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ただの殴り書き。 ChatGPT o1 Pro mode、契約して使っている。用途はふとした時の壁打ちなどもあるが、それはもともと精度高いのがわかっていたから特別今更試すことでもない。 2024年12月中旬時点でソフトウェアサービスの開発をどこまでこれに依存できるのか、限界を知っておきたいから試している。 多くの人に見られることを想定していないし、作っているものがこれだよというのを紹介する気持ちもないのでめっちゃ雑にかく。 動機 生成AIでの開発はよく「プロトタイピングに向いてる」「関数単位での生成やテストには向いてる」と言われる。 でもプロトタイピングなんて人それぞれ作るものの品質がまちまちで何を指しているのかわからない。 評価の仕方として上記の表現が曖昧に感じていたので、厳密な限界を体感したかった。 加えて、PdM系の人とエンジニアで何やら生成AIへの熱量の差があるのも気になっていた。
ありがたいことに継続的にご利用者様の数・ご活用頂く業務の幅が増え、積み上がるご要望に日々追いつくべく開発に邁進しております。 今回は先日ベースマキナがリリースした「ロール機能」に付随するお話です。 ベースマキナでは、以前から管理画面上で呼び出す処理ごとに、ユーザーやユーザーのグループ単位で実行を許可する機能があるなど、ガバナンス要求に答える機能を揃えてきました。 今回修正が行われたのはそれとは別のレイヤーで、ベースマキナ上の管理者向けの設定(接続先のデータベースやAPIの情報や、処理の登録、ユーザー追加など)を行う権限を細分化 & グルーピング設定を紐づけられるようにした、というものです。 この機能は成果物で見るとシンプルなのですが、権限管理にまつわる設計・開発はいつも魔物に立ち向かうようなもので、混迷を極めます。 そして、こと管理画面開発となるとその難易度は他の開発よりも高い、というのが
ポエムです! 長いのでまとめローコード・ノーコードという言葉の括りは大きな意味をもたず、「プログラマブル」という表現が妥当 プログラマブルな基盤を作って売ることは、課題解決の幅を最大化する。複利でのアセット積み上げが可能で、ひいてはコンパウンド・スタートアップの地盤を作りやすい利点がある この基盤は最初から覚悟を決めて作らないと、後追いで構築するのが難しいため商材としての希少性が高い プログラマブルな基盤は、売り手に高い課題探索・抽象化能力と海外サービスへの強い関心が求められる こうした基盤を事業として成長させることは、将来「Sell work, not software」の時代が来たとしても生き残る手立てを作る最良の手段になりうる まとめても長いですね… はじめに皆さまこんにちは、株式会社ベースマキナの代表取締役社長を務めております高橋と申します。 現在弊社では、ソフトウェアエンジニアの
皆様、ChatGPTでCode Interpreterの機能がリリースされましたがお使いになりましたか? 僕は大変有りがたーく日常使いさせて頂いており、活用方法について各方面のご意見を伺いたいですが、その話はさておき… こうした劇的な開発体験の変化が予感されると、度々繰り返される議題の1つが「エンジニアやコードの不要論」かと思います。 私自身がローコードツールを提供している会社の経営者なのですが(ヒューマンエラーを減らせる管理画面構築SaaS「ベースマキナ」をよろしくお願いします!)、この類の議論の盛り上がりと日頃情報を追っている最新のツール群との間を照らすと、ギャップを感じます。 端的に言うと、少なくともここ1年くらいで新しく登場するデベロッパー向けのツールを見ていると、コードが不要になる場面が増えると思いきや、逆にコードをしっかり書くツールが増えてきたな、という印象を持っています。 D
まとめプログラミングの未来では、最適化と自己修復がキーワードとなり、エンジニアは検品作業が主な役割になると考えられます。 ローコードツールは、否応なしにLLMとの共存を求められ、対応できなければかえって足かせとなってしまい淘汰されるでしょう。 そして、ローコードやノーコードの概念が意味を持たなくなるでしょう。 しかし、未来はシステムのチューニングに焦点を当てた業務になり、チューニングのための学習データを幅広に獲得できる現在のローコードプラットフォーマーは、きたる未来に備えて強力な武器を持てると考えられます。 ごあいさつこんにちは! ローコードでかんたんに管理画面が立ち上げられるSaaS「ベースマキナ」を運営している、 株式会社ベースマキナの代表取締役社長の髙橋と申します。 サービスページはこちらです。管理画面の開発工数でお困りの方、手前味噌ながら大変便利なサービスに進化してきているので是非
