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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (4)

  • 主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary

    昨日の判決についての産経新聞の報道については、すでに ni0615 さんが論評しておられます。ここでは日づけの読売新聞の社説(魚拓)をとりあげてみようと思います。 判決は、旧日軍が集団自決に「深く関与」していたと認定した上で原告の訴えを棄却した。 しかし、「自決命令それ自体まで認定することには躊躇(ちゅうちょ)を禁じ得ない」とし、「命令」についての判断は避けた。 裁判所が「認定することには躊躇を禁じ得ない」としているのは「件各書籍に記載された通りの自決命令」すなわち「原告梅澤及び赤松大尉」が明示的に自決を命じたことについてであって*1、旧日軍の「命令」ではありません。そもそも第32軍なり大営なりが正式に「集団自決」を命じたなどという主張は(少なくとも影響力のあるものとしては)存在しなかったのですから、生存者や研究者が「軍が自決を強制した」と言うとき、それは「第32軍ないし大営が

    主語をあいまいにした読売新聞社説の欺瞞 - Apeman’s diary
    walkinglint
    walkinglint 2008/03/30
    > こうした事情を知ったうえでなお命令系統の公式性にこだわるのは、為にする議論でしかありません。
  • 「「南京」検定も国主導」? 沖縄タイムスの報道より - Apeman’s diary

    こちらのエントリのコメント欄でfelis_azuriさんからご教示いただいた情報です。 沖縄タイムス 2007年9月18日(火) 朝刊 1・25面 「南京」検定も国主導/職員、反証文献出版にお礼 「官僚中心」以前から/関係者が証言 旧日軍の文書などを基に、日中戦争当時の南京での日軍の行動を示す史料を集めた「南京戦史」(偕行社、一九八九年)が発刊された際、文部省(当時)の教科書課職員が「これで(南京大虐殺の被害者が)二十万人、三十万人と書いてくる教科書に指導ができる」と、編集者らにお礼に訪れていたことを、十七日までに関係者が証言した。教科書検定は、教科書課職員が最初から記述修正の方向性を決め、検定意見作成にかかわるなど、以前から官僚主導で行われていた実態が浮かび上がった。(教科書検定問題取材班) 証言したのは「南京戦史」の編集にもかかわった研究者。南京戦史が発刊されて間もなく、同省の教科

    「「南京」検定も国主導」? 沖縄タイムスの報道より - Apeman’s diary
    walkinglint
    walkinglint 2007/09/19
    > お礼に訪れた文部省職員は「これで、被害者数を二十万人、三十万人と書いてくる教科書に対し、『反証になる文献もあるので、これを併記するように』と指導できる」と話したという。
  • Apes! Not Monkeys! - 慰安婦・慰安所に関してオンラインで閲覧できる一次史料(追記あり)

    再追記あり。再追記部分は太字。その後、オンラインで閲覧できる資料がさらにあることをご教示いただきました。こちらをご覧ください。 コメント欄が制限字数に到達しましたので新規の投稿ができなくなっております。 アジア歴史史料センターで公開されている資料を「慰安婦 or 慰安所」で検索すると計15点がヒット。このうち関連するものは(ざっとみた限り)次の通り(「@」は判読不能部分)。 「支那渡航婦女に関する件」 内務大臣決裁書類・昭和13年(下) レファレンスコード:A05032044800 支那渡航婦女ニ関スル件伺日南支派遣軍古荘部隊参謀陸軍航空兵少佐久門有文及陸軍省徴募課長ヨリ南支派遣軍ノ慰安所設置ノ為必要ニ付醜業ヲ目的トスル婦女約四百名ヲ渡航セシムル様配意アリタシトノ申出アリタルニ付テハ、年二月二十三日内務省発警第五号通牒ノ趣旨ニ依リ之ヲ取扱フコトトシ、左記ヲ各地方@ニ通牒シ密ニ適当ナル引

    Apes! Not Monkeys! - 慰安婦・慰安所に関してオンラインで閲覧できる一次史料(追記あり)
  • 従軍慰安夫 - Apeman’s diary

    吉田裕の『現代歴史学と戦争責任』(青木書店)を読んでいたら、田中利幸の「なぜ米軍は従軍慰安婦問題を無視したのか」(上・下、『世界』、1996年10月、11月号)が紹介されていた。 また、田中は別の論考のなかで、第二次世界大戦中の米軍の「管理売春」制について論及し、「日軍の『従軍慰安婦制度』は、軍が意識的、計画的に犯した組織犯罪であるという点で、米軍の『管理売春』とは明確に異なっていた」としながらも、米軍の「管理売春」制の背後に、「生命をかけて闘っている兵士には女性の慰安を享受する道徳的権利がある」という普遍的な軍イデオロギーの存在を見出している(…)。 特に保守派のなかには、「生命をかけて闘っている兵士には女性の慰安を享受する道徳的権利がある」という主張に(あからさまにではないにしても、ひそかに)同意する人々は少なくないだろう。南京事件や、より一般には戦場での強姦に関しては比較的まっとう

    従軍慰安夫 - Apeman’s diary
    walkinglint
    walkinglint 2006/10/17
    > 兵士の人権に配慮したポリシー
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