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ブックマーク / www.news-postseven.com (25)

  • 安倍政権 「翁長沖縄知事は中国の手先」との情報工作進める

    普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)・沖縄県知事に対し、徹底した会談拒否方針を貫いてきた安倍政権だったが、急遽、方針を一転させて菅義偉・官房長官が沖縄を訪問。翁長知事と会談した。基地移設について「粛々と進めていく」と語る菅官房長官に対し、翁長知事が「上から目線」だと批判をすると、菅氏はすぐに「粛々と」は封印すると語った。 宥和姿勢を装う裏で、政府側は翁長知事に対する情報工作を進めている。誌が昨年12月、沖縄知事選の情勢を取材していると、複数の公安や内閣情報調査室(内調)の関係者から「翁長の疑惑を何か掴んでいないか」という探りが入った。同時期、別の情報機関の関係者が沖縄県に入り、翁長氏の当選を阻むためのスキャンダルを探し回っていたという証言もある。 結局、翁長氏は仲井眞弘多(なかいま・ひろかず)氏に大差をつけて勝利したが、辺野古移設問題が暗礁に乗り上げるやいなや、虚

    安倍政権 「翁長沖縄知事は中国の手先」との情報工作進める
  • 岡山大医学部と製薬会社の癒着を告発した2教授が停職処分に

    9月25日に岡山大学が学長名で2名の教授に対して9か月の停職処分を発令した。処分を受けたのは、薬学部教授の森山芳則氏と榎秀一氏。両氏の役職である薬学部長、副部長職も26日付の「人事異動通知書」で解任された。この処分の内幕について、ジャーナリストの伊藤博敏氏が10月20日発売の週刊ポスト(10月31日号)でレポートしている。 両教授への処分理由は「複数の職員に対するハラスメント」と発表されたが、記者会見に詰めかけた記者の質問は、「論文不正問題を内部告発した両氏に対する報復ではないのか」という点に集中した。 大学側と両教授は「論文不正問題」をきっかけに対立関係にあった。複数の大学院生の博士論文に剽窃やデータ改ざんなどの不正があることを発見した両教授は、やがてその背後に潜む利権構造に気付いた。 有力教授が製薬会社から多額の奨学寄付金を受け取る一方で、その製薬会社の薬の構造の効能を謳う研究論文を

    岡山大医学部と製薬会社の癒着を告発した2教授が停職処分に
  • 是枝裕和監督『そして父になる』参考文献を巡るトラブル勃発

    カンヌ国際映画祭では審査員賞を獲得した是枝裕和監督(51才)による映画『そして父になる』。小学校入学を控えた子供が出産時に別の子供と取り違えられていたことが発覚、そこからふたつの家族の交流が描かれる──という作品だ。 映画のエンドロールには参考文献として、ジャーナリストの奥野修司さんが書いたノンフィクション『ねじれた絆――赤ちゃん取り違え事件の十七年』(文春文庫)がクレジットされている。 1977年に沖縄で実際に起きた赤ちゃん取り違え事件を追いかけたルポタージュで映画との類似点も多い。しかし、参考文献とするまでには、実はかなりの紆余曲折があった。なぜなら、映画化されることは、『ねじれた絆』を出版する文藝春秋も著者も知らされていなかったからだ。事情を深く知る映画関係者が、匿名を条件にこう明かす。 「文藝春秋に、映画を製作したフジテレビから“『ねじれた絆』を参考文献としてクレジットに入れたい”

    是枝裕和監督『そして父になる』参考文献を巡るトラブル勃発
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    unyounyo 2013/10/13
  • 「プア充」提言 社会豊かな日本では低収入でも幸せ生活可能