要するに起業して、サービスを作りました。同志を募集しています。 長い自分語りなのですが、サービスを公開した直後の人間の所信表明として生暖かく読んでもらえればと思います。 サービスを公開しました先日、これまでステルスで開発・営業活動等をしていた社内管理画面作成サービス「ベースマキナ」を一般公開いたしました。 思った以上にお問い合わせであったり新規のご登録を頂き、感謝の想いに尽きません。 開発者一同が「きっとこの基盤なら自分達を含めWeb企業でサービス開発をしてきた方が何度も車輪の再発明をしてきた管理画面を作らなくて済むようになる」と信じて、持てる限りの技術でプロダクトを作っています。 公開時にも以前から相談させて頂いたエンジニアや事業者の方々にシェアいただき、一定話題に挙げていただきました。 ただ、自分としてはSaaSというサービスの提供方式やエンジニア文化を大事にするというのは手段で、本当
ポエム。 つまり?予算やチームのリテラシーに合わせて最速で作れて、チーム内で「俺ら高凝集低結合だなー」と思えるなら、アーキテクチャはなんでもいいと思えてきました。 前提・まだ割と収益が安定してないプロジェクトでの話です。お金があるなら好きにやりましょう。Go Bold。 ・DDDやクリーンアーキテクチャがダメとは言ってないです。むしろ自分は直近そこまで厳格ではないクリーンアーキテクチャでAPI書いてます。 ・以前こういうポスト書くくらいにはアーキテクチャのこと試行錯誤してました。 アーキテクチャ導入議論への疲労以前僕は、DDDやクリーンアーキテクチャを導入するという話が出ると積極的に顔を出すようにしていました。でも、最近は「導入しましょう」「既に適用してあるのでキャッチアップしてください」などの議論をするのに少し疲れてしまい、足が重くなったように感じます。もうおじいちゃんなので体力がないん
まとめ・リファラル採用への熱量は思ってるより差が明らかに出てくる ・リファラル採用を後から促進しましょう、は果たしてうまく回るのか(回らないと思う) リファラルこわいリファラル採用は怖い。絶対に敵に回したくない企業が何社かあります。 最近幸いにもお誘い頂く機会が増えて思った事なんですが... 給与などの必要条件を満たした上で、ビジョンでグイグイ目線上げている経営者、その理念を理解した上で行動している採用担当者が時々いて、十分条件が充実している企業が増えてきたという実感があります。 大きな企業でリファラル採用しようとしても、「人手が足らないので来て欲しい」という色合いが強すぎると魅力的に響かないと思っています。 一方で、ベンチャーでも資金調達を済ませてビジョンや採用候補への理解に熱心な人がリクルーティングしていると、正直働いてみたいなと思う気持ちも湧くし、同時に採用広報とかをちゃんとやりまし
つまり・組織で情報の不透明性が問題になる時、必ずしもその不透明性は悪意や信頼性の無さから生まれるわけじゃなく、よかれと思ってやった結果生まれるかも知れない ・フルオープンにできなくても、情報の確定度合は可能な限りオープンにすべき 1on1で明らかになった不透明性この間1on1をチームメンバーとやっている時、情報の不透明性が問題になった。具体的にいうと、仕様議論が途中の機能について、「あの機能はいつから開発開始なんだろう」「開発スコープは?」という、疑問の声が上がっていた。 この不透明性が生まれたのは、例えば「外部企業と内密なやり取りがあって、隠しておきたい深刻な事情があった」とか、そういう背景からではない。 むしろ逆に、情報の不透明性の話になるたびに比較的僕の所属するチームは性善説で「できる限り共有しましょう」という議論が起こるので、上下の人間関係が悪いとかではない。教えてと言えばだいたい
この流れです。 前提基本的に自分はGoのサーバーサイドが主戦場で、カンファレンスにはよく顔を出します。最近はOSSを公開すればいい感じにGithub Trendsの上の方にきて目立つような、芸人っぽいムーブができるようになりました。 ですが、直近プライベートではGo以外にTypeScript(Next.js) でGraphQLのクライアント書いたり、仕事だと前はSwiftやらC++やらPerlやら色々使っていたので、他の方と比べると広く浅い経歴です。 また、大学に入ってから学習を始めましたし、当時はドットインストールが出始めたくらいで、基本的には書籍で勉強していました。大学では授業でFORTRANの授業を取りました。内容は意味わからなかったので同級生に寄生してました。 Progateとかプログラミングスクールとかには頼ってませんでした。無かったので...。なので、「幼少期からBASICを触
