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なるほどねに関するwalkinglintのブックマーク (8)

  • 憂鬱な科学 - 池田信夫 blog

    経済学が"dismal science"と呼ばれることはよく知られているが、その意味はあまり知られていない。普通これは、トマス・カーライルがマルサスの『人口論』を批判した言葉だと思われているが、実はカーライルの著作にそういう言及はない。彼がこの言葉を使ったのは、1849年の奴隷制に関する評論である。彼はそこで「この世界の秘密は需要と供給にあるとし、支配者の義務を個人の選択に帰着させる社会科学」をdismal science(つまらない学問)と呼んでいる。当世風にいえば「労働力を供給するには市場原理主義にまかせていてはだめで、(奴隷制のような)規制が必要だ」といっているわけだ。 憂になるのは、カーライルから160年たっても、同じような「経済学批判」が繰り返されていることだ。もちろん今では奴隷制を擁護する人はいないが、市場よりも国家の力を信じる人は多い。そういう人々がいうのは、「経済学は非

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    walkinglint 2006/11/25
    > 経済学は、実証的なチェックを欠いたまま数学的な(見かけ上の)厳密性を高めてきた結果、現実との距離が広がりすぎて、市場以外の複雑な問題について何もいえないからだ。
  • トヨタ営業利益二兆円を支える「奴隷労働」

    トヨタ営業利益二兆円を支える「奴隷労働」! 現代日型の強制労働 トヨタ系受入機関が研修生・技能実習生に強制労働 2006年11月8日 フィリピントヨタ労組を支援する会 トヨタ二兆円を超える利益は何処から トヨタは製造業で世界一の利益を上げ、自動車の売上台数世界一も目前に迫っている。だが、この世界一の利益、営業利益で二兆円を超え、純利益で一兆五千億円に迫る数字は一体何処から生み出されたのだろうか。 確かに生産が増え、販売が増えた。トヨタの2000年3月決算時の売上高は12兆9千万円であったのが、2006年度には21兆円になり、6年間で1・63倍になった。生産台数も500万台から771万台、1・54%になった。しかし、この間にトヨタの利益は4100億円から1兆3700億円、実に3・4倍に膨らんだのである。当然、売上利益率は3・15%から6・52%と、2倍に拡大した。この利益の増大は一体何処か

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    walkinglint 2006/11/14
    > この流れを決定的に加速したのは前経団連会長、前トヨタ自動車会長、奥田であるのだから、トヨタ自動車の足元に事実上の奴隷労働が放置されているのは何の不思議もないと私達は考えるべきなのだろうか。
  • またまた内閣府!〜世論調査「陸自イラク派遣、7割評価」のまやかし

    松原明です。 以下の記事は、「市民記者」として「オーマイニュース」に投稿したものです。日「ニュースのたね」に掲載されました。とにかく、内閣府は「やらせ」と「誘導」をして「世論操作」をしていることは明白だと思います。こんな役所はいらない! ―ココカラ― ●陸自イラク派遣、7割評価〜内閣府調査のごまかし 「教育改革タウンミーティング」のやらせ質問で話題になっている内閣府が、先週、自衛隊のイラク派遣に関する世論調査結果を発表した。11月2日のマスコミ各紙によれば、「高く評価する」と「多少評価する」があわせて71・5%で、イラク派遣評価が7割をこえた、とされた。私が、まず思ったのは「数字がずいぶん高いな」ということだった。答えは質問の内容で大きく変わることがある。そこで、どんな質問だったのかを確かめようと思い、6日夕方、内閣府の担当者に電話をした。 *    *    * ・記者「質問はどういう

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    walkinglint 2006/11/08
    > プレッシャーを与える調査方法である。こうした形で生まれたのが「陸自イラク派遣、7割評価」の数字なのだ。
  • asahi.com:開業医「言いなりに診断書」 奈良市の長期病欠職員 - 社会

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    walkinglint 2006/10/29
    恫喝するやつが偉い顔できる社会だものな... H.K. を筆頭として... > 「それぐらいで休まなくても」と開業医が診断書の作成を拒むと、「しんどいから来てるんや」などと大声で怒鳴りつけられることもあったという。
  • 目新しさに欠けるGoogle Code Search

