ソフトバンクモバイルから発売されたパナソニック モバイル製の3G端末「810P」は、新しいスライド機構を採用した薄型の端末だ。新しい機構を採用するにあたっての苦労や新たな取り組みなどについて、担当者に話を聞いた。 インタビューには、パナソニック モバイルコミュニケーションズ 商品企画グループ 商品企画第二チーム 主事の山本 英治氏、同社 第二SBU プロジェクトマネジメントグループ プロジェクトマネージャーの松本 諭氏、同社 技術部門 商品開発センター 商品機構設計チーム 設計第六チーム 主任技師の齋藤 英治氏、松下電器産業 パナソニックデザイン社 AVCネットワーク分野 AVCNモバイルグループ コミュニケーションチームの北出 克宏氏の4名に参加していただいた。 商品企画担当の山本 英治氏 ――まず、「810P」の概要やコンセプトを教えて下さい。 山本 英治氏 (商品企画グループ 商品企