別に大した話ではないけど、職位が変わって肩書きに仮にもマネージャーと付き、人との対話に時間を割いていかねばという状況になったため、人やら組織やらアジャイルやらなんやらについて考える時間を意図的に増やそうとしている。 1on1とかで、「最近何か課題に思ってることかありますか?手助けできますか?」みたいなことを話さなきゃいけないのだろうが、人はそんな簡単に所属する組織や個人に対するフィードバックを本音でしてくれるものだろうか?と考えたりする。ましてや肩書き変わったからって別に中身が突如変化したわけじゃないやつに「最近調子どう?」みたいなことをいきなり言われても、うるせえよとしか思わないのではないか。 仕事上の横のつながり、人と人とのやり取りの中では「信頼残高」という言葉でもって、その人がそれまで積み上げた実績に応じて信頼度が上がり、より重要な仕事や報酬を与えようとする現象を説明する。だけどこの
当ポストはGo Advent Calendar 2019の5日目の記事です。基本ポエムを書いていて技術記事を書く感覚が鈍っていますが頑張ります。 今回はGoでheadless browser(Chrome)を用いた、動的な画像生成を行うというテーマで書きたいと思います。 なぜ画像生成したいのか?人はなぜ画像を生成したくなるのでしょうか?僕は漫然と画像を生成するのは、時間に限りがある身としてはよくないな、と思います。ということで理由が必要なのですが、最たる例はOGP画像の生成とかじゃないでしょうか? あるいは任意のLGTM画像を生成したくて、文字を画像にかぶせたり、インスタグラムVer1.1みたいなサービスをローンチしたい時に、フィルター加工を実装したかったりするかもしれません。 Goで画像生成するには?Goで画像生成する方法に関してはこの1、2年でpo3rinさんや僕がしばしば登壇して解説
基本忙しいな〜と思いつつ、幸いにも仲良く仕事ができてることが多い。その理由を考えてた時に気づいたことをまとめたのがこの文章になる。ここで言いたいことはつまり、「機能を削ることはユーザーと開発チーム双方にとって、恐らく各位が考えている以上に良いことだ」ということだ。 なお、サムネは「機能を削ぎ落としていく過程はまるで彫刻製作のようだ...」と一瞬考えた時に程よい画像をとってきたのだけれど、単純にキモいなと思ったのと、的を射ているようで射てない気がしたし、プロダクト開発も彫刻もそんな知らないので、可及的速やかに忘れることにした。 いかにしてチームは殺伐となるかリリース間際やプロダクト開発が長期化すると、えてしてチームは殺伐としがち。自分が関わったチームでのプロダクト開発では、半々で殺伐なシーンと平和なシーンだった。 殺伐な開発は、その後チームの人間関係に消しがたい遺恨を残し、結果退職や倒産とい
「誰かエンジニアで暇な人いませんか?」個人的にカンファレンスとかでエンジニアの知り合いの数が多くなったせいか、優秀なエンジニアの知り合いを紹介して欲しいと相談されることが非常に多いです。 「本当に優秀な人」以外を繋ぐならすぐ紹介できます。しかし、本気で生産性が高い人に声をかける場合、他のリファラル案件にも負けない条件を提示しないと絶対に来てくれないし、下手な紹介なんかしたら「僕と対象者の関係」「対象者の人生」「会社のプロダクトの成功」の全ての面で不幸が生じます。誰でもわかることだと思いますが、その割に結構雑に依頼を投げる人が多いな、という印象があります。優秀なエンジニアで仲良くしてもらってる人は、雑に紹介できるほど半端な友好関係ではないので、適当に繋いだりはしないです。 紹介可否の格差ある一定の基準をクリアしていると、すぐに紹介できます。紹介できない場合はよほど事情が変わらない限り良い報告
