社民党の福島瑞穂党首の元に3日、父の行人さん(昨年12月死去)が大東亜戦争に出征する際、同級生が寄せ書きした日章旗(日の丸の旗)が米国から届いた。福島氏によると、旗は今年6月、米アイオワ州在住の元米兵から熊本市長あてに届いた。終戦後、熊本に進駐していた元米兵が入手したが、持ち主の家族に返したいとの手紙が添えられていた。 「米英撃滅」などと書かれた亡父の日の丸を掲げて写真撮影に応じた福島氏は「両親から平和への思いをたたき込まれた。父が『頑張れ』と言ってくれた気がする」と述べ、衆院選への意気込みを新たにしていた。