タグ

ブックマーク / ourworld.unu.edu (9)

  • ブッシュミートの賛否両論 - OurWorld 日本語

    アフリカではしばしば未開墾の森林地帯を「ブッシュ」と呼び、そこで得られる野生動物の肉を「ブッシュミート」と呼ぶ。同盟団体Bushmeat Crisis Task Force(ブッシュミート危機対策委員会)によると、営利、違法、持続不可能な肉の狩猟により、アジアや西アフリカでは野生動物の大規模な局所絶滅が起きている。 事態は危機的なスケールに達していると同委員会は語る。ブッシュミートを狙う狩猟(ブッシュミートハンティング)が、それまで対象でなかった国や生物にまで急速に拡大しているのだ。これは商業的な森林伐採の増加によるところが大きい。森林伐採のために整えられたインフラ設備が、森やハンター達と、発展を遂げる都市や増え続ける消費者を結び付けてしまうからだ。 国際林業研究センター(CIFOR)の研究によれば、ハンター、商人、科学者、自然保護論者、それぞれのブッシュミートに対する見解は異なる。しか

    ブッシュミートの賛否両論 - OurWorld 日本語
    unyounyo
    unyounyo 2015/05/24
    /俺現場主義でも保護主義者でもないけど。この人ジャーナリスト→動物学者→保護活動家。/最近の論調は逐ってないし誰にも同じようにしろとは言わない。
  • 持続不可能な農業と食料システム - OurWorld 日本語

    農業は地球上の限りある資源に対し非常に大きな影響を及ぼしていることが国連環境計画(UNEP)から委託を受け行われた重要な科学的評価で確認された。 報告によると、2007年度には地球上の全陸地面積の38%が農業のために使われ、水の消費においても農業が占める割合は70%以上に上る。「農産物による影響がこれほどまで大きいという事実が我々の報告書で明らかになり、とても驚いている」とノルウェー科学技術大学エドガー・G・ハートウィック教授は言う。 教授は2010年6月に発表された「消費と生産の環境影響を評価する:優先生産物と資源」の主執筆者である。この報告書は国連に対し独立した科学的アドバイスを提供するために設けられた持続可能な資源管理に関する国際パネルが制作した。 生産、消費、資源利用 報告書は「現在の経済活動が自然資源利用と汚染の発生に与える影響はどのように異なるのか」という問いに答えるために作成

    持続不可能な農業と食料システム - OurWorld 日本語
  • オックスファムが食料システムの再考を訴える - OurWorld 日本語

    国際的な支援団体オックスファムは、世界の料供給の厳しい状況を説明する飢餓に関する報告書を発表し、約10億人を飢餓に陥れた「壊れた」料システムを再構築すべきだと訴えている。 6月1日、オックスファムはGROWと呼ばれる世界規模のキャンペーンを開始した。このキャンペーンの目的は、料助成金に関する政策の変更、持続可能な農業の促進、料国際市場への投機に関する規制の強化に向けて、世界のリーダーたちに働きかけることだ。さらに富裕諸国の消費者に、自分の行動が貧しい人々や環境に与える影響について認識させることを目指す。 反省の時 「私たちのゴールは、世界の料システムを根的に変えることです。私たちが料を利用したり共有したり消費したりする方法を持続可能にするためです」とドイツ・オックスファムのマリタ・ヴィガータル氏はドイチェ・ヴェレ(ドイツの国際放送事業体)に語った。ヴィガータル氏は貿易と料安

    オックスファムが食料システムの再考を訴える - OurWorld 日本語
  • 地域の革新が世界の食料危機を救う - OurWorld 日本語

    おそらく最近の地球環境や開発における議論の場で圧倒的に注目されている問題は、2050年までに90億人に達する世界の人口を支える料を、いかにして調達するのかということだろう。2010年12月の国連糧農業機関の料価格指数が、前月と前々月に続いて上昇したこともあり、この問題はより深刻さを増している。この統合指数(肉、乳製品、シリアル、油脂、砂糖の商品価格を考慮に入れたもの)は今や215ポイントに達し、品価格高騰の危機として知られる2008年の181ポイントを軽く超えてしまった。 しかし世界銀行は、現在の状況に対して2008年ほど悲観的な見方はしていない。というのは、世界銀行が最近発表した世界経済見通し2011(Global Economic Prospects 2011)によると、開発途上国は高所得者層に比べて世界的な経済危機からの立ち直りが早く、今年度の世界経済成長の46パーセントを担