前置きCircleCI Orbsというのは、CircleCIのバージョン2.1以降で有効になった、CI/CDワークフローの一部を共通パッケージとして切り出す仕組みです。 CircleCIはバージョン2.0のメジャーアップデートを経て、一気に実行速度が上がりました。しかし、プロセスの共通化をするにはyamlの記述方法を工夫する以外は特に打ち手がありませんでした。 Orbはまさにその解決策として提示された、CIプロセスのパッケージ化です。 なお、バージョン2.1になったことで、いくつか追加の概念が登場しました。 executors, commands, jobsです。この辺は公式ドキュメントを見ていただくとして、ざっくり言うとexecutorsが実行環境、commands, jobsが実行プロセスの共通化です。 OrbはDockerのイメージと同じく、作ったものをインターネット上で公開するレジ
開発者向けのドメイン、「.dev」の登録受付が開始された。timakin.devはちゃんと俺が取った。みなさんも取りましょう。 で、昨日vim.devのドメインが個人によって取得され、そのリダイレクト先がEmacsのサイトになっていたことで、物議を醸した。HackerNewsにも載ってた。 この行為に対し、観測範囲では ・「やりすぎだ、同じデベロッパーとして辟易する」という人 ・単に"エディター間の宗教戦争"に関するユーモアあるネタだと受け取る人 の二極化が見られた。ちなみに僕はそこまでエディタ戦争に関心はないし、結構あとあと迷惑になる行為かなーと思うので、どちらかといえば前者寄り。 僕の話は置いておいて、前者はOSS開発者やカンファレンス主催者などが多い印象を持った。だから前者の意見が偉いとかそういうわけではないのだけれど、おそらく以下の2つのポイントで認識が大きくズレているから、二極化
tl;dr勉強会で寿司とピザ出すの極力やめませんか 餌としての寿司とピザ先日雑にこのようなことを呟いた。 これは、某社のエンジニア求人イベントの広告だったのだけれど、見た瞬間は餌で釣ろうとしてるような魂胆が透けて見え、それに対する嫌悪感を抱いた。 だけどその直後、「まあそうはいってもエンジニアの勉強会って寿司かピザしか頼まないし、それさえあれば人が集まると思われてもしょうがないくらいにワンパターン化してる主催側も悪いよな」と思ったりした。 念の為書いておくけど、自分が勉強会の担当になった時、ピザはサルバトーレクオモのうまいやつを少なめで注文したりして、結局ピザを注文してて、完全にブーメランである。とにかくピザに罪はない。 勉強会テロリスト寿司とピザが毎回出るとわかってると、テロリストみたいなやつがくる。 ・懇親会の直前だけきて台風みたいに寿司をかっさらって行くやつ ・寿司のネタだけ食ってシ
tl;dr・Goの依存性注入は普通に行われるが、DIツールはまだ観測範囲では浸透していない。 ・直近出たGoogle製Go向けDIツール「Wire」はシンプルなAPIやツール作成で有用だが、依存オブジェクトの設定が複雑化すると表現性に限界がくる ・Goにおいて、DIツールはある種のフレームワークと認識して慎重に採用すべき前提:Goの依存性注入と課題Goのコードを書く際、特に一定規模を超えたAPIを書く際は、依存するオブジェクトというのが増える。DBクライアントやロガーや各種ビジネスロジックを呼び出すサービス層などがそれに該当する。 レイヤー化されたパッケージ構成の下、こうした依存オブジェクトをトップダウンに注入していくやり方は見通しがよく、テスト時にモックのAPIクライアントを差し込みやすかったりと、テスタビリティを向上させる。ざっくり依存性注入が行われるようなレイヤー化された構成で、なん
コード書いてる時、わからないことをわかるのは大変。(わかりますね?) 知らん単語とか出てくると、うーんと唸りながら調べるけど、やっぱわからない。そういうことが多かった時期は、コードを書くにしても手が進まず結構辛かった覚えがある。 最近だと、静的解析、CQRS + ES、DIツールの理解などを進める際に時間を消費してしまった。が、前に比べてわからないことにキャッチアップする手順が画一化されつつあり、頭を抱え続ける時間は減ったように思う。 大体いつもどんな風に進めてるか、2通りに分けて明文化する。 参考資料が多く存在する時静的解析とかはこういうケース。すでに参考資料がたくさんある場合は、整理されてるものなら幅広く集める。 1. 公式ドキュメントを集める 2. 良さそうな解説資料・ウェブサイト・書籍などをリストアップする(10件くらい) 3. 汎用的かつわかりやすい解説と、自分の得意な言語でそれ