    現状のGoogleは、開発者たちが検索エンジンに何を求めているかを見極めようとしている段階にあるようだが、Krugleのスタッフによると、そのようなものは既に確認済みとのことになる。以前に同社が行った調査によると、開発者たちの費やす作業時間の20から25%は、過去に誰かが同様の問題に遭遇したケースはないか、そしてうまくすればその解決法が存在しないかを探すことで占められているという。そしてこうした作業は、その性質上、主として既知の情報源を検索することになる。「こうした調査の場合、最初は解決法の候補を洗い出すための検索を行い、そうして見つかった候補を基に次の検索を行うというのが常套手段です。必要となるのはプロジェクトの詳細を調べることですが、見つかった関連ドキュメントを表示させる機能も必要ですね」とメルリング氏は語る。 Krugleの検索サイトには、こうした要件に応えるべく、必要な情報を開発者

    目新しさに欠けるGoogle Code Search
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    walkinglint 2006/10/27
    > 現状のGoogleは、開発者たちが検索エンジンに何を求めているかを見極めようとしている段階にあるようだが、Krugleのスタッフによると、そのようなものは既に確認済みとのことになる。
  • これから10年、新黄金時代の日本 - 池田信夫 blog

    タイトルは物欲しげだが、日の話は前半の100ページだけ。内容は、今年出た原著なき訳書とほぼ同じ楽観論だが、そのリアリティも薄らいだ。前著でも懸念されたように、安倍政権とともに「古い政治」が息を吹き返しているからだ。 特に書もいうように、農業の改革は重要である。政策としては話題にもならないが、農水省の予算は3兆円で、農業以外のすべての産業を所管する経産省の予算の4倍近い。日の農業補助金は世界最高(1世帯あたり12万円)で、財政赤字の原因になっているばかりでなく、貿易自由化を阻害して内外価格差の原因になり、労働生産性の低い兼業農家を温存して地方経済の活性化を阻害している。それなのに、安倍内閣の農水相は、なんと「利権の帝王」松岡利勝氏だ。 著者は、『国家の品格』に代表される一知半解の「グローバリズム批判」には容赦しない。藤原氏などが「日の古い伝統」と錯覚しているものは、たかだか明治以

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    walkinglint 2006/10/18
    > 東アジア圏の経済統合をさまたげている「歴史認識」の問題については、著者は欧州の経験に学べと説いている。欧州にも血で血を洗った歴史があるが、それを徹底的な対話で乗り超えた。それに比べると、アジアでは
  • 切込隊長BLOG(ブログ) - Mixiのような大手SNSはアカウントごとに課金すべきだ

    ケツ毛バーガーの件で私宛に取材に来られても私は井上トシユキではないのでコメントの返しようもないのであるが、個人的には「MixiはSNSで最大手」だから「安全だと考えられている」のがいきなり間違いなんだろうと思う。 Mixiがなぜ問題になるかというと、質的にはWebでPC向けにサービスしているからだ。Mixiはいまでこそ最大手(ということになっているらしいの)だが、少し前までは携帯版出会い系サイトのほうがよほど顧客数もコメント数も多かった。こちらは携帯電話でサービスが完結していることもあって、個人間のトラブル以外で荒れようがない。「厨房が集団でやってくる」ことで「コミュニティ全体の質が下がる」というメカニズム自体が排除されている。PCで無料サービスを個人情報紐付けでやったら当然荒れることは想定して然るべきだし、Mixiもある程度そういうことは予見して対応策は練っていたはずだ。そこの想定で

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    walkinglint 2006/10/13
    仕組みの問題 > 他人からの紹介でしか入れない→だから安心というロジックが崩壊しているにもかかわらず、ノイズを弾く仕組みがmixiのなかに存在しない(編み出すことができていない)ため、質の低いユーザーが滞留
  • 岸信介の影 - 池田信夫 blog

    安倍首相には、いつも祖父、岸信介の影がつきまとう。安倍氏のいう「戦後レジームからの脱却」も、占領軍に押しつけられた憲法を改正しようという岸の路線への回帰だと思われるが、ここにはパラドックスがある。戦後レジームをつくったのは、他ならぬ岸だからである。 岸のキャリアを決定的に決めたのは、満州国である。彼は1936年に、国務院実業部総務司長として満州国に赴任し、東条英機や松岡洋右などとともに、国家統制のもとに重化学工業を中心とするコンツェルンをつくって工業化を進めた。このときの計画経済的な手法の成功体験が、のちの国家総動員法にも生かされる。 岸が思想的にもっとも強い影響を受けたのは、北一輝の国家社会主義であり、「私有財産制には疑問を持っていた」とみずから語っている。彼の建設した満州国の「五族協和」の思想も、大川周明の大アジア主義の影響であり、これが大東亜共栄圏の思想的骨格となった。要するに、

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    walkinglint 2006/10/06
    > この「明治レジーム」の遺伝子は、敗戦によっても断絶せず、「昭和の妖怪」とよばれた岸に象徴されるように、日本の政治経済システムを呪縛し続けてきた。
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