タグ

ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/newsroom (9)

  • 「イクメン」は日本を救えるか

    東京・世田谷に住む犀川弘道(44)は8年前、長男が生まれて半年経った時に6カ月間の育児休暇を取った。当時、育児休暇を取得し長期間子育てに専念する男性はもう珍しくなかった。ただ犀川のケースが異例だったのは、その勤務先だ。 犀川が牧師をサポートする事務主事として勤務していたのは、キリスト教のプロテスタント系教会だった。家族愛を説く教会なら、父親の育児休暇取得にも理解がある、と考えたくなるが、進歩的とされるプロテスタント教会でも、実は「夫は仕事は家庭」という価値観が日では根強い。犀川の育児休暇も、信者全員から大きな拍手で受け入れられたわけではなかった。 「父親が子供好きで、母親が仕事好きな家庭があってもいいはずだ」と、犀川は言う。「古い教会の価値観に対する反発心から、育児休暇を取った部分もあった」 キリスト教の教会でも男性の育児休暇が認められるほど、日社会の父親の子育て・家事への参加に対

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2013/11/16
    『残業こそ美徳、という考え方も改めるべきだろう。』<こないだ見たTVで残業の多さが景気回復につながるので喜ばしいとか巫山戯たことを曰った連中が出てて腹が立った(´ω`)
  • 大津いじめ事件を歪曲する罪

    「お祭り騒ぎ」――これが先月、中2いじめ自殺事件の渦中にある大津市の中学校を訪れたときの印象だ。ただし騒いでいると感じたのは、大津市でも、問題の中学校でもない。現地を訪れて逆に「祭」に見えたのは、ネットやマスコミでの騒動だ。 大津市に取材に行ったのは、ネットで加害者生徒たちや担任教師の個人情報暴きが加速し、マスコミでも連日この問題がトップニュースで取り上げられていた最中のこと。そんな状況にあって、現地は驚くほど静まり返っていた。 朝、問題の中学校を訪れると、生徒たちがマスコミを警戒するような神妙な面持ちで登校してくる。広いグラウンドには部活動の朝練をする生徒の姿もなく、校門には「校関係者以外の方(報道関係者や一般の方)の校地内への侵入・取材をお断りいたします。 学校長」という張り紙が。生徒たちはこちらを見るとマスコミだとすぐにわかるらしく、一瞥して、たいていは目を合わせない。逆に「おはよ

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2012/08/02
    "れいのあのひと"の事は兎も角、こき下ろすだけこき下ろし自分の中の"正義("性欲"と言い換えてもいいかw)"が充足されればそれですっきりする構図は、いつ見ても嫌なものだ。
  • 「ソニーらしさ」の勘違い

    企画を思いついたのは一昨年暮れ。ソニーリーダーの機能に不満をもったジャーナリストの佐々木俊尚氏が「ソニーは死んだ」とツイートしたところ、賛同と反発で佐々木氏のタイムラインが「祭り」状態になったのがきっかけだった。ソニーがiPadiPhoneで世界を席巻するアップルに、すっかり革新的ブランドとして立場を逆転されたことは誰の目にも明らかだ。驚いたのは日人がまだソニーをあきらめておらず、かなりの人の心の中に「ソニー愛」とでもいうべき感情が残っていたことだった。 「ソニー復活のきっかけを探る特集ができれば、日人に元気を出してもらえるかもしれない」。そう考え、企画のためのリサーチを始めた。ただ基情報を漁っても、相談に乗ってもらったソニーウォッチャーと喫茶店で頭を絞っても、有力な「処方箋」は見えてこない。そうこうしているうちにソニーの業績は悪化を続け、「ソニーの処方箋」と仮のタイトルをつけた企

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2012/05/25
    『時に過剰に、時にゆがんだ日本人の「ソニー愛」がかえってこの会社をダメにしているのではないか』…"一番の害悪は過去の成功である"とかいう言葉がありましたねぇ。企業だけでなく消費者にもいえるのか。
  • 原発報道をめぐる「バカの壁」

    週末だというのに繁華街には人っ子一人おらず、スーパーの棚という棚からは買占めでカップラーメンが消えた。幹線道路を警察が封鎖して住民の街への出入りを厳しく管理している――。 東日大震災の被災地の光景ではない。今から8年前、SARS(重症急性呼吸器症候群)が中国を襲ったときの北京の街の様子だ。当時北京に住んでいた筆者はパニックになる人々の姿を間近で目撃した。中国人が恐怖に我を忘れたのは中国政府が流行当初、病気の情報を隠蔽している間に感染が広がったからだ。 中国政府は今でも国内メディアの報道を強く統制している。だがSARSのときは感染の広がるスピードが情報規制を超え、WHO(世界保健機関)を筆頭とする国際世論の要求もあって、不承不承ながら感染に関する情報を公開するようになった。軍病院の医師による患者数隠蔽の内部告発も、中国政府を動かすきっかけになった。 「御用学者、御用ジャーナリストが政府の嘘

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2011/04/05
    この二元論に落とし込んで話をしていれば、この災害について「"知的に語った"気になる」ってのも、「バカの壁」の正体の一つなんだろうなぁ。教育論についても安保論についても、いつも神学論争になってgdgdになる…
  • 戦争映画に思うこと