反省文。 tl;dr・「後から改善すれば良い」のスタンスは、返済コストを甘く見積もっている結果 ・負債の返済にはコーディング以外の工数が大きくかかってくる ・技術的負債を"徐々に"返済することは様々な面で良い 出社即リファクタリング最近出社した直後に、こっそりリファクタリングの時間を一定程度取るようにしている。朝のウォーミングアップがてら改善作業をしていると、瞑想みたいな効果があって大変気分がよくなるし、その後のコーディングも生産性が上がる。大体こういう気分。 具体的な作業は、アーキテクチャの方針が固まってなかった時代のコードの1つのエンドポイントだけ、適切なレイヤ化を施したり、単体テストが可能なメソッドとして切り出しつつ実際にテストを書いたり、テストに必要な共通処理を定義したり、だ。 初期から機能追加を重点的に行ってきたプロダクトでは、スピード優先の名目で多くの負債が生まれる。こうした負
もちろん、あくまでこの方法論があることで、コミュニケーション面、メンテナンス面で多々メリットがある。チーム全体でのDXが非常に良くなることに関しては異論ありません。DXはUXと等しく重要。 Atomic Designで生じる問題ページの複雑性が増したら、素晴らしい方法論があっても自分で悩み解決しなくてはいけないことがあります。主な問題は次の通り。 ・Atomから作るボトムアップ型が成立しにくい ・デフォルトスタイルの決定の難しさ ・Molecule、Organismの分割しにくさ ・Pageの必要性への疑問 だと思うのだけれど、これらに加えて最近感じるのは ・Atomic Designにはデータの複雑性を吸収しきる力はない という問題があります。 Atomic Designで作られた、共通化可能なのを前提としたコンポーネントは、例外に弱い。例えば、とある管理画面を作っているときに、入稿デー
自分の成果物を「ゴミ」「クズ」「底辺」と表現して卑下する人がいるが、よくない。具体的には以下。ちなみに作っている物自体はとても良いなあ、と思っていて、僕なんかプログラミング勉強して2ヶ月の頃、おそらくphpMyAdminを起動させて「わかんねえな」って画面の前で呆然としていただけだったはず。 自分にも「初心者の〜」とかそういう接頭句つけた時期があったのでわかるけど、こういった卑下をするのは大体、「自信がないけど成果物をオープンにしたくて、上級者から何か言われた時の免罪符にしたい」から。 なんだけど、大体意味がないし、自分にとって良くない影響がある。 こういう言葉を使って自分の成果物を世に出す経験を繰り返してしまうと、「この程度のクオリティでも"劣ってる可能性があるのはわかってます"って姿勢さえ表明しておけば良いだろう」って心理がうっすらと働いてしまい、無意識に自分の成果物に限界を作ってしま
個人的に技術選定について想いを馳せた記事です。 技術選定と妥協最近とても技術選定について悩んでいます。技術選定とは常にジレンマを伴い、各エンジニアの感情がぶつかり合うセンシティブなトピックです。 技術選定が「悩む価値のある問題」であるのは明確で、サービスそのものの市場領域を選ぶときほどではないけど、開発組織が長期に渡って健全にワークするか、というのを決める、非常に重要かつ長期にわたる問題だからです。 加えてこれは個人的な話ですが、僕は自分のエンジニアとしての性格なのか、「ビジネスとしてうまくいくスピード感があるのか、明確な課題があってそれを解決しているのか」という意見は前提にしつつ、ある程度技術的新規性に重きを置きがちなタイプという自覚があります。 なので、僕個人は技術選定となると、新規技術の導入に逸る気持ちを意識して抑えなくてはならないことが多いです。ただ別にそこまでネガティブな感情を覚
世の中には議論をしている最中に発せられがちな、意味がありそうでない言葉がある。会社のコミュニケーションや就活の時によく見る。 このツイートにリプしてる方の言葉もそうだが、冷静に見ると結構楽しい。しかし、真面目な場面で、したり顔でこんなことを言ってたら議論が宙に浮いたままで何も解決しない。その割に雰囲気だけ真面目なので狂って評価してしまったりする。 具体的には以下のようなセンテンスが、これに該当する。 「何をゴールにするかじゃない? / 結局何をしたいかだよね」 「まあバランスだよね」 「やりきるのが大事」 「できない時にどう改善するかが大事」 「確かにこれは難しい問題だよね」 「結局は人だよね」 「考える必要あるよね」 「相手にどう感じて欲しいかじゃないかな」 「どう感じたかが重要」 「考えさせられる」 「このプロセスの中でも大事な要素だよね」 「人それぞれだから唯一の答えは見つけにくいよ
