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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (16)

  • 石原慎太郎の目指すもの「嫌悪の狙撃者」 - 深町秋生の序二段日記

    とある仕事で、話題の人物・石原都知事のを読み返していた。 石原慎太郎の小説は、肌にあうものが少なく、代表作のひとつ「太陽の季節」も、「どうです! 若者らしいでしょう!」という押しつけがましさが嫌だった。 もっとも昔の青春小説なのだから、そう感じるのもしょうがないけれど、「太陽の季節」に限らず、まず既成モラルへの挑戦というテーマうんぬんの前に、ヨット、ボクシング、モーターボート、ナイトクラブ、親分の息子とつるんで豪遊とか、体育会系で友人自慢な感じが鼻持ちならず、なにかといえば金持ち大学生であったりとか、職業が医者という設定なども気にわなかった。「ヨットなんか知らねえよ、タコ!」というか。 もうひとつの代表作・長編「化石の森」にしても、長すぎて読めなかったが、とにかくドストエフスキーがやりたかったんだろうなあと思った覚えがある。 そんなわけで合わない作品が多いけれど、数年に一度は読み返して

    石原慎太郎の目指すもの「嫌悪の狙撃者」 - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/12/14
    穿った見方をすれば「世界平和のためなら人類全てを抹殺するべきだ」と信じて疑わないレベル。柔らかく言えば廚二病。/追記:談志師匠や殿のように芸事に殉ずればいいのに政にかかわったことがこの国の不幸orz
  • 一億総ヤクザ - 深町秋生の序二段日記

    うつくづくなんというかアナーキストでノーフューチャーな気分だ。安全ピンをシャツや耳にいっぱい刺して、発煙筒をもくもくと焚きながら街を練り歩きたい。アンチクライスト。ロンドンコーリング。女王陛下。 朝青龍の引退に続き、スノボ選手の服装問題(べつに問題でもなんでもないことを、さも問題であるかのように扱う世の中がすくいがたい病気だと思う)などを見ると、怒る前におそろしくなってくる。 この恐怖感はべつに今に始まったことじゃなく、成人式に参加した数万人のうちに含まれるごくごくわずかなお調子者のために社会面を数段ぶち抜きで報じた新聞(私の故郷の地元紙は社会面の3分の2ぐらい使って、酔っぱらってガラスを割ったバカに筆誅をくわえていた。社説もばっちり説教モード。新成人を祝福するどころか、みんな憎悪しているのがよくわかった)や、豊田商事会長刺殺事件やロス疑惑や松サリン事件を経てもまるで変わることのないメ

    一億総ヤクザ - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/02/15
    「常識とは過去の先入観なり」どなたの言葉でしたか。とにかく、思考を停止して狂った刃を振り回す連中には困ったものですねぇ深町センセイ。
  • ショッピングセンターの衰退と変化 - 深町秋生の序二段日記

    http://nicovip2ch.blog44.fc2.com/blog-entry-1268.html(ジャパネットのいつもの人が子供誘拐するとどうなるの? ニコニコVIP2ch) ははは。「脅迫状は、今朝の新聞折込でご覧ください!」か。腹かかえてしまったこのネタ話。 さてそんなジャパネットたかたの業績はこの不況下でも右肩上がりだという。そういえばテレビのCMもやたらと通販の類が多くなった。 http://newsweekjapan.jp/column/machiyama/2010/01/post-104.php(ポンティアック、タワレコ、MDディスク......2000年代に消えたもの やじうまUSAウォッチ ニューズウィーク日版) 町山さんのコラムでびっくりしたのは、CDチェーンだけでなくDVDレンタルのショップまで、オンライン配信や宅配型レンタルに押されてどんどん閉店していると

    ショッピングセンターの衰退と変化 - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2010/01/19
    それまでの交通強者=日本国民という図式から交通弱者+交通強者=日本国民という図式へ。/でもまだまだ北関東ではポスト自動車化社会に対してよからぬ煽動をしている輩が蠢いてるんだなぁ(LRT導入が進まないとか)
  • 結婚詐欺殺人。時代を映す犯罪などと。 - 深町秋生の序二段日記

    昼間にテレビをつけたら、恵さん(詐欺師的スマイルが昼にぴったり)の番組で、さっそく「女が結婚詐欺をする時代」とかなんとか、もうそういう特集を組んでいた。 早いなあと驚いた。もはや傷みの進んだしめサバのようなのりぴー事件を蹴飛ばす勢いの大物に、ワイドショーは狂わんばかりである。ミヤネ屋も発情した犬のように事件をたっぷりと扱っていた。ちなみにのりぴーが介護方面に進みたいとおっしゃったそうで、それに対して「介護や福祉業界はそんな甘いものではない!」と非難ごうごうであったが、どんな業界に進むかは人の自由であり、更生を誰もまじめに考えないという風土が浮き彫りになったなと思った。じゃあ女やくざになりますとか、芸能界に戻りますとか言えば、もっとブーブー言うくせに。どうせえっちゅうねん、とちょっとだけ憤りを覚えたのだった。 さて一昨日は「二人が不審死」昨日はそれが四人となり、今日は六人と報道された。大型

    結婚詐欺殺人。時代を映す犯罪などと。 - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/10/29
    善し悪しはともかく、「型にはめ」「レッテルをつける」ことによってメディアはそれを飯の種にできるのだ。それが、市井の人間にとって「こうでなければ嘘だ」という妄想に近ければ近いほど有効なのだろう。
  • 十年愛 - 深町秋生の序二段日記

    今朝は90年代ドラマ「十年愛」で腹がよじれるほど大笑い。知ってる人は知ってるんだろうけど、私は全然知らなかった。脚も狂っているけれど(冷たいやつ打ってないか?)、それを気でやるスタッフ陣や「おわあ!」って顔をしながら演じる大江千里(なつかしいね)も最高。全員が正気じゃないな。 「このドラマ……なに?」と思ったら、やっぱ有名なのね。普段は参考にしないウィキペディアもなかなか笑わせてくれた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%B9%B4%E6%84%9B 全11話で、1話ごとにストーリーが1年分進行し最終話では10年後になっているという斬新なコンセプトと、大江千里扮する田村雅一が、操作盤の故障(壊したのは斉藤慶子扮する吉野文)により高速回転するメリーゴーラウンド内に取り残された娘・雅美を助けようとして単身乗り込み、回転の遠心力で飛ばされて地

    十年愛 - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/08/22
    テニプリのアレってこのドラマのオマージュだったのか(違いますし見てないです
  • 定額給付金に物申す! - 深町秋生のベテラン日記

    小ネタ。 定額給付金を閣僚がもらうのかどうかという、大変どうでもいい問題が話題になっているようだ。高所得者が受け取るのはさもしいとかなんとか。 たしかになんの制限もなくあらゆる人間にばらまくのは反対だ。私もそのあたりにぜひ意見したい。たったひとつだけである。 「宗教団体への喜捨に使うのは不可」というのはどうか。宗教団体にくれてやっても景気に影響を与えられないぞ。 いやそれとも影響与えるのか。ちょっとは。まあ創価学会が嫌いなだけなのだけれど。池田大作に名誉学位を与えるための大学援助費とかに使われるだけだろ。どっか外国の。あといつも対談相手が微妙だよな。この間はゴルバチョフと対談してたよ。ゴルビーお金好きだからな。ピザ屋のCMに出ちゃうくらいだし。税金が回りまわってゴルビーのギャラになるのだろうか。なんかいやだな。まあ今年は都議選と衆院選もあるからなにかと入用なのかもしれないが。税金が選挙対策

    定額給付金に物申す! - 深町秋生のベテラン日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/01/11
    拡大解釈すると趣味嗜好に基づく物は大抵「ふざけた使い方」になる罠。/K明つながりで、昔「地域振興券」なる黒歴史物もそのような「ふざけた使い方」になるように仕向けたつもりだったんだろうけどさ(笑)
  • 深町秋生の序二段日記

    え、あけましておめでとうございます。ただいま元旦の午前2時30分であります。 さて20年ぶりぐらいに紅白歌合戦を見ました。総計で10分くらいでしょうか。もちろんPerfume目当てですよ。決まってるじゃないですか。とはいえ2分ぐらいの「ポリリズム」ショートバージョンだったわけで(でもあんまり見たことのない曲編集だったなあ。フルでもないのにポリリズム間奏ダンスが無理やり挟んであって)、感慨深いけれどちっともおもしくはなかった。「ポリリズム」去年の歌だし。 それにしても紅白って子供のころから赤面したくなるほど恥ずかしいイベントやMCづくしだったけれど、そこらへんは全然変わってなくて、いっぱしの大人たちがむりやり特殊学級のお遊戯大会みたいなことをさせられるところが返っておもしろかったですね。小学生の卒業式というか。「たのしかったしゅーがくりょこー、うんどーかい」とかそういうノリだったなあ。司会の

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2009/01/01
    コンテンツを楽しむほどの知性が必要でなく、その場のノリだけで十分なのがコミュニケーションであるならば、昨今のバラエティのやまいだれのついた"チセイ"しか感じられないのもむべなるかな。
  • 底抜け邦画でぐったり - 深町秋生の序二段日記

    http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/html/2008/20080428_1.html(破壊屋 少林少女) http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/2008_e6e8.html映画評論家緊張日記 少林少女) メモ程度。 いよいよ年末が近づいて、今年のベスト&トホホ映画のアンケートとか来て、あわてて話題になった邦画を見たのだけれど、「少林少女」と「L change the WorLd」を続けて見るという暴挙に出てしまい、限りなくヒットポイントを吸い取られてしまった。 この2つにはないけど、いまだに邦画でよくあるのが高級官僚やエリートたちがなぜか電気を落とした会議場で碇ゲンドウ風に手を組んでたりするやつ。広監督とかよくやるんだよな。最近の邦画は陳腐な記号が当に多い。未だに90年代を引きずってるというか。あと邦

    底抜け邦画でぐったり - 深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/12/11
    gdgd感がいい具合です深町先生。ステロタイプの悪者描写が許されるのは東映戦隊物までだよねー(ry
  • 深町秋生の序二段日記

    アメリカが清らかだったことはかつて一度もない。われわれは移民船のなかで純潔を失い、それを悔んだことは一度もなかった。アメリカの堕落を特定の事件や状況のせいにすることはできない。最初からないものを失うことはできないのだ。 「アメリカン・タブロイド」J・エルロイ さて町山さん(id:TomoMachi)の新刊「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」を読んだ。 忙しい忙しいと言いつつ、こうして読了&感想文アップをしているのは、このに収録されている週刊現代での連載コラム「アメリカで味噌汁」をすでにほとんど全部読んでいたからでもある。 町山さんのコラムによって、「アメリカという国に対する見方が変わった」という人は多い。週刊現代連載時にはあの屠畜ルポで有名な内澤旬子さんのイラストが載っていて、最終回だっただろうか、「アメリカは大嫌いだったけど、町山さんのおかげで見方が変わりました」とか、正

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/10/13
    『米国は巨大な島国である』という昔に聞いた一言を思い出しましたよ。
  • 深町秋生の序二段日記

    なにかの兆しがつづいている。テレビ各局がパチンコ、競馬、ロトシックス、膣カンジダ治療薬、競艇……のCMを流していた。ニュース時間帯に。あぜんとする。CMの質をとやかくいえるほどテレビ局の台所は楽ではないのだとか。 辺見庸「水の透視画法」9月20日山形新聞 今のテレビCMを見ているとなんだか複雑な気分になる。 なんだかんだ言ってもテレビはけっこう見ている。ニュースや格闘技番組ばかりだが、タモリ倶楽部やプロレス中継といった深夜のやつをガンガン録画して、暇があるとそれを見ている。しかしそれであぜんとさせられるのがCMだ。とくに深夜。 もうずっと昔から「うわ、最低。あのCM」とか「製作者低脳!」とか、まあ画面を見ながら言いたい放題だったのだけれど、最近はそんな怒りさえわかず、ただ暗い気持ちになる。 冒頭で引用した辺見庸氏の言葉を借りれば、ニュースという時間帯でさえCMはこうである。ゴールデンタイム

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/09/26
    でかい組織や業界が自画自賛しまくるのはこれ典型的な死亡フラグですよね。
  • 深町秋生の序二段日記

    上杉隆氏の「ジャーナリズム崩壊」を読んだ。 感想を率直に述べるとあまり面白くはなかった。 なにがどう崩壊しているのだろうとわくわくどきどき期待していたのだが、書で取り上げられていたのはなんと記者クラブについてだった。記者クラブだけといってもいいと思う。 メディアに批判的な目をもつ人間ならば、日の記者クラブがどれほど問題を抱えているかというのは多かれ少なかれすでにいやというほど知っていると思う。しかし書の内容は「記者クラブというのは権力に弱くて閉鎖的で談合しまくってて」といったもので今さら感がかなりぬぐえなかった。なにか違った部分を取り上げるわけでもなく、最後までとことん「記者クラブってのはいくないなあ!」という意見が続くのだから困ってしまった。「欧米のジャーナリズムはなかなかに立派だが、それに比べて日は」というスタイルもちょっと困りものだ。欧米のジャーナリズムが立派ならなぜ去年はパ

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/08/22
    『欧米のジャーナリズムが立派ならなぜ去年はパリス・ヒルトンのケツばかり追っかけていたのだろう。』ワラタ。スキャンダリズムやセンセーショナリズムは世界レベルと言うことですね深町さん(違う
  • 深町秋生の序二段日記

    さて花粉の季節である。今日は雑談。 先日、東京に行ったときに友人がでっかいマスクをつけていたのを見て、「ああ、花粉の季節だったなあ」と初めて気づいた。そのころ(三月上旬)山形はまだ雪が降っていた。 で、別の日会社の仕事の関係で環境省のサイトにあった資料を見たのだが、これが驚いた。 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=10769&hou_id=9271(平成20年春における都道府県別花粉総飛散量 スギ、ヒノキの総数 予測 確定版 PDF) 県によって花粉飛散量の数値が思い切り異なるのだ。飛散量単位は個/cm2である。 漠然と「日中どこもかしこも花粉だらけになる」としか考えていなかったのだが、こうして見ると差は大きい。 特に北関東が圧巻である。東京が3300という数値。栃木が6649。群馬が6706、そして茨城は日一の数字をはじき

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/03/19
    「やはり東京の住宅事情をなんとかするためにとられた林業政策が生んだ悲劇なのか」食糧行政(摂取後20年程度かけて免疫力を落とす添加物wなんちてwかんけーねーかw)が抜けてますよ深町先生と脱線。
  • 深町秋生の序二段日記

    田舎での車社会に疑問を呈しつつも、東京の電車も乗っていると気が滅入ることが多い。 どういうわけかいやな気分。理由が判然としなかったが、最近になってその原因が広告にあると気づいた。これがどうもいやな感じなのだ。 三作目の舞台が東京ということもあって、あちこち東京を取材して回り、いろんな電車に乗ったがとくに大江戸線が一番嫌な感じがした。視界に借金関係の広告が3枚もとびこんできた。「多重債務ご相談」「債務整理」と大書された弁護士事務所の広告。それに「きんり下げました」などとファンシー感覚を取り入れた消費者金融の広告(今までがアコギだっただけだろう)。今や電車の広告は消費者金融とこの多重債務者向けの弁護士事務所のやつで花盛りだ。地方に住んでいる人間のブログ(私も含めて)には東京に対するやっかみや格差問題を論じるものが多い。もしくは逆に東京自慢みたいなやつ。 しかし東京は東京でたいていはひどく貧乏く

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/03/11
    確かに電車広告はすでにカオスの域だ。/ただ、しんたろー感情線(大江戸線)や新宿線には、たまに広告が一切ない電車が来ることがある。あれもしんたろーの意向なのかなと邪知。/そうだとしたら力入れるとこ違うw
  • 深町秋生の序二段日記

    速水健朗さんの「自分探しが止まらない」を読んだ。 読み終えたあとに感じたのは恐怖だった。この感覚は斎藤貴男の傑作ルポ「カルト資主義」でも感じたが、現代日に覆う得体の知れないものの正体に肉迫しているように思える。凡庸な表現になるが、これこそが警鐘を鳴らしてくれる「社会の木鐸」というやつなのだろう。 ただ違和感を覚えたのは帯だ。バックパック背負った若者とゴス娘のヘタウマイラストがあって、「こんな若者にはもううんざり」と挑発的な文句が並んでいる。これはベストセラー新書の「他人を見下す若者たち」とかにならったものなのかは知らないが(こっちの著者名も速水だ)、の内容と乖離した帯は、宣伝になるどころか上滑りするだけではないかと思う。あれは「こんな若者につけこむ輩にはもううんざり」とすべきだったのだ。でもこれじゃあまり宣伝にはならないのか。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/2

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/02/21
    「自分探し」を「金の卵」、「人生はお金じゃない」を「明日は今日よりもっとよくなる」に変えるとあら不思議、団塊の世代と違和感がない・・・と思うのは俺だけでいい。(こじつけが過ぎたかなorz)
  • 深町秋生の序二段日記

    さて尊敬する速水さんの二冊目単著「自分探しが止まらない」がいよいよ発売となる。 それに合わせて私の自己啓発論というのを一つ語ってみたい。 まあ私はずーっと自己啓発的なものをぼろくそに言ってきた。みつを的メッセージやホワイトバンド、ライフハック、宗教。たぶんこれからもぼろくそに叩くと思うけれど、今日はまあ一時停戦。現代の自己啓発とはなんだろうという雑感である。 正直なところPHPとか大量に出回っている自己啓発とか、みつを的な路上詩人のメッセージとか、それらはみんな自己啓発とは違うものだと思っていた。そもそも自己啓発というのはめちゃくちゃハードなものだからだ。 来、自己啓発というのはこんなもんだと思った。どこかの施設に軟禁し、事を抜き、睡眠不足に追いやって、そこで徹底的にその存在を否定してやり、人格を一旦リセット。そんで再構築するという……まあ洗脳である。シベリア抑留兵や中国で捕虜になっ

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/02/13
    ってことは、今の「自己啓発」って自分が認められることで慰めてほしいというかまってちゃんかもと邪知。/だったら、美人できょぬーでやさしそうなおねいさんにでも・・・ゲフンゲフン。
  • 深町秋生の序二段日記

    ケータイ小説や山田悠介の小説がひどい。 という話をよく聞く。しかし大ベストセラー、映画化されて大ヒット、マンガ化されてメディア展開だ。 「中学生が教室で回し読みする落書きみたいな話」といった批判は多いし、実際のところ私もそう思ってしまうのだが、それをして「今の若者の文化が低レベル」といった思い込みもちょくちょく見かける。しかしそれは違うのではないかなと思う。 別に若者擁護をしようというのではなくて(若者の文化なんか知らないしな。携帯でメールも打てないし)、ふいに自分が過ごしてきたガキの頃の文化の馬鹿馬鹿しさを思い出したからである。 団塊ジュニア世代には常識みたいな話だが、当に冷静に振り返ってみると、80年代のガキ向け文化というのはかなり狂っていたと思う。ファミコンという新興娯楽が一気に日中を席巻したかと思うと、ゲーム会社がゲーム名人なる子供達のヒーローを仕立て上げた。ハドソン社の高橋名

    深町秋生の序二段日記
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2008/01/21
    「そもそもやることなすことすべてが脊髄反射のようなノリだった」このノリにあわせるだけなのに方や賞賛され方や貶められる、因果なものだ。/ でも文化ってそういうものなのかもという話。
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