    年収300万円だからこそ、豊かで幸せな日々を送ることができる」 こう提言するのは『プア充―高収入は、要らない―』(早川書房刊)を上梓した宗教学者の島田裕巳氏だ。島田氏がプア充のすすめを説く。 * * * 「お金は、あればあるほど幸せになれる」 「辛い仕事でも、我慢して働いていれば、そのうちきっと報われる」 果たしてそうだろうか。むしろ稼げば稼ぐほど、お金に対する不安や執着や欲望が増すのではないか。また、右肩上がりの経済成長が終わった日では、がむしゃらに働いても、その労働に見合った収入を得るのは難しくなっている。特別な才能がないと高収入は期待できず、今後、格差はますます広がっていくだろう。そんな時代だからこそ、自分にとって豊かで幸せな生き方とはどのようなものかを改めて問い直す必要がある。 私が提案するのは、会社に縛られずにそこそこ働き、年収300万円ぐらいで自分の生活を充実させていく「プ

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  • 曽野綾子「出産したら退職を」提言に「問題提起に意義あり」

    <女性は赤ちゃんが生まれたら、いったん退職してもらう。そして、何年か子育てをし、子どもが大きくなったら、また再就職できる道を確保すればいいんです。(中略)それにしても、会社に迷惑をかけてまで、なぜ女性は会社を辞めたがらないのでしょうか> これは作家・曽野綾子さん(81才)が<何でも会社のせいにする甘ったれた女子社員たち>に向けて『週刊現代』8月31日号に寄稿した「私の違和感」の一節だ。 曽野さんといえば、安倍政権の教育再生実行会議のメンバーで、最新著書『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)は現在40万部を超えるベストセラーになっている。 そんな曽野さんが、目下、社会問題となっているマタニティー・ハラスメント(マタハラ)について〈汚い表現〉と書き、産休を取る女性を〈自分位で、自分の行動がどれほど他者に迷惑をかけているのかに気付かない人〉と言及したのだ。 曽野さんとの共著もある評論家の金

    曽野綾子「出産したら退職を」提言に「問題提起に意義あり」
  • 大阪二児遺棄事件 育児放棄母の父親らから事件の深淵聞く

    1年半前の夏――3歳の桜子ちゃんと1歳9か月の楓くんが、大量のゴミに埋もれた大阪市内のマンションの部屋で発見された。大阪二児遺棄事件。メディアは僅かな物を与えただけで我が子を50日余り放置した下村早苗被告を「鬼母」と、その咎を育児放棄=ネグレクト殺人と騒ぎたてた。だが、そこで報じられたのは被告の風俗勤務や男性遍歴ばかりだった。 なぜ幼い2人は命を落とさなければならなかったのか。それは被告1人の罪なのか。3月5日に始まった初公判と並行しながら、ノンフィクションライター・杉山春氏が「事件の深淵」を父親や関係者への丹念な取材から明らかにしていく。 * * * DVDの画面で少し若い福澤朗がスタジオから中継先に叫んでいる。 「素晴らしいお父さんをもつ早苗ちゃん、あなた幸せだぜ、な。これからも家族仲良く。ちゃんと家に帰るんだぜ」 肩に掛かる茶髪。くっきりとアイラインを入れた目。ふっくらした頬。中学

    大阪二児遺棄事件 育児放棄母の父親らから事件の深淵聞く
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    unyounyo 2013/09/05
  • NEWSポストセブン|「原発マネー」1億2647万円が流れ込んだ9人の学者の回答一覧

    の原発政策には科学者の知見が不可欠だ。しかし、専門家の知見は当に適切に諸政策に反映されているのか? 昨年6月、テレビで原発事故についてコメントする大学教授たちに8億円もの「原発マネー」が流れ込んでいることを明らかにしたジャーナリスト・佐々木奎一氏と誌取材班は、再び情報公開請求と直撃取材によって、「新たな原発マネー」の存在を掴んだ。原発・電力会社、ゼネコン関連などの資金提供元から、1億2647万6693円ものカネが、津波や活断層を研究・評価する学会(社団法人・土木学会の「原子力土木委員会」委員の大学教授たち)に流れていたのだ。 「奨学寄付金」「受託研究」「共同研究」などの名目でカネが流れた研究者たちは、その事実についてどう答えるのか? 以下は、その回答である。 ●前川宏一(東京大学大学院工学系研究科教授)=奨学寄附金1519万円 「規則に基づいて適正に受け入れ、会計規定に基づき適正な