    T.O.P(トップ)の、人を射抜くような目が好きだ。くっきりとした二重に大きな黒い瞳。長く濃いまつ毛でアイラインを入れたように目尻が際立つ。手が届くものならば、そのまぶたに触れたい──そんな目をしている。 韓国のヒップホップグループ「BIGBANG」のT.O.Pことチェ・スンヒョンが初主演した映画『戦火の中へ』が先月から日で公開されている。朝鮮戦争北朝鮮軍の猛攻に立ち向かった韓国の学徒兵71人の死闘を描いた作品。この血戦で命を落としたイ・ウグン少年が母親に充てた「送れなかった手紙」をもとに製作された。 BIGBANGのラッパーとしてステージに立つT.O.Pの目は、高慢で威圧的だ。昨年TBSで放送されたドラマ『アイリス』でスナイパー役を演じたときも、「人殺し」の雰囲気を存分に漂わせていた。だが『戦火の中へ』の冒頭約15分、その眼光にいつもの鋭さはまったくない。あるのは16歳で戦場へ送られ

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2011/03/05
    (オフトピ)厨二を煩っている小僧共に映画で見聞かせたところで治らんのかなぁ…都合良く自分だけが八面六臂の大活躍してロリ顔(あるいは年上ぉ)女兵士にモテモテなんぞという展開はまずあり得んのだがね(苦笑)
  • 追いつめられたウィキリークス

    アメリカ政府の外交公電25万1287通の公開を11月28日に開始したウィキリークス。直後からサイバー攻撃を受けて断続的にアクセスができなくなったり、米議会の働きかけで、サーバー機能を提供していたアメリカの「アマゾン・コム」がウィキリークスへのサービスを停止、さらに「大量」のサイバー攻撃を受けていることを理由にドメインを提供していた事業者「EveryDNS.net」もサービスを停止した。ウィキリークスはスイスにサイトを移動させ、IPアドレスでアクセスできるようにしている。 ウィキリークス側も、3日の午後にドメインが消失したことを伝えるツイートを行なった。創設者のジュリアン・アサンジは今、イギリスに滞在しているとみられている。ウィキリークス側は、アサンジが暗殺される恐れがあるとして、行方は明らかにされるべきではないと言う。暗殺の脅迫も受けているようだ。だがスウェーデンとインタポール(国際刑事警

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/12/04
    世界各国のサイバーコマンド部隊はどこまで戦うことができるのか(違うw
  • 「韓国による半島統一」を望む中国

    ウィキリークスによる米外交電文の大量流出が騒ぎになっているが、今のところその内容はアメリカ人外交官というフィルターを通した交渉相手国の発言や同盟国からの伝聞情報にとどまっている。そこに「ファクト」がないのはある意味当然で、一番のニュースは「アハマディネジャドが革命防衛隊司令官にビンタされていた」だと思えるほどだ。 とはいえ、細かく読み込んで行くと興味深い情報にも突き当たる。今年2月22日、キャサリン・スティーブンス駐韓米大使が国に宛てて発した電文もその1つ。6カ国協議の韓国代表の千英宇(チョン・ヨンウ)外交通商部第2次官(当時)から得た情報をまとめたその内容は、中国の対北朝鮮政策や中国代表である武大偉(ウー・ターウェイ)の評価にまで踏み込んでいる。 まず千は、中国北朝鮮の関係について次のように評する。 すでに経済的に崩壊している北朝鮮は金正日の死後「2年から3年の間に」政治的にも崩壊す

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/12/01
    名を伏しているところに、ただの「暴露サイトではない」ところの矜恃が感じられるのは気のせいだろうか。
  • ウィキリークス新暴露の衝撃度

    内部告発サイト「ウィキリークス」が28日、25万1287通に及ぶアメリカの外交公電の公開をネット上で始めた。外交公電は、世界各地に274ある米大使館などから毎日のように国務省に報告される外交報告。つまりアメリカと世界の外交関係、またアメリカが世界をどう見ているのかに関する記録といってもいい。最新は今年2月のもので、「外交史上最大の暴露」と言われているが、実際のところ「機密」扱いは4割ほどだった(とはいえ、150日ごとにパスワードを変更する必要があるが、政府関係者など250万人がアクセスできた。さらに「トップシークレット」は含まれていなかった)。 まだ公開されていないが、日に関する公電も5697通あるとみられている。日米地位協定、日米外交、沖縄の普天間の問題や尖閣諸島をめぐる問題など、今年2月までのアメリカと日の外交の舞台裏を知ることができるかもしれない。 ただこうした内部情報の公開に賛

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/11/30
    リアル『火星人ゴーホーム』状態か(笑)
  • 「上海献花事件」を報じない日本メディア

    前略 マイケル・アンティ(安替)様 10月半ばから始まったあなたの日滞在も残すところあと3週間。中国人ジャーナリストとして初めて訪れた日は、きっと驚きの連続だったことでしょう。ちょうど滞在が始まった直後に尖閣事件で日中関係がヒートアップしたのは、ジャーナリストとしてとてもラッキーだったと言っていましたね。ラッキーだったのは我々日人も同じでした。ツイッターや記事、講演会で発信するあなたの情報は、ふだん我々が目にすることのない中国に関する新鮮な視点やネタであふれていました。 最近、そのあなたが日の主要メディアについて疑問を覚えている、とツイッターで知りました。 今月中旬に上海で起きた高層マンション火災では60人近くが亡くなりましたが、ずさんな電気溶接工事が原因だとして、10人以上の工事関係者が既に逮捕されています。犠牲者をしのんで、この日曜日に数万人の市民が現場で献花したのですが、なぜ

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/11/24
    s/「お役所」の権威/記者クラブ制度/g 日本を離れても見えない呪縛によって思想を縛られる高給取りたち(苦笑)
  • 1