印刷 関連トピックス河村たかし記者会見を開いた減税日本代表の河村たかし名古屋市長=名古屋市役所 河村たかし名古屋市長が2010年夏に主導した市議会解散のリコール運動で集められた署名簿の一部が、インターネット上に流出した問題で、河村氏は28日、減税日本代表として記者会見し、リコールの事務作業を取り仕切った60代の会社社長の男性が署名簿をコピーし、市議選の候補者に渡していたと発表した。 男性は、河村氏らが立ち上げた調査委員会の調べに対し、電子データ化した署名簿のコピーを昨年3月の市議選の候補者13人に渡したことを認めた。13人は多くがリコール運動に携わっており、このうち10人が減税日本公認で立候補し、8人が当選した。減税日本の荒川和夫市議(65)=瑞穂区=は、市議選前の後援会の勧誘などに署名簿を使ったことを認めている。会社社長の男性は「選挙活動に署名簿を使わせてあげたかった」と話しているが