印刷 関連トピックスイラン イランの首都テヘラン北部で11日朝、車が爆発し、イラン国営通信は大学教授のモスタファ・アフマディロウシャン氏と運転手が死亡したと伝えた。同氏の専攻は化学工学。中部ナタンズのウラン濃縮施設でも勤務していたという。 背景は不明だが、ラヒミ第1副大統領は「帝国主義者たちの工作員が関与した」と述べ、イスラエルや米国が関与したテロとの見方を示した。 報道によると、バイクに乗った男がマグネット式の爆発物を車に付着。その直後に爆発が起きたという。イランでは2010年1月と11月にも、似たような手口で核科学者らが爆死する事件が起きている。(テヘラン=北川学) 関連記事「イラン、1年以内に核爆弾保有可能」 米国防長官見解(12/21)カイロのイスラエル大使館襲撃 3人死亡1050人負傷(9/10)イラン、IAEAに核施設を公開 経済制裁解除狙いか(8/24)エジプト、駐イス