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ブックマーク / doramao.hatenablog.com (4)

  • 悲嘆と呪術的思考(医療訴訟など考えながら) - とラねこ日誌

    ■喪失体験と呪術 大小は様々ではあるものの、ヒトは生きていくうちに喪失体験を何度も重ねていくと思います。手術により何らかの機能を損なうこと、親しい人との別離、ペットとの死別、親や子どもを失う事・・・ 喪失体験により様々な哀しみが当事者を襲い、それは悲嘆と謂う言葉で説明されます。悲嘆の感情は通常、時間と供に変化をしますが、その変化のことを悲嘆のプロセスと説明されます。この悲嘆のプロセスとして、多く観察される症状(行動)の中に次のようなモノがあります。 それは 【自責感】 と 【不当感】 です。 前回のエントリで、どらねこは努力と願いの呪術性について乱暴な考察を行ったのですが、喪失体験を切っ掛けにして現れるこれらの症状にも呪術的なモノが大きく関係しているように思います*1。 ■自責感と不当感の呪術性 大切な何かを失った瞬間は真っ白となり深く考える事が難しい状態になることが多い事が知られておりま

    悲嘆と呪術的思考(医療訴訟など考えながら) - とラねこ日誌
  • ○○で放射能予防に個人的に思うこと - とラねこ日誌

    テレビから流れてくる放射性物質の危険情報、「放射能汚染は子供に強い影響あるんだって?」のうわさ話。子供を持つ親の多くは敏感になっていると思います。ネット上を見ていて思うのは、母親が心配してあれこれ対応策を探す姿が多いことでしょうか。もしかしたらこれはどらねこの観測範囲だけの事かも知れません。でも、ほんとうにそんな傾向があるのだとしたら、子育ては母親の役割・子供の健康を守のは母親の責任であると謂う、暗黙の了解や周囲の圧力があるせいかもしれません。 放射能汚染*1を漠然と心配する周囲のヒトは、母親に対策は何かやっているのか?こんなのがあるがどうだ?とアドバイスを送るかも知れません。心理的に余裕があれば、情報を吟味し、妥当なものを選ぶ余裕があるかも知れません、しかし心配でどうしようも無い状態でしたら、とりあえずやってみようかな、と思うかも知れません。アドバイスを受けたのに『何もしない』を選択する

    ○○で放射能予防に個人的に思うこと - とラねこ日誌
  • マクロビオティックは肉食を禁じていない? - とラねこ日誌

    マクロビオティックの生活について批判的に語られる時、次のような表現が用いられる事が多いように思う。 マクロビは肉が禁止されているから、栄養バランスが心配である このような表現に対し、マクロビオティックを実践している方からは次のような反応が返ってくる事が多いようだ。 マクロビオティックでも肉レシピはありますよ。創始者の桜沢如一先生も、必要な時には肉を禁止していないです。 なるほど、確かにその通りだと思う。今回は『新養療法』桜沢如一著 日CI協会刊 (1964)及び、『人生』桜沢如一著 日CI協会刊 (1973)を引用しながらその事を検証する。 ■桜沢氏はこのように語りました 新養療法p79の養通則(日内地に於ける)には肉について、このように書かれております。 三、副物はその土地の季節のヤサイと野草を主として、御飯の三分の一〜五分の一を適度とし(時と処によつ

    マクロビオティックは肉食を禁じていない? - とラねこ日誌
    o-kojo2
    o-kojo2 2011/07/25
    「大きい「白ン坊」「青ン坊」は不幸をまきちらす凶兆です。正食をしないと、そんな子供しかできません。」人さまの子どもになんてことを言ってるんだ!怒りに震えたぜ。
  • 報道に求めたい事 - とラねこ日誌

    ニュージーランドで被災し体に傷を負った方に対するインタビューを見た。 直接テレビで放送されているのを見たのではなく、深刻な負傷をして間もない若者に対し、不適切と考えられるような質問を投げかけたと謂う事でネット上にその模様が掲載され話題となっていた事でこの件を知った。 この件を切っ掛けに、色々と考えることがあったので思うままに書いてみました。 ■喪失と受容 突然の被災により身内を喪った、病気で親を喪った、自身が回復不可能のケガを負った、子供が一生背負うような問題を抱えて生まれてきた。このような事態に遭遇した場合、ヒトはその現実を直ぐには受け入れることが困難であると考えられます。(勿論、個人差はありますが)はじめは何が起こったか理解でき無い、頭の中が真っ白になってしまう、そう謂う事が当たり前のようにおこります。このような状況は一時的な事であり、たいていは悲嘆のプロセスとも呼ばれる段階を経て、そ

    報道に求めたい事 - とラねこ日誌
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