    地域の革新が世界の食料危機を救う - OurWorld 日本語
  • 日本の伝統的農業システムへの高い評価 - OurWorld 日本語

    Japanese agricultural heritage systems recognized. Photo by Shimako Takahashi. 気候変動、生物多様性の損失、料安全保障等の環境問題は、今日、地球規模レベルでの喫緊の課題である。一方、環境に配慮した持続可能な社会の実現が世界各地で広く求められている。そうした中、これまで見過ごされがちだった地域資源としての伝統的農業や文化・慣習、地域社会の取り組み等の中には、持続可能な社会の実現に向けた様々なヒントや教訓が見出される。 世界農業遺産(正式名称はGlobally Important Agricultural Heritage Systems: GIAHS [ジアス])は、グローバル化の影響によって衰退しつつある伝統的な農業、文化、土地景観などを保全し、その持続的な活用を図ることを目的とした、国連糧農業機関(FAO、

    日本の伝統的農業システムへの高い評価 - OurWorld 日本語
  • 討論会2.0:石油と引換えに補償金? - OurWorld 日本語

    unyounyo
    unyounyo 2011/11/05
    これらしい。つまり煽っておいて補償金募ろうってこと? ナイジェリアやニジェールの話と比べるといいと思うが何かの違和感がある。
  • モンサント社なしで世界を養う方法は? - OurWorld 日本語

    毎日1分ごとに、私たちの地球は255人の赤ん坊を世に迎え入れている。これは、新たに養わねばならない口が毎年1億3,400万人分増えるということだ。今後30年の間に、世界の人口は合計で22億人増加することになる。 遺伝子工学を用いて、植物に除草剤や殺虫剤への耐性を持たせたり、収穫量の増加を理論的に可能にするような特性を与えたりすることを、世界中の人々が受け入れなければならない主な理由として、アグリビジネス企業大手、モンサント社の最高経営責任者であるヒュー・グラント氏は、世界の人口が急激に増加していることをしばしば引き合いに出す。グラント氏を始め多くの人々が、遺伝子組み換えを行わなければ、世界の人々は餓死する運命にあるということを確信しているようだ。 しかし、もっとよく調べてみると、このような「参加するか死か」という立場は、見かけほど絶対的なものではない。The Union of Concer

    モンサント社なしで世界を養う方法は? - OurWorld 日本語
    unyounyo
    unyounyo 2011/10/25
    飢餓の原因は天候不順もあるが、土地略奪や相場の影響が大きい。米独禁法当局が機能してませんて書いてある。むしろバイオメジャーや穀物商社(投機も)は飢餓に直接の責任があると思う。
  • ナイジェリアの原油流出問題 - OurWorld 日本語

    キャッサバの農園を延々と歩き、ついに私たちはナイジェリアの村Otuegweの近くにある原油流出現場の端に到着した。そこには沼地が広がっていた。私たちはカメラとノートを頭上にかかげ熱帯のぬるい水の中を進んでいった。沼が見えるはるか前から原油の臭いがしていた。給油所の悪臭と腐った植物のにおいが重く混ざり漂っていたのだ。 奥に行けば行くほど、吐き気が増してくる。まもなく私たちは軽質のナイジェリア原油の中を泳いでいた。この原油は世界で最高品質と言われるものだ。ニジェールデルタ地帯を縦横に走る数百ものパイプラインは作られてから40年も経つものだが、そのうち1が腐し数ヶ月に渡って原油を垂れ流していたのである。 今では森も農園もすべてが虹色の油で覆われている。井戸は汚染され住民は途方に暮れるばかりだ。どのくらいの量が漏れ出したのかもわからない。 「網も小屋も魚籠も失った」とOtuegwe村長であり

    ナイジェリアの原油流出問題 - OurWorld 日本語
    unyounyo
    unyounyo 2011/09/25
    米国消費量の4割生産、らしい。エクソン・モービルの施設からも漏れててシェルの時と同じ対応。
  • シェル裁判とエコサイド撲滅の機運 - OurWorld 日本語

    住民の長年の奮闘が実り、ついにオランダの巨大石油会社、シェル社はニジェール・デルタ地帯で引き起こした大損害に対する法的責任を取ることになった。同地帯では、推定1000万ガロンにのぼる原油流出が起きている。 ロンドンで起こされた集団訴訟で、シェル社は、ボド・ボニー・トランスニジェール・パイプラインが2008年に破損したことの全責任を負うことになった。なお、コートジボワールの地域住民とロンドンの法律事務所も同様に、石油会社に責任を認めさせた。 このような判例はおおいに喜ばしいことだ。しかし、こうして勝訴しても、ニジェール・デルタ地帯のコミュニティと自然環境が、社会および環境の両面で不当な行いに苦しめられた数十年を取り戻すことはできない。 悪事の償いがなされている間、法律は事後対策として行使されているように見える。ニジェール・デルタ地帯がかつての姿の片鱗を取り戻すまでには数十年もかかるだろう。こ

    シェル裁判とエコサイド撲滅の機運 - OurWorld 日本語
    unyounyo
    unyounyo 2011/09/22
    「環境改変技術敵対的使用禁止条約」ってあったんやな。
  • 1