    NEWSポストセブン|「原発マネー」1億2647万円が流れ込んだ9人の学者の回答一覧
  • 解放同盟の差別表現問題のプロ 橋下徹差別報道について語る│NEWSポストセブン

    【著者に訊け】小林健治氏/『橋下徹現象と部落差別』(宮崎学氏と共著)/モナド新書/987円 橋下徹・「日維新の会」代表代行の政策には反対、だからといって氏に対する差別報道まで容認することがない点で、『橋下徹現象と部落差別』の著者、宮崎学氏と小林健治氏の態度は、他の言論人と一線を画す。 「宮崎さんも前書きに書いてますよね、〈俺は橋下徹がきらいだ〉と。かといって出自を根拠に人格を否定する一連の報道は到底許せるはずがない。個別・具体的に考えるのが、まともな人間の感覚でしょう? なのに“敵の敵は味方”とばかりに『週刊朝日』側を擁護し、差別に加担する左派系文化人への失望と怒りが、書の出版動機です」(小林氏。以下「」内同) 昨年10月、『週刊朝日』に掲載された緊急連載「ハシシタ 奴の性」(文・佐野眞一+『週刊朝日』取材班)を巡る一連の騒動を含めて、書では“橋下徹現象”と呼び、その問題点を一昨年

    解放同盟の差別表現問題のプロ 橋下徹差別報道について語る│NEWSポストセブン
  • エジプト民衆が怒った穀物高騰の黒幕は売上高8兆9400億円

    世界規模の糧価格高騰の要因のひとつに挙げられる投機マネー。糧の高騰問題の黒幕について、産経新聞編集委員・特別記者の田村秀男氏が解説する。 * * * 米国景気が少し上向き、世界はぼつぼつリーマン・ショック後の低迷から立ち直るかと思いきや、騒然としてきた。金融機関救済のために米連邦準備制度理事会(FRB)が垂れ流すドル発行量は平時の2.4倍に上り、その一部が金融機関の投機資金と化して穀物や原油市場になだれ込む。 国際商品価格の上昇は、各国の消費者物価を押し上げるが、地域や国によって影響度は異なる。中東・北アフリカやサハラ砂漠以南のアフリカ地域が最も影響を受けやすい。アルジェリア、チュニジア、エジプト、イエメン、リビア、バーレーン、イランなどと中東・北アフリカで騒乱が続いているのは偶然ではないし、インフレが長期独裁の政治体制への不満を一挙に爆発させた。 一体、どこの何者が、どういうからくり

    エジプト民衆が怒った穀物高騰の黒幕は売上高8兆9400億円
  • 橋下徹氏総選挙出馬なら大阪市長後継に中田宏・前横浜市長ら

    衆議院選挙は12月4日に公示され、16日に投開票される。今回の選挙の台風の目は橋下徹・大阪市長が代表代行を務める日維新の会だ。 橋下氏はこれまで一貫して自身の総選挙出馬を否定し、11月19日には遊説先で「大阪市長のまま国会議員になれるんだったら、来年の参議院選挙のときに挑戦したい」と公職選挙法改正を前提に来年夏の参院選への意欲を見せた。大メディアに「少なくとも今回の出馬はない」と思わせた。 果たして心なのか。見落とせないのは、こんな言い方もしていることだ。 「市長や知事の経験もないような議員が日国家を運営することなんかできるわけがない。石原(慎太郎)前東京都知事と、大阪府知事の経験があり、大阪市も引っ張っている橋下徹に、日国家の運営を一度任せてほしい」 国家を運営するのは総理大臣であり、過去、参院議員の首相はいない。今回の総選挙を「人生1回こっきりの大勝負」という橋下氏であれば、来