VRコンテンツ盛りだくさんの東京ゲームショウも開催されてたのに、同じ日にこれやってるのやばくないですか? なおもう一つ、VR個展「1%の仮想」も開催されていたようですが、すみませんこちらは行けませんでした。要領が悪かった。 さて、以前VRChatが、現実世界における認識を変えてくれたという主旨のブログを書きましたが、今回は少し違う視点から価値観の変化を感じたので、それを記録しようと思います。 大まかに書くと、これまでVRChatで自ら様々な場に身を運んでいくことで、別の世界も見てみたいという欲求が強くなり、リアルワールドでの行動の動機付けがされていたのですが、今回は視聴者という受け取り手の立場からイベントを観ることで、バーチャル空間ならではのスケールや、バーチャルにおける自分のあり方というものを考えさせられた、という話です。 VirusについてVirusとは...?そのストーリーとは?脚本
@__timakin__です。エンジニアとかのジョブチェンジの話です。 書類選考におけるミスマッチ要因エンジニアの書類選考において、ミスマッチという結論を出すに至る要因はいくつかありますね。 文章から滲み出る性格、在籍してきた企業の文化が弊社と合わなそう、職歴があまりに短期に途切れている、などなど。。。 どれも判断に迷うのですが、個人的に一番迷うのはスキルのミスマッチによってNGと結論づけることです。 個人的にはスキルミスマッチは若手なら許容可能で、年次が上がってくるにつれ非常に厳しくなるという認識です。 加えて、たとえ若手でもミスマッチを生まないようにプライベートで何をやっているか、などなんらかの実績が必要となる、という感じです。 どれくらいだと「ミスマッチ」なのかそもそもミスマッチと書くのはあんまり好きではなくて、今までの経歴を棄損する印象があるからです。 例えば自分は、前職C++でゲ
@__timakin__です。エンジニアです。普段は基本的にクライアントやサーバーのコードを書きつつインフラ立てたりしますが、ぶっちゃけ一番好きなのがUIデザインだったりします。 ポートフォリオ作成前提のUIデザイン自分で何か作るものはUIデザインからやって、最近だとポートフォリオとして使えそうなものを適当に見繕ってdribbbleにあげたりし始めました。基本的に何か作るとき、国外に対して晒しても恥ずかしくないものを作りたいよねという気持ちでやっています。 で、それもあっていつも参考にするデザインを探すときは、Behanceだったりdribbbleだったりsketch.imだったりUIJarだったりします。とにかく雑にUIテンプレを使ったり、そのテンプレの延長で作れそうなものが上がってるサイトのものは使いません。日本のアプリで見慣れているものを作りたくないから海外のサイトばかり見る、という
つまり?無意識に上がりどまる生産性の壁を破るために買うべき JetBrainsのセールJetBrains この間JetBrainsの国際フレンドシップデーとかなんとかのセールで、ライセンスが50%オフになっていたので、今までめっちゃ重かった腰をあげて購入した。All Products Packの年間ライセンス134.46 USD。 結論からいうと買って正解だった。GoLandとWebStorm、RubyMineが直近使うもの。 何が良かったかGoLandを特に使っているのだが、コードジャンプがめっちゃしやすいし、既存のエディターで十分と思っていた補完よりはるかにお節介をきかせてくれる。 TypeScript書くときにWebStorm使ってるけど、これまたハイライトなどが優れているし、import文の挿入がシュッとしてていい感じ。油断するとすごい勢いで補完したりフォーマッタがかかるので、「落
つまりVRChatをやりましょう。きっと外に出たくなります。 はじめてのVRChatちまきんです。note初投稿です。ねこますさんの動画とツイッターを見て、年末くらいからVRコンテンツにはまりだして、HTC ViveとゲーミングPCを購入し、VRChatの世界に入っています。ツクモさんやG-Gearさんの店舗に行ったりして、何のPCがいいかなーとワクワクしながら物色していました。 最近ではご存知の方も多くなったと思いますが、VRChatはVR空間のSNSという説明をされることの多い、3Dアバターでの交流が可能なプラットフォームです。 しかし、少なくとも僕にはこの表現はあまりピンと来ません。VRChatというのは一個の世界であり、SNSという一個の機能的なものとはまた一線を画したものだと感じているからです。 僕が初めてThe HUB(VRChatでログインして初めて入るワールド)以外に行った
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