第三分野保険の自由化問題です。 1974年、米国のアメリカンファミリー生命保険(アフラック)が日本での営業を開始しました。第三分野保険は外資に独占させるという政策の下で、第三分野の保険を日本の生損保が取り扱う事は、規制によって禁止されていました。 時は流れて1996年、諸々の規制緩和がされた新保険業法が施行され、生保と損保の相互参入が可能となりました。同法は日本の保険会社による第三分野保険への参入も可能とするはずでした。 しかし、外資系保険会社