住宅研究・交流集会「脱法ハウス問題と高齢者、若者、女性の住宅施策を考える」が6日、東京都内で開かれました。「住まいの貧困に取り組むネットワーク」らの主催。約100人が参加しました。 就労・住宅支援を 交流集会開く 首都圏青年ユニオンの神部紅(じんぶあかい)さんは「若者の暮らしと住宅確保の要求」として報告。ブラック企業や不安定雇用の増大によって、職を失うことを前提に、いつでも引っ越せるようにと家具も持たずに暮らす若者が増えていると話しました。 また、若者ホームレスの支援を続けている経験から、「不安定な雇用から不安定な住居をへて、じわじわと路上に行き、抜け出せなくなるケースが多い」と指摘。「不安定雇用をなくす施策とともに、家賃補助制度などが必要」と話しました。 女性の住宅施策について報告したのは、婦人保護施設支援員の女性。離婚や近親者間の暴力、生活困窮、病気などからホームレス状態になる女性が増
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