    橋下徹氏総選挙出馬なら大阪市長後継に中田宏・前横浜市長ら
    unyounyo
    unyounyo 2012/11/27
    おいおい、勝手に決めるな。
  • 【キャラビズム】中国人よ、マグロを日本人に少し残してほしい

    アンドレ・キャラビ(Andre Calabuig)氏は、1927年フランス生まれの84歳。同国ペンクラブの会員だ。日では『目からウロコのヨーロッパ』などの著書がある。日在住 40年以上の親日家だが、どうも最近、このニッポンで目に余る出来事が多い。マナー、お金、日語、女性、子供……。そのキャラビ氏が、いまの日人に向 けて、箴言集で発する痛烈な「キャラビズム」。さて、あなたはどう受け止めるか? 今回は、「各国」編である。 * * * ●Le trait commun entre le Japon et l’Angleterre c‘est que ce sont des îles qui n’aiment pas le continent! 日と英国の共通点は、両国が島国であることと、大陸を嫌うこと! ●Les Chinois copient tout,même les mauvai

    【キャラビズム】中国人よ、マグロを日本人に少し残してほしい
  • 「捕鯨が残酷」は昔欧米による残酷捕鯨のイメージが強いから

    豊かな自然に恵まれた日では、海の幸、山の幸を凝らした世界一の文化が育まれてきた。寿司、和牛、日米など、海外で高く評価される料理材は多い。しかし、その日卓が危機に瀕している。鮮魚がべられなくなり、味噌や豆腐が卓から消える日がやってくるかもしれない。その背後には、アメリカ政治的意図や中国の拡張、そして“内なる敵”の存在がある。 9月1日のクジラとイルカの追い込み漁解禁を前に、和歌山県太地町には臨時交番が開設された。過激な活動で知られる反捕鯨団体のシーシェパードの妨害が予想されるためだ。しかし、彼らをはじめ、アメリカやオーストラリアからの批判・抗議は説得力がない。 そもそも欧米もクジラを捕っていた。しかも、日と違い鯨油を取るためだけの目的。火薬を仕込んだ破裂銛(捕鯨銃)をクジラに打ち込んで爆発させ、弱ったところを銛で仕留めるという方法だった。欧米で、「捕鯨が残酷」と言われ

    「捕鯨が残酷」は昔欧米による残酷捕鯨のイメージが強いから
  • 暇な主婦がネットに貼りつく“鬼女像”は誤りとの調査結果

    世の中で信じられている鬼女像、すなわち「専業主婦が暇にあかせてネットに張り付き、生け贄を探している」というイメージは必ずしも正しくないと、人気ブロガーの山一郎氏は語る。 * * * 最近、大手ネット調査会社が行なった調査によると、鬼女板に月2時間以上アクセスしている人は約1万6000人いると推定されるが、既婚女性はその36%に過ぎなかった。30代、40代の独身女性が16%ほどいて、残りは30代、40代の男性だった(パネル調査をもとに推定)。 つまり、半数近くは既婚女性のふりをした男性による書き込みだと想像される。 では、性別、年齢以外の属性はどういうものか。もちろん専業主婦も多く含まれているが、中心は引きこもりやニート、非正規雇用などの低所得層で、「ネトウヨ」や「反原発サヨク」などのネット住人と層が重なっていると思われる。主婦が共通して抱える悩みについての質疑の場としてだけでなく、個人攻

    暇な主婦がネットに貼りつく“鬼女像”は誤りとの調査結果
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    unyounyo 2012/09/30
    それっぽいけどソースが。。
  • 上天丼、アイス食し強い胃腸を強調する安倍晋三氏に医師苦言

    無念の首相辞任から5年、自民党総裁選に立候補し、再チャレンジを目指す安倍晋三氏のアピールポイントは「美しい国」でも「戦後レジームからの脱却」でもなく、「強い胃腸」のようだ。 総裁選出馬表明前夜の9月11日、安倍氏のフェイスブックには選挙への意気込み……ではなく、健啖家を誇示する写真が掲載された。 秘書がアップした文面には、〈打ち合わせを終えたところ、晩ご飯をべていないのに気づいた安倍さんが『お腹すいた…「天や」行こう!』と言い出し、みんなで近所の「天や」で深夜の天丼!!〉とあり、天丼を豪快にかき込むワイルドな安倍氏の姿が。丼から海老のシッポが2見えるところから推測するに、どうやら「上天丼」のようだ。 その数日前には、〈安倍さんはコンビニで大好きなアイスを購入。秘書にも『ガリガリ君』を買ってくれました〉とある。こちらも店内で買い物カゴを持つ安倍氏の写真付きだ。 しかし、安倍氏の首相辞任の

    上天丼、アイス食し強い胃腸を強調する安倍晋三氏に医師苦言
  • 大阪維新の会 大口後援者にマルハン、ソフトバンク、パソナ

    橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会が次期衆議院選挙の準備を格化させつつある。 9月12日に「大阪から国を変える!!」をスローガンに地元で大々的な政治資金パーティを開き、その後、維新候補たちが全国遊説に乗り出す予定だ。 総選挙を戦うには軍資金が必要だが、すでに大口スポンサーの名前も挙がっている。 橋下氏は大阪府知事時代から大阪カジノ構想を推進し、今年2月には松井一郎・大阪府知事とともに香港のカジノ運営会社CEOと会談、「任期中に誘致の道筋をつけたい」と協力を要請した。さらに記者会見(5月24日)でも、「先進国でカジノがないのは日くらい。カジノは観光や集客のツールになるだけではなく、うまく使えば所得税制に代わるか並ぶくらいの所得の再配分機能を果たす重要なツールになる。国会議員にそういう発想はないんですかね」と持論を展開してみせた。 維新の会の情報収集をしている民主党関係者が語る。 「カジノ

    大阪維新の会 大口後援者にマルハン、ソフトバンク、パソナ
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    unyounyo 2012/08/27
    小学館も講談社も揃って橋下賛美でキモい。
  • ネット右翼 ネット利用者の3.1%で年収800万円以上は29%

    「男性84%、女性16%」 「マスコミの情報は偏っていて信用できない 84%」 普段はパソコンのモニターの向こう側にいて、なかなか実態を掴むことができないネット右翼(ネトウヨ)について、こんな計量的な分析を行なった貴重な研究がある。 大阪大学大学院の辻大介・人間科学研究科准教授らが2008年に発表した『インターネットにおける「右傾化」現象に関する実証研究』で、大手ネットリサーチ会社・マクロミルのモニター会員約1000人を対象に実施した調査である。 辻氏が語る。 「いわゆる“ネット右翼”の存在については、いくつもの論考がありましたが、その中で実際にネット利用者を調査してその実態を分析した研究は極めて少なかった。そこで、彼らがどんな政治的態度を持ち、どんな属性にあるのかを分析しようと考えたのです」 調査は20~44歳の男女に対し行なわれ、集まった1030サンプルの中から信頼性を欠く32を除いた

    ネット右翼 ネット利用者の3.1%で年収800万円以上は29%
  • 島田紳助 引退騒動で山口組全体に迷惑をかけ、かばいきれない

    芸能界を引退した島田紳助(55)と暴力団関係者との親しい交際を示す証拠が次々に明るみになっている。106通のメールのやりとりのほか、ついに『FRIDAY』(9月23日号)に山口組ナンバー4で、極心連合会会長・橋弘文氏との写真が掲載された。 会見では、橋会長とは友人の元ボクサー・渡辺二郎(56)を介して連絡を取り、直接会ったのは「十数年間で4~5回」「交際とか交流という認識はなかった」と強調していた。しかし5~6年前に撮影されたというその写真は、そうした紳助の言葉とは裏腹に、橋会長との親密ぶりが伝わってくる。会見では写真の存在を否定していたにもかかわらず、その嘘があっけなく暴かれてしまったのだ。 紳助は、そのツケを払わなければならなくなりそうだ。これまで紳助と暴力団とのかかわりについて取材をしてきたノンフィクションライターの森功氏がこう説明する。 「芸能人であれば、それなりの収入があり

    島田紳助 引退騒動で山口組全体に迷惑をかけ、かばいきれない
  • 橋下徹へ財界反発少ないのは重鎮籠絡の“人たらし”術にある

    脱原発路線を鮮明にし、関西電力に対して株主提案を行なう予定の橋下徹・大阪市長。当然、推進派が多い財界から反発がありそうだが、それがそうでもないという。その理由をジャーナリストの須田慎一郎氏がレポートする。 * * * 来ならば橋下市長が推し進めようとしている脱原発路線は、ある壁にぶち当たるはずなのだが、奇妙なことに今回はそれがない。 「それはつまり、いささか過激とも言える橋下市長の動きに対して、財界・経済界がほとんど反応らしい反応を示していないのです」(関西地区選出の民主党国会議員) 電力会社は、財界サロンの中にあって中心メンバーと言うべき存在だ。加えて財界・経済界サイドは自らのビジネスへの影響もあることから電力の安定供給を図るために原発の再稼働には極めて積極的と言っていい。 だが、その財界・経済界が、下手をすると電力の安定供給を脅かすことになる橋下市長の動きに対して、沈黙を貫いているの

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  • 安田浩一氏に「ネット右翼のリアル」を聞いた/NEWSポストセブン/ネット右翼「在特会」 会員1万人超は日本の右翼団体中で最大

    「在日韓国人は出て行け」「中国人を殺せ」。ネットで過激な右翼的言論を書き込む「ネット右翼」と呼ばれる人たちがいる。その中で実際にデモをしたり、集会を開く「行動するネット右翼」が現れ始めた。最大の団体は、「在日特権を許さない市民の会」(通称・在特会)だ。このほど一年に渡り彼らを取材し、『ネットと愛国~在特会の闇を追いかけて』(講談社刊)を上梓したジャーナリストの安田浩一氏に「ネット右翼のリアル」を聞いた。(取材・文=ノンフィクション・ライター神田憲行) * * * ――そもそも、なぜ「ネット右翼」を取材しようと考えたんですか。 安田:もともとは日に住む外国人労働者問題を取材していたんです。そのときに彼らが住んでいる地域住民の「冷たい視線」みたいなものを感じていました。そんな中で、中国人研修生が警官に射殺されるという事件が起きて、遺族が国を相手取って、2007年に裁判を起こしました。 その裁

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  • 木嶋佳苗の裁判 傍聴席の至る所から「ブス」の声聞こえてくる

    「21世紀の最大の毒婦」「婚活詐欺師」——出会い系サイトで知り合った男性三人を殺したなど容疑で、先ごろ検察に死刑を求刑された木嶋佳苗被告(37歳)には、さまざまなレッテルが貼られている。しかし当のところはどうなのか。30回以上に及ぶ全ての裁判を傍聴している、文筆家で女性用アダルトグッズショップ「ラブピースクラブ」代表の北原みのり氏に「私が見た佳苗」について聞いた。(聞き手=ノンフィクションライター・神田憲行) * * * ——3月12日に被告に死刑が求刑されてこの裁判も山場を迎えたわけなんですが、ずっと長く見ていらして、裁判の雰囲気に変化はありましたか。 北原:傍聴券を求める人がひと頃の三倍くらいには増えた感じがします。男性だと、佳苗被告を見て「やっぱりブスだ」「スゲえブスブス」とか、傍聴席の至る所から「ブス」という声が聞こえてくる。 女性でも佳苗被告と同世代ほど、辛く当たる。傍聴席から

    木嶋佳苗の裁判 傍聴席の至る所から「ブス」の声聞